カネノナルキが・・・ 投稿者:
なおこ 投稿日:2003/10/06(Mon) 09:09 母からもらったカネノナルキが元気がありません。もともと弱っていたのですが次から次へ葉っぱが落ちてしまいついに1枚になってしまいました。よく育て方を知らったせいもありきっと水のやりすぎだったのだと思います。調べてみると育てやすい植物なのに。今からでも復活できるでしょうか?もしかしてお金がない人には育てられないの?!!
Re: カネノナルキが・・・ 投稿者:
greenfinger 投稿日:2003/10/06(Mon) 09:48 すっかり腐ってしまわなければ復活はできるとは思います。
さて、どうしたらよいでしょう?。というのがご質問なのだと思い
ますが、どのようにお育てなのかがわからないので、具体的なお答え
ができません。
どんなところにおいているのか、これから冬はどこにおこうと思って
いるのか、どのくらいの大きさの鉢にどのくらいの大きさの株がいくつ
植わっているのか、いつからその鉢にうえているのか、いままでどの
ように育てていたのか、肥料は与えていたのか、どんな具合に水を
与えていたのか・・・。
水遣りについても、多すぎる場合以外にも、いつもちょろちょろと与
えていたとか、受け皿に水がたまったままだったとか、鉢の中が湿って
いるときに直射日光があたってなかがゆだってしまったとか・・・。
こういった原因は根を傷め、落葉につながります。
また、日照不足、肥料のやりすぎ、植え替えを長年怠ったことによる
根詰まりなども落葉の原因になりえます。
それぞれ対応が違うので、何が原因かを特定しないと・・・。
なお「金のなる木」はベンケイソウ クラッスラ属の花月と呼ばれる
植物の別名です。
葉が小さいうちに5円玉をはめて、葉が成長すると付け根にお金が
生えているように見せることができ、葉も長い間落ちないので、
ここに目をつけてお金をはめて売られたことからこの名がついてい
ます。
本来はお金にはまったく関係ない植物ですので、お金の有無は
育てるのに関係ありません。うまく育てられることと、お金は
無関係です。
Re^2: カネノナルキが・・・ 投稿者:
なおこ 投稿日:2003/10/06(Mon) 10:09 > すっかり腐ってしまわなければ復活はできるとは思います。
>
> さて、どうしたらよいでしょう?。というのがご質問なのだと思い
> ますが、どのようにお育てなのかがわからないので、具体的なお答え
> ができません。
>
> どんなところにおいているのか、これから冬はどこにおこうと思って
> いるのか、どのくらいの大きさの鉢にどのくらいの大きさの株がいくつ
> 植わっているのか、いつからその鉢にうえているのか、いままでどの
> ように育てていたのか、肥料は与えていたのか、どんな具合に水を
> 与えていたのか・・・。
>
> 水遣りについても、多すぎる場合以外にも、いつもちょろちょろと与
> えていたとか、受け皿に水がたまったままだったとか、鉢の中が湿って
> いるときに直射日光があたってなかがゆだってしまったとか・・・。
> こういった原因は根を傷め、落葉につながります。
> また、日照不足、肥料のやりすぎ、植え替えを長年怠ったことによる
> 根詰まりなども落葉の原因になりえます。
>
> それぞれ対応が違うので、何が原因かを特定しないと・・・。
>
> なお「金のなる木」はベンケイソウ クラッスラ属の花月と呼ばれる
> 植物の別名です。
>
> 葉が小さいうちに5円玉をはめて、葉が成長すると付け根にお金が
> 生えているように見せることができ、葉も長い間落ちないので、
> ここに目をつけてお金をはめて売られたことからこの名がついてい
> ます。
>
> 本来はお金にはまったく関係ない植物ですので、お金の有無は
> 育てるのに関係ありません。うまく育てられることと、お金は
> 無関係です。
>
いろいろ原因があるようですね。
植物の置き場が南側で直射日光の当たらない所。たまに天気の良い日に日に当てていたといった感じです。
まだ買って2年位なので幹の太さは1.5cmくらいで枝が5本、そのうちの1本が枯れてきてます。枝は全体的に細く貧弱。
水やりはセラミスで育てているので乾いたらセラミスが湿るくらい与えてました。セラミスに植え替えたのはここ2ヶ月くらい前です。
肥料は液体肥料を与えたことがあります。
新しい葉が出てても数日経つと落ちてしまうといった感じでした。
冬を越して厚い葉がぎっしり付いたカネノカルキにしたいです!!
Re^3: カネノナルキが・・・ 投稿者:
greenfinger 投稿日:2003/10/07(Tue) 09:43 セラミスということは、ハイドロカルチャーでお育てでしょうか?。
容器に穴がなくて水を貯めるものですか?。それとも用土をセラミス
単用にしているのでしょうか?。
ます、金のなる木は本来は日照が好きな植物です。真夏の直射だけは
強すぎ、午後は遮光したほうが無難ですが、本来の姿に育てるには十
分な日光が必要です。
また、本来は雨の少ない、排水の良い地域に生えていますので、雨が
降るときはザーッと降り、十分な水が得られますが、すぐに水は地中
に吸い込まれ、そのあとはしばらく乾燥した時期が続きます。
この状況を栽培下で再現してあげればよいのです。
つまり、日光に当て、水はたっぷり与えるが、与えた水はすぐに鉢の
底から出て、そのあとは土が乾いて数日たってからまた、たっぷり与
えることです。
まず、ハイドロの場合、与えた水は容器にたまります。長い間湿った
状態は苦手で、根が腐りやすいです。そして、もしこの状態で直射日
光にあてると、水がお湯になり、根が煮えてしまいます。
セラミス自体には養分がありません。なので、これだけで植えている
と養分が不足し、成長は衰えます。もともとハイドロは、貧栄養で育
てて成長を抑え、植えた時の姿をできるだけ長く持たせることを目的
としています。なので、弱った植物や、子苗をこれから大きく元気に
成長させるものにはむきません。ハイドロでなくとも単用で鉢植えの
土として用いても同じです。
水遣りも、土が湿るだけ・・・では足りません。どの植物でも一緒で
すが、水遣りは与えるときは底から流れるくらいたっぷり(流れた水
は都度捨てる)、そして次は乾くまで待つ、が基本です。
根も呼吸をしており、実は空気を必要としています。たっぷり与える
と、土の中の古い空気がぶくぶくと出てきます。水が引くと新しい空
気を吸い込みます。また、たっぷりあたえることで、鉢の中に十分に
水がいきわたります。根からでた老廃物も洗い流されます。
たっぷり与えず、流れた水は鉢に浸らないようにしないとこれらが
実現できません。
乾燥を好むものは、水遣りの間隔を更に空け、そうでないものは土の
表面が乾いたら与える、というように、乾かし気味の管理とは、水遣
りの間隔で調整するものです。
また、植え替えしたときに、土を全部落としたのであれば、更に植え
替えによる根傷みにより枯れてきた、あるいは生育が衰えていること
もあります。ここは具体的にどう植え替えたのかわからないので詳し
く判断できません。普通の植え替えでも人間でいえば開腹手術に相当
するくらいのダメージを与えます。土を全部落とすのは非常事態でな
いと行わないのが普通で、これは心臓手術のような重大なもになりま
す。もともと元気なものも、植え替え時、あるいはその後の対応がま
ずければそれがもとで枯れることがあります。
教えていただいた状況だけで判断すると、日照不足、栄養不足、水や
りの不適切、植え替えによる根傷みが原因なのではないかと思いま
す・・・ほとんど全部ですね(~_~;)。
今後どうするかですが、おき場所が温室などでなく、一般の家庭で朝
方はある程度気温が下がる、と仮定しての話で回答します。
とりあえず今から植え替えはできません。気温が下がり、生育を止め
る休眠期に入りますので、植え替えしても回復が思わしくないからです。
とりあえず、水管理を改善し、冬は暖かい日の午前中に水を与え、
夕方にはある程度吸収されるようにします。次の水遣りは土が白く
乾いて1週間程度待ってから与え(葉がほとんどないので、乾くま
でにかなり間が空くと思いますよ。また、ハイドロの場合は水をい
っぱい入れたら、その水を捨ててしっかり水を切ると良いでし
ょう)、肥料等も一切与えず、明るい部屋か窓辺で過ごします。
乾かし気味なら、結構寒さには耐えますが、凍ったり霜にあたると
枯れてしまいます。
当面はこれで過ごし、春にできれば土に植え替え、水も土が乾いて
数日たったら与えるようにします。ついでに茎を切り戻し脇芽をだ
させ、日光を十分に与えて管理すれば、(いずれは)緑の濃い、
厚みのある葉になります。また葉のふちも赤くなり、きれいになり
ます。
生育はそれほど早くないので、ちょっと時間がかかりますけど。
なお、今まで日陰でそだったものを、急に日光に当てると日焼けしますので、曇りの日に外にだしたり、遮光したりしながら1週間程度か
けて慣らすと良いです。
枯れてきているものは腐ってきている可能性があります。
腐ってきているなら、思い切って処分してはどうでしょう?。
残った緑の部分を切り取り、挿し木もできますが、これからは
気温が低く成功率が低いこと、それから全部で5本ありますの
で、何が何でも、残さなければいけないとまではいえないと
思われることからの判断です。
今までの管理も見直し、新しいことも初めて・・だと人間の
方も参ってしまいますから。
いったん落ち着けば丈夫な植物ですから、数年かけて見事な
株にしてください。
Re^4: カネノナルキが・・・参考になるかどうか 投稿者:
mimi 投稿日:2003/10/07(Tue) 20:18 私も、この木に関してはこのコーナーでアドバイスを頂いてます。但し、私 の場合は「どこまで成長するの?」ですが・・
我家の「カゲツ」は毎年、初夏〜真夏にかけて著しく成長します。用土 は市販の培養土にゼオライト、パーライト、ピートモス、バーミキュライ トを更に加えます。分量は自己流ですが、給水時にたっぷりと水を含み、 翌日には表面がサラッとしている状態に保っています。真夏でも(ガンガ 直射日光にさらされてます)が給水は2日に1回程度。 但し鉢底から水 がたっぷりと出るまで与えます。肥料は年1回、油粕の固形を与える程 度。専門的な事は全くの素人ですが、植物も 動物同様に意思表示があり ますよ。水を充分に含んだ時の「ゲ〜ップ!の音が目安かな。今から先は 水は控えめです。真冬でも晴天の暖かい日が続く時は大鉢を引きずって
玄関先に出し水を与えます。要は日光が大好き!なんです。日に宛てるほ 肉付きのいい葉に育ち、葉の周辺がほんのりと、色づきます。幹が大きく なると根詰まりして葉が萎縮しますので直ぐにわかります。
カゲツの花は感動的ですね。多肉植物の花は(サボテンも含め)短い命です がこの世の花とは思えないくらい綺麗です!
お願いです! 「金のなる木」と言えども、5円玉を新芽に置く事だけは 止めてください。新芽が成長したときその部分だけが当然5円玉の穴の大 きさにしか成長しません。「苦しいよ〜助けてよ!」って泣いてます。
植物虐待です。止めましょうよね
Re^5: カネノナルキが・・・参考になるかどうか 投稿者:
なおこ 投稿日:2003/10/08(Wed) 00:59 > 私も、この木に関してはこのコーナーでアドバイスを頂いてます。但し、私 の場合は「どこまで成長するの?」ですが・・
>
> 我家の「カゲツ」は毎年、初夏〜真夏にかけて著しく成長します。用土 は市販の培養土にゼオライト、パーライト、ピートモス、バーミキュライ トを更に加えます。分量は自己流ですが、給水時にたっぷりと水を含み、 翌日には表面がサラッとしている状態に保っています。真夏でも(ガンガ 直射日光にさらされてます)が給水は2日に1回程度。 但し鉢底から水 がたっぷりと出るまで与えます。肥料は年1回、油粕の固形を与える程 度。専門的な事は全くの素人ですが、植物も 動物同様に意思表示があり ますよ。水を充分に含んだ時の「ゲ〜ップ!の音が目安かな。今から先は 水は控えめです。真冬でも晴天の暖かい日が続く時は大鉢を引きずって
> 玄関先に出し水を与えます。要は日光が大好き!なんです。日に宛てるほ 肉付きのいい葉に育ち、葉の周辺がほんのりと、色づきます。幹が大きく なると根詰まりして葉が萎縮しますので直ぐにわかります。
> カゲツの花は感動的ですね。多肉植物の花は(サボテンも含め)短い命です がこの世の花とは思えないくらい綺麗です!
> お願いです! 「金のなる木」と言えども、5円玉を新芽に置く事だけは 止めてください。新芽が成長したときその部分だけが当然5円玉の穴の大 きさにしか成長しません。「苦しいよ〜助けてよ!」って泣いてます。
> 植物虐待です。止めましょうよね
>
>
> ご意見ありがとうございました。
お話を聞いてるだけで立派なカゲツなんでしょうね。うらやましい かぎりです。
これからは水遣りも控えめで日光にいっぱい浴びてもらって
花が咲くようなカネノナルキにがんばって育てていきます。
ありがとうございました。
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Re^6: カネノナルキが・・・ありがとうございます♪ 投稿者:
なおこ 投稿日:2003/10/08(Wed) 01:09 >いろいろ詳しく丁寧にありがとうございました。
セラミスとはハイドロの種類でメーカー名でした。
私は穴の空いていない容器で育ててます。
きっとgreenfingerさんの言われる通り水遣りと日照不足が主な原因でしょうね。
これからの時期は植え替えは厳禁のようなので日光にいっぱい浴びてもらい注意を払った水遣りで来年の春には元気になっているようにがんばって育てたいと思います。
元気がなくなりはじめたことに相談すればよかったです。
ほんとに助かりました ありがとうございました。
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