弱ったウンベラータの世話 投稿者:
月子 投稿日:2004/01/21(Wed) 22:28 現在、暖房などはいっさい使用しない室内で、
すだれ越しの光がはいる明るい部屋に、
1.5メートルほどのフィッカスウンベラータを置いています。この環
境で3年目になります。
昨年の夏には、この掲示板で教えていただいた方法も試した結果、
挿し木で、子供もできました。
その後カイガラムシが、取っても取っても退治できず
徐々に購入当時の生き生きした葉の感じは無くなってきてはいまし
たが、更に、ここ数ヶ月ほど、受け皿に水がたまった状態がつづい
ていたのにきづかず、
葉が垂れ下がり始めて、やっと気がつきました。
いま、完全に乾いた土に植え替えて、3日ほど経ちます。
水遣りをひかえていますが、一度元気が無くなった葉は、
黄色くなり始めて、たぶんすべて落ちてしまう気配です。
今後、水遣りをどのタイミングでしたらいいか、
カイガラムシを完全に退治する方法があるのかなど、
経験のある方に教えていただけないかと思い、
なご実さんのお薦めをいただいて投稿してみました。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
Re: 弱ったウンベラータの世話 投稿者:
walker 投稿日:2004/01/22(Thu) 00:17 暖房もない部屋でうえかえしたんですか?
引き金を引いているのではないかと思います。
水遣りは土の表面が乾いてから底から流れるくらいたっぷり与えます。
ここを読むとくどいくらい繰り返してかかれてます。
また、鉢皿にたまった水は都度捨てるか、鉢が大きければ浸らないよう
レンガなどを敷きます。
理由は・・・。根は呼吸してるんです。土が湿っている間は水は
足りてます。人間でいえば水がいらない状態。
湿っているところに水を与えるのは、人間でいえば水攻め。もういい
というのにホースで水を流しこんでいる状態。
しかも水浸しなら、首を絞められている状態。
ちょっとむごく聞こえますが、本当にこんな感じです。
葉の元気がない(生気がない)のは、カイガラムシというよりは
水管理の失敗でしょう。また、部屋の温度も気になります。
弱った木にはカイガラムシが大発生しやすいです。
まずは木を健全に育てることです。
暖房のない部屋が何度になるのかわかりませんが、熱帯産の観葉
植物の植替えは、生育期(最低20度以上)ある時期に行わないと
いけません)。
越冬温度はもっと低いのですが、それほぼ生育を停止している状態
です。
今はとにかく枝をかなり切り詰め(全体の3分の2を残すくらい)
とにかく最低気温を高く保てる部屋におきます。
カイガラムシは薬剤が効きにくく、自然状態では幼虫の発生時期が
わりと決まっていて、薬剤の効きやすい幼虫をその時期に退治する
方法もありますが、温度があれば周年発生します。
やはり基本は定期的なこすり落としで、やわらかい歯ブラシなどで
虫がいるいない(見える見えない)にかかわらず全身をやわらかく
こするといいでしょう。強さは虫が剥がれ落ちるくらいでよく、
樹皮を傷つけないようにします。
こすった後は全体をシャワーで洗い流す。
これを3週間に1度くらい、3回から4回行い、あとは様子をみて
行います。
ついでに浸透移行性の薬剤をまいておきます。
木が健全ならそうは発生しなくなります。
でも、なんだかもうだめっぽい気が。植替えって、土全部落とした
んですか?。
それなら更に状況は悪いです。根は毛根(産毛のような根)から
水、養分を吸うのですが、土を全部落とすと、毛根はほとんど落ちて
しまいます。しかも無暖房なら根の再生もままなりません。
さらに落葉すると思います。根から吸える水が減っているので、葉も
落とさないと木が脱水します。
暖かいところ(暖房の熱、風は当たらない、温度の安定したところ)
において管理し、もし復活すればもうけもの、くらいのところだと
思います。
これを機会に本でもしっかりよんで、育て方を再度確認してください。
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...お返事ありがとうございます。 投稿者:
月子 投稿日:2004/01/22(Thu) 15:27 お返事ありがとうございます。
暖房はしないのですが、部屋の温度は22度ぐらいで一定です。
その分、換気がわるいかもしれません。
こどものウンベラータは元気ですくすく育っています。
自慢掲示板に写真をUPしたいくらいです。
あとでしてみます。
髭根は、ハイドロ栽培だったためか、無理なく土離れ(?)したので
あまり痛めつけてはいないと思うのですが、
見えない傷がついたかもしれませんね。
主な原因は水攻め、、のようにおもいます。
もう2日ほど水切りをしたら
少しずつ、水遣りをはじめようとおもいます。見守るしかないですね。
本も読んで勉強したいと思います。
なにか良いご本をご存知でしたら、教えていただけませんか?
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...お返事ありがとうございます。 投稿者:
walker 投稿日:2004/01/22(Thu) 16:36 22度で一定ですか・・・。
それなら植替えは可能ですね。
根も腐ってしまっているなら、健全なところだけを残して
丁寧に洗い、清潔な用土に植替え、枝もかなり落とします。
無暖房、ときいててっきり10度以下を想定してしまいした。
その前提でカキコしたので、やや先走っているかもしれません。
相談の際には具体的な記述のほうが、早く的確なアドバイスがも
らえますよ!。抽象的な表現であれば、こう書いたら世間一般の
人が判断する基準で回答がかえってきますので、ご自身の環境が
一般と異なる場合には合わないこともあります。
本に関しては好き好きもあるので、これ、という推薦はここでは
いたしませんが、ポイントのみ。
まず読みやすいこと、誤解を招くような表現、変に難しい表現が
ないこと。
そして、なにか作業をする、管理をするのに、なぜそうするのか、
が説明されているもの。
比較的新しくかかれたもの。
筆者がしっかり明記されているもの。
この辺がポイントでしょう。
文章が分かりにくいのは問題外です。
また、何かするのに理由がかいていないと、してはいけないとき
にもやみくもにその作業をしてしまったりします。
こちらのサイトの育て方のコーナーも分かりやすくて良いですよ。
インターネットでもかなりのHPがしっかり書かれていると思います。
ちょっとそちらの現状には合わない解答になってしまい、
お詫びいたします。
まずは枝の整理、カイガラムシの駆除、を行い、1日に数回
全体に霧を吹いて(葉水)あげてください。
場所は日当たりの良い所で言いと思います。
肥料は芽吹いてぐんぐん育ち始めるまでは不要です。
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...お返事ありがとうございます。 投稿者:
るびぃ 投稿日:2004/01/22(Thu) 17:09 受け皿に水が溜まっていた。。。。
と
ハイドロだったので。。。
との部分が一致しないので、結局どのように管理されていたのか
わかりませんね。
どちらにせよ、3年間おいてあったとのことから、購入のまま3年置いてあったのでしょうね。
普通の鉢植えなら根がまわって根詰まりして弱り始めていた。。。。
あるいは、ハイドロなら適切な肥料をあげてなかったので弱り始めた。。。
とも考えられます。同じ環境で小さい苗はよく育っているわけですから。
おそらくそれも疑問のひとつですよね。
回答してもらいやすい質問方法というのもあるのですが、初心者さんですと、なかなか難しいと思います。
完全に乾いた土に植え替えたとのことですが、どれくらい根は水をもらっているのでしょうか?
それだけの室温があれば完全に水を切ってしまうとキツいと思いますが。
用土は、肥料分のないものにされましたか?
春、芽(葉)がいっぱいになるまで肥料はいりません。腐った根は乾かしたからといって健全にはなりません。
落ち着いて水をあげて、乾くまで待つと良いと思います。
初心者さん向きの園芸書では、まだまだウンベラーダの育て方は載っていないと思います。
同じクワ科のフィカス属のベンジャミンやガジュマルを参考になさるのも良いかと思います。
http://dictionary.bloom-s.co.jp/kanri/benzya.htm
葉は日照不足でも落ちますし、、、、、今回の場合は一度、落ちた方がいいかも知れません。葉が水分を蒸散させるのに根からの水分がおいつかないからです。
実際のところ、まだまだ高価なウンベラーダは育てたことがありません。
憶測ですので、参考までに。
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...わかりにくい質問でした。 投稿者:
月子 投稿日:2004/01/22(Thu) 18:50 わかりにくい質問をしました。
3年の間に植え替えは2度しています。
今回も根づまりはありませんでした。
根は小さいぐらいで
呼吸がしやすいかと思い
ハイドロボールが多いめの鉢植えにして
受け皿に水が出るようにしておりました。
ハイドロ、と言い切ったのは、
間違いですね。
大きい枝は二股に2本だけです。
少し長く伸びた枝が2本あったのですが
去年の夏に2本とも挿し木をして
1本だけ成功しました。
なので、大枝2本の先に
細い15センチ長さほどの小枝が数本出ている先に
葉がついています。
昨日の夜から、葉が黄ばんで、落ち始めました。
春先に同じことがあったときは
その後1ッ週間で全ての芽が
たけのこのように伸びて
葉が元通りになって、
びっくりしたことがありました。
さすがにこの寒さでは、
そんなことは望めないと思いましので
アドバイスいただいたように
葉水をあげて、様子をみながら
鉢にも水をあげてみようとおもいます。
この3年間、適切な肥料がわからず、
すべての観葉植物用の錠剤と
ハイボネックスのうすめ液を
数えるほどの回数あげたことを思い出しました。
そのときは、葉から糸をひく樹液がでて
床がべたべたになり(いまも多少ありますが)
香りもむせ返るような青臭い匂いになったことが
ありました。あれが、一番元気な状態なのでしょうね。
HP参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...ウンベラータの赤ちゃん 投稿者:
月子 投稿日:2004/01/22(Thu) 23:38 元気なほうの赤ちゃんウンベラータを、
ご自慢掲示板にUPしてみました。
こちらはカイガラムシが付かないように
いまから気をつけています。
親のほうも
このくらい回復させてあげたいです。
Re: 弱ったウンベラータの世話 ...ウンベラータの赤ちゃん 投稿者:
るびぃ 投稿日:2004/01/24(Sat) 17:19 赤ちゃんの方、元気でよかったですね!
用土について、よく見直してみてください。
ハイドロボールは軽石によく似たもので、排水のために少し混ぜたなら
ともかく根がはれないほどに大量に混ぜるものではありません。
水はけとのバランスはありますが、やはり細かい土の方が細根は発達します。
また水をためるハイドロカルチャーと普通の鉢での栽培は違うものです。
それから、元気なときからベタベタしていた。。。。
ベタベタはその時、すでにカイガラムシが付いていたと思われます。
walkerさんが書かれたように、定期的な除去と薬剤の使用が必要でしたね。
これから、がんばってくださいね。
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