ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
光合成 投稿日:2003/09/06(Sat) 11:49 初めまして。こんな頁があると知りビックリしました。
私ははなきりんをもう7年ほど育てているのですが、
毎年赤い花を咲かせて私を喜ばせてくれていたななきりんが、
最近パッタリと咲かなくなってしまいました。
前に鉢換えをした時に入れた土が悪く、微小な虫がついてし
まったので、その土は変えて、虫はとりあえずいなくなった
のです。その後、一輪だけ咲いてくれたのですが、もう咲き
ません。葉は元気で、どんどん新しい葉も出てきているので
すが・・・。日当たりはいつも良くしていますし、水遣りも
(適当と言われる)2週間毎くらいにあげています。
なにか、良い方法があるでしょうか? もう一度あの可愛い
花が観たいのです私・・・。宜しくお願いします。
Re: ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
まつ 投稿日:2003/09/06(Sat) 12:48 鉢花はやや小さめの鉢の方が良く咲きます。大きめの鉢にすると
栄養成長(根の張りが良くなって枝や葉が増える)になってしまい
花が咲きにくくなります。また窒素分の多い肥料を与えても同様
です。花を着けるには夏の時期にリン酸分の多い緩効性肥料を
与えます。やや根詰り気味の方が植物は生命の危機を感じて子孫
を残そうと花を着けるようです。しばらくそのまま育て続ければ
また開花するようになると思います。
Re^2: ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
光合成 投稿日:2003/09/06(Sat) 17:50 まつさん、早速ありがとうございます!
なるほど、確かに葉や枝が増えていますね。
どんどん背高になってきているので、それに合わせて
鉢も少しずつ大きくしていたのです。
思わず膝ポン状態の回答でした(^^)
再度小ぶりの鉢に戻した方が得策でしょうか?
小枝は剪定の必要はありませんよね?
必要があっても、私にはとても切れませんが。。。
悩んでいたので、ホッとしました。
まつさん、感謝です♪
Re^3: ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
まつ 投稿日:2003/09/07(Sun) 09:00 小ぶりの鉢に戻す必要はありません。(^^;
植替えを繰り返すとどうしても根が傷みます。ある程度成長して
やや根詰り気味になればまた花を着けると思います。その時は
株が大きくなった分たくさんの花が見られるでしょう。
Re^4: ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
仙人掌 投稿日:2003/09/07(Sun) 09:48 花キリンはユーフォルビア属の多肉植物です。大抵の多肉植物は直射
日光を当てると何らかの障害が生じるものですが、花キリンは直射日光
に当てても大丈夫な品種です。日陰や室内ばかりでの栽培では背丈が
伸びるだけで花も少なくなります。十分に日光に当てて丈夫にさせる事
が大切です。
日光不足では枝が伸び放題になり、葉も少なくなります。当然、花の数
も少なくなります。見た目が悪くなり観賞用の価値が損なわれます。
今時分でも挿し木は可能ですが、休眠期からさめた春に刈り込んで挿し
木をするのが良いと思います。それまでに回復をさせる事が大切です。
植え替え時期は4〜9月の暑い時期を避けて行ないます。今でも可能で
すが、今からでは休眠期に入る準備を植物が行なっていますので、なる
べく根をいじらないほうがいいと思います。春になり生長期に入ってか
ら行なって下さい。
挿し木は、不要な枝を剪定したものを使います。全体のバランスを考え
て切って下さい。切り取った枝からは白い粘り気のある液状の汁が出ま
す。汁が出たままで挿し木をすると根が出にくい場合があります。必ず
水で汁を洗い流し、出ない事を確認してから切り口を乾燥させて挿し木をするようにして下さい。
用土は川砂を主体にした水はけの良いものを使用します。水遣りは期間
を決めて遣る事はしないで下さい。土が乾いたら与えるのが原則です。
その際に必ず指で土の乾き具合を確認する事を行なって下さい。水遣り
を決めた間隔で行なうと、何らかの障害が出ます。2週間に1回、忘れ
た頃に与える遣り方は問題があります。必ず自分の指で確認をする事を
忘れないようにする事です。
鉢は大きければ良いと言う事は、サボテンや多肉植物には当てはまりま
せん。根詰まりになれば花が咲く事はありません。花が咲かないのは、
管理方法に問題があるからで、改善しない限り花は咲かないでしょう。
今からは休眠期に入る準備期間です。今から肥料を与えても無意味です
ので、水遣りと日光に十分当てる事で回復させるようにして下さい。
Re^5: ハナキリン(はなきりん) 投稿者:
光合成 投稿日:2003/09/07(Sun) 16:18 おおっ、まつさん、仙人掌さん、感謝です〜。
私、7年育てているとは言っても、ド素人なもので。
殆ど自然に任せていたようなものなのでした(^^;
いろいろと勉強になります。
特に、花麒麟のことは本屋さん等で探しても、殆ど
触れている本がなくて困っていたのです。
確かに完全にインドア派にしてしまってましたね。
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