よい芝生を作るには、初めから入念に作ることが肝心ですよ♪
芝生地の条件
芝は日当たりよく、水はけのよい土地を好む植物なので、庭の中央部を芝生とし、しかも周りより少し土を盛り上げて作り、水が周囲に流れるようにするといいでしょう。
木の下や水はけの悪い場所は、何度植えてもよく茂ってくれず、いずれあきらめなければなりません…(>_<)
芝生のある生活に私もあこがれております。 芝生にはいろいろな種類がございまして、その種類によって、特徴がかわってきます。 日本の場合は、高麗芝が一般的なのですが、ティフトン芝などは、その高麗芝と比較して、緑が鮮やかで、葉は細く柔らかです。
スポーツ時の芝などとしてはこちらがオススメです。
また、暖地型や寒地型などその場所によっても、品種を選んだりすることも良いかもしれません。 日本の芝では、高麗芝と呼ばれる品種が一般的ですが、その高麗芝は、冬になると葉が黄色く枯れますが、日本の気候風土には最も合っていて、一番丈夫です。また、ゴルフ場などでも使われている、一般に出回っている西洋芝は、冬は青々と茂りますが、夏の暑さには弱いのが特徴です。
【ブルーミングスケープ】では、西洋芝やティフトン芝の配合タイプを取り扱っておりますが、大好評をいただいているのが、甲子園球場やスカイマークスタジアムなどに採用されている芝を丹精込めて生産者が作った安心の芝で、ロールタイプになっていて施工も簡単ですので、人気があります。
ちなみに最近は、繁殖型の芝生である、ティフトン芝がとても人気があります。
また!ブルーミングスケープで取り扱っている西洋芝の種は、日本の気候に適した西洋芝を特別配合した、庭園用のデラックスタイプで、温暖地用もしくは、寒冷地用の2タイプがあり、お住まいの地域にあわせてお選びいただけます。
冬場でも夏場でも、年間を通じて青々とした芝生が楽しめます。芝生作りは、芝が活動を始める4月初めごろに芝を植え、梅雨が明けるまでに十分根づいて広がっているように育てておくと、夏の高温乾燥にも弱りません。
地ごしらえ
最低30cmの深さによく掘り起こし、水はけの悪い場所や土質の場合には、地下に配水管を入れたり、粗めの砂やパーライトなどを混ぜます。石や木の根を掘り出し、宿根性の雑草の根茎を丁寧に取り除いておきます。
きれいに整地しますと左の写真のようになります。次には全面に消石灰をまき、元肥として堆肥と化成肥料を散らして均一に土とよく混ぜ、整地しておきます。
◆芝の肥料
有機質を多く配合、効きめが緩やかで、根傷めを防ぎます。
細粒で根元に入りやすく葉やけなどが少ないのが魅力!!
肥料は、主に2月中旬〜6月中旬頃、9月〜10月頃になります。
◆芝の肥料
有機質を多く配合、効きめが緩やかで、根傷めを防ぎます。
細粒で根元に入りやすく葉やけなどが少ないのが魅力!!
こちらの商品ですと、
元肥の場合・・・1坪当たり(畳2枚分)約300g
追肥の場合・・・1坪当たり(畳2枚分)約100〜200g
(目安として1握り約50g)
規定の肥料を半分に分けて2度まきしますと、まきムラが少なくなります。
追肥後は、たっぷりと散水してください。
◆消石灰 5kg
石灰石を焼成した構成文の生石灰に水を加え、
消化した高純度の消石灰です。
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芝張り
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四角く切り取った芝を地面に並べて張り付けるのが、一番早く芝生を作る方法です、
少しずつ、隙間をあけて張っていくのが常識的なやり方で、芝の量を節約するというより、伸びだした芝の根茎が、隙間の部分に根を張ってよく茂るためです。
芝は束にして売っているので、必要量を計算して買い求めましょう。
全体に並べ終わったら、あらかじめとっておいた土を芝の植えにふるいかけ、板を使って平らにかきならして土を落ち着かせ、十分水をかけて完成です。
地ごしらえをしっかり行って、夏には青々と茂った芝生を目指しましょ〜う!
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エアレーション
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エアレーションとは、芝の中に空気が通りやすくする作業のことで、スパイクなどで、芝に穴をあけます(エアレーション)。
それにより、通気性・排水性を改善します。
エアレーションの時期は、おおよそ1〜2月頃です。
また、目土を、芝が隠れない程度に、軽くふりかけることを目土入れといいますが、目土入れを行うと、芝の発根が良くなります。時期は、2〜3月頃です。
お宅の芝生はよく育っていますか?
隣の芝生は立派に育っているのに、うちのはどうもダメだという方は、これからでも十分な手入れにとりかかってくださいね。
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雑草取り
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雑草はなるべく早く取り除きましょう。
放置すると、すぐに大きくなり、養分を吸収してますます育ち、日陰を作ってシバを弱らせてしまいます。
しかし、あまりにも小さいうちは取りにくいので、週に1回は草取り日を作って、取りやすい大きさになったもの拾い取りするのがよいですね。
1年草はまず取りやすいものですが、多年草は地中に根を張っていて取りにくく、地下茎を横に張るものでは、根元の部分まで取らないと、いつまでも芽を出し続けます。
ヒルガオ、ヤブガラシ、チガヤ、ハマスゲなどがその代表種で、掘り起こさないと取れません。
浅い根のものは小さなカマや、ナイフを使って、根を切って取ります。
◆芝生用 除草剤 バナフィン 粒剤
日本芝・西洋芝(ベントグラス・ブルーグラス)兼用の
芝生用 除草剤です。
芝が伸びてきたら、刈り込んで丈を低くそろえましょう。これを定期的に繰り返すことで、緻密な芝生に育てることができます。
長く伸ばしてしまうとシバが蒸れたり、均一に刈れなくなります。
刈り取ったシバは乾燥してから集め、花壇や植え込みの中に敷き込んで、乾燥防止、雑草防止と土が固まるのを防ぎます。
芝刈り器も手入れをして、駆りやすくしておくことが大切です。
◆芝生・垣根兼用はさみ パワーギア芝生・垣根兼用はさみ パワーギア
腰をあまり曲げずに立ったままで芝生が刈れます!
生のカットなどにも利用できますし、通常の垣根などのカットにも利用できる優れもの!
病気と害虫
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病気では葉が赤褐色になるサビ病などが出るので、ペンレートなどの殺菌剤をかけて防除します。
害虫としてはヨトウムシやコガネムシの幼虫が出てきて根茎を食べるため、葉が黄色くなってしまうことがあります。
虫が小さいうちに、浸透性の殺虫剤をまくのが一番効果があるようです。
大きく育ってしまうと、薬剤での駆除もなかなか難しくなるので、早めの防除を心がけましょう。
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目土
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毎年1回、新しい根茎が伸び出す直前の3月ごろに、栄養分を十分含んだ土を、芝生全体に薄く広げて、根茎の間にすり込みます。
この目土の前には伸びすぎた葉を刈り込んだり焼いておくと土が入れやすく効果的です。
厚さは1cm弱くらいですが、新しい根が張ることによって、芝は元気に回復します。
◎芝生の手入れのポイント
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緻密な芝生を育てるためには、定期的な刈り込みが必要ですよー!