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はじめまして。
部屋に大きなコンパクタをおいています。多少大きくなりすぎたかなと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか。また芽ができたときや、株分けはどうすればいいのか教えてください。
「コンパクタ」の呼称を待つ植物は何種類かあるので、ディフェンバキ
アのことだと仮定してアドバイスしますね。
ディフェンバキアの株立ち種は自然に横芽が出て増えますので、伸びす
ぎた主茎を切り戻して、周囲の小さな茎を代わりに伸ばしてやるといい
でしょう。ただし、高温を好むディフェンバキアの植え替えや切り戻し
は夏に行った方が失敗が少ないので、作業を急がずもう少し待った方が
いいです。切り戻した茎は暑い時期であれば挿し芽や茎伏せなどで簡単
に根が出ますので、増やすこともできます。
なお、切り口から出る汁液は刺激が強く有害ですので、肌に付けないよ
うにゴム手袋などをはめて作業し、汁が目や口に入らないように注意し
てください。
お返事ありがとうございます。
夏ごろになったら切り戻しというのをやってみます。
切り方はどんな方法でもいいのでしょうか?切ったところから芽が出てくるのですか?
去年、茎の途中に出てきた芽を手で折って土にさしたり、水にさしたりしてみたのですがどちらもうまくいかず腐ってしまいました。温度のせいでしょうか。
ドラセナコンパクタはディフェンバキアのことでしょうか?
あと虫とか注意する点も教えてください。
さあ、困った。(^^;;
最初に申しました通り、「コンパクタ」という名前がついている観葉植
物は1種類ではないので、それが特定できないとアドバイスしようがあ
りません。(^^;;
ご相談の植物はディフェンバキアではなくてドラセナでしょうか?
ディフェンバキアはサトイモ科で草なのに対し、ドラセナやコルディリ
ネ類はリュウゼツラン科の潅木です。葉が幅広でやや大きくて厚く、
白っぽい不規則な斑が入り、柔らかくみずみずしい感じがするなら前
者、葉がやや細長く、表面の光沢が強く、乾いた感じがするのなら後者
です。
いずれにせよ切り戻しというのは伸びすぎた部分を切ってしまうことで
その場合、新しい芽が切った下あたりから出てくるはずです。
挿し芽も試みられているようですが、時期はいつ頃だったでしょうか?
ディフェンバキアでもドラセナ類でも適期は夏です。また、挿す土は
バーミキュライトのような無菌の土を使った方が腐りにくいです。また
土ではなく、ミズゴケを使うのも一つの方法です。挿し芽をした場合は
根が出るまでは明るすぎる場所を避けて管理してくださいね。
ディフェンバキア、ドラセナとも害虫としてはハダニがよく出ます。葉
の裏をよく注意してみておいてください。葉がくすんできたな、と思っ
たら要注意です。赤、もしくは茶色の1mmにも満たない小さなダニ(これ
が親)と白い粉のように見えるもの(卵と幼虫)が葉から汁を吸い取る
ため、放置しておくと葉に小さな穴が無数に開けられて美観が台なしに
なってしまいます。時々葉の表裏を水拭きしてやるとともに、ダニが発
生してしまったら、ケルセンなどの殺ダニ剤を噴霧して退治しましょう。
あと、ドラセナの方にはカイガラムシが出ることがあります。葉の表面
にべたべたする汚れがつくようであれば、葉の付け根や茎に殻を被った
虫がはりついていないかどうか確認しましょう。
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