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ウンベラータの10号鉢の購入を検討中です。
ベンジャミンの大鉢で、アリに悩まされたので
ウンベラータはセラミスで育てたいなと考えています。
でも大きな植物をセラミスで育てたことがないので
大丈夫なのか心配です。
セラミスにしたいのは、見た目もそうですが、虫が
気になるからです。
どうなのでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
過去ログにもハイドロについていろいろ意見交換がされています。
そちらは読まれたでしょうか?
とりあえず、ハイドロにするとしても、今から春まではできません。
土の植え替えですらこれからは行えない時期です。ましてハイドロに
するためには土を全部落とし、清潔にして洗ってからセラミスなどの
用土に植え替えします。これは普通の植え替え(土を軽く落として
新しい用土で植え込むのが、胃の手術程度なのに比べて、生死を伴う
大手術のようなもので、これから気温が下がる時期に行うと枯らしてしまう危険性も大きいです。
結論から言うと、ハイドロで育てるのは不可能ではありませんが、
やや技術を必要とします。
メリット
見栄えがよい
成長しない(貧栄養でそだてるため、成長がかなり遅くなる=現状
の姿が長く保てる
デメリット
水管理、特に冬場の水管理はかなり注意が必要(越冬温度とされる
温度より5度程度高い温度が望ましく、ある程度の温度が保てな
い場合はけっこう厄介である)。
大きく育てようとする場合、あるいは花を咲かせようとする場合に
は向かない。
温度管理も含めて土植えより栽培に技術を要する。
ウンベラータの場合は花は関係ないですが、一般的な話も含めて・・。
ここで、メリットデメリットに虫の話を書いていません。
これはアリやワラジムシなどはハイドロでは発生しないでしょうが、
水ミミズ、プラナリアなどの水のなかで成育する虫の類は
発生することがあります(かなりの相談がありますよ)。
また、土植えだとかならず虫が発生するというわけでもありません。
アリに関しては最初に巣食っていなければ問題ないでしょうし、
駆除する薬もあります。駆除には多少手間がかかりますが、
発生する確率と、ハイドロの失敗例の多さでは格段にハイドロの
ほうが確率が大きいです。
私個人としては土植えで管理するほうがとても楽なので、9割は
土植えで育てています。今のところ、ベランダ園芸ですが、特段
何もしなくとも土に虫が発生してこまるという事態も経験があり
ません。
メリット、デメリットを比べ、他の方の意見(過去ログ)も参考
にして決めてください。ただし行えるのは来年5月以降、十分あ
たたかくなってからです。またハイドロにした後は戸外の直射に
当ててはいけません(鉢がガラスなら、日光が当たるとお湯にな
り、根が死んでしまいます。周年屋内での栽培となります。
小売店さんのページのコピペですが、一応
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セラミス栽培では一年中いつでも鉢替えが可能です。それは、鉢替えの際、
植物はしっかりとした根株・根玉と共にセラミスグラニューへ植え込められ
るので、根はしっかりと根つき、新しい根も出やすくなるからです。さら
に、セラミスへの鉢替えの長所は清潔で、植物へのダメージが少なく手軽な
作業が出来ることでもあります。英国においては、希少植物種において一流
の植物研究所として有名な英国王立植物園(キューガーデン)が確実で安全
な代替植付けシステムの一つとして承認しています。
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とありますので、大物のセラミス栽培・植替えは出来ると思いますよ。
ただ、そうは言われても、私だったらこれからの時期は躊躇しますが(^_^;A
崩そうと思わなくても根玉が崩れてしまって、結果根をいじる事になりかね
ませんので。
虫に関してはgreenfingerさんがおっしゃる通りです。
土じゃないからといって、虫に悩まされないと考えるのは間違いですよ。
実際私は、ワタカイガラムシに悩まされました。
ただ、greenfingerさんがアドバイスなさっているのはセラミスグラニュー
というより、ハイドロコーンの管理方法なのではないかと・・・
ちなみに、セラミスですと規定の水分量ならグラニューがすべて吸い取りま
すので、容器に水はたまりませんよ。
セラミスからセラミスの植え替えはそのように説明されている
ことは知っています。
ただ、ご質問の意図は土植えからセラミスへの植え替えと理解
しています。
なので、いままで土で育っていたものから植え替えるのは
土を落とす段階で、根を相当傷めるので、回復期が必要になります。
これには十分な温度が必要です。
セラミスが根傷みがすくないのは、根をあまりいためること
なく、ばらばらとセラミスがほぐれてくれ植え替え後も根を
広げやすいことによります。
ハイドロコーンのようなものでも、水耕栽培の用土は荒く、根も
土植えほど細かくなりませんのでこの点ではあまり差異はないように
思います。
この意味では根傷みが少なく植え替えができる、というメリットは
ありますね。メリットに付け加えます。
規定の水分量なら・・・ここが一番難しいところです。
使われる容器がわからなかったので、ハイドロについて共通にいえる
ことを記述しています。
透明かどうかにもよるのですが、容器に穴が開いていない状況、かつ
大鉢であることと、から水の適量がわかりにくいことを想定して
のべました。
セラミスも自分の体積より多くの水は吸収できないので、多く与え
たときは同じになります。
逆に適量の水分であればハイドロコーンでもそれほど難しくはあり
ません。
穴の開いた土植えならたっぷり与えても余分な水は流れてしまい
ます。また、たっぷりあたえることによる古い空気の入れ替え効果、
老廃物を鉢の外に洗い流す効果も期待できます。
皿に水を貯めなければあまり手間はかかりません。
わたしもセラミスやハイドロコーンなどのハイドロ物をもっています
が、セラミスでも気をつけているつもりでも、気づくと容器の底に
水が溜まっていたりして、都度鉢を傾けて捨てたりしています。
透明な容器では光が当たるとコケが生えたりもします。
大きな容器だと、つい水が溜まっても傾けて捨てるわけにもいかず
水が溜まってしまうと、滞水を嫌うものや、朝冷え込んだときなど
は寒さに弱いものは扱いが厄介です。
ハイドロが悪いといっているわけではないです。それぞれに特徴
がありますし、土植えのものは何に植え替えようと根を崩せば
崩すほど根を傷めることはかわりません。
温度が生育適温を保てるのであれば、まったく問題ないですが、
そうでなければ今の時期はお勧めしません。
> セラミスからセラミスの植え替えはそのように説明されている
> ことは知っています。
greenfingerさんに向かって言った訳ではないです。
最近の掲示板の傾向として、枝を作らずにレスを続けたほうが良いのかと思
ったのです(^^ゞ
やっぱり間際らしいかなと思うので、今回はこっちに返信してみました。
気をつけますね。
greenfinger様、VITA 様、ありがとうございます。
とても勉強になりました。そうですね、時期は悪いですよね。
他の植物達同様、土で育てることにしようと思います。
本当に、ご丁寧にありがとうございました。
明日ウンベラータ買いにいきまーす!!
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