|
||||||||||||||||
観葉植物やお花を生活に取り入れワンランク上のゆとりの生活 |
|
||||||
観葉植物 ブルーミングスケープ TOP > 観葉植物 INDEX > 植物管理Dictionary > 観葉植物Dictionary > 育て方 Q&A 検索 > 育て方 Q&A |
ステレオスペルマムの根っこが鉢底からかなり出ていたので一回り大きい鉢に植え替えました。
今まではベランダで育てていたのですが、寒くなってきたので室内のカーテン越しに置いています。
水は表面が乾いたら(一週間に一回位)たっぷり与えています。鉢を変えてから植物の活力剤も与えています。
でも、下の方の葉っぱから、ドライフラワーの様にパリパリになり、散ってしまいます。手が触れただけで落ちてしまいます。
(上の葉は緑なのですが、生えてきた葉もあまり元気がなく、よく見ると白い斑点があるものもあります。)
何故なんでしょう?いつか枝だけになりそうで怖い・・・(泣)
植え替えのストレスによる植え傷みのようにも思えますが、
情報が少なすぎます。
どのように植え替えたのか、具体的な手順をおしえてください・・・。
植え替えたのはいつごろでしょうか?。
また与えた水は受け皿に溜まったままになっていませんよね?。
なお、活力剤の類のほとんどはあまり効果がない、と思ってください。
10月12日に4号鉢(陶器)に植え替えました。
<植替え方法>
@根っこについている土を2割程度取り、(少し根っこ切れた)
A新しい鉢に軽石、土(観葉植物用)の順に入れて、
Bステレオスペルマムを入れ、さらに上から軽めに土をかぶせ、
Cジョウロで鉢底から滴るくらい水を注ぐ。鉢皿の水は捨てます。
今は前回書いたように鉢の表面が乾いたら水を与えています。
受け皿ですが、先ほど見たら、水は溜まってないものの、水滴がついていました。
前の鉢(鉢皿も)の時はテラコッタでした。今はプラスチックです。で、鉢皿が少し深く小さめで鉢と鉢皿の間に隙間があまりないです。
こういうのも関係あるんでしょうか?
ステレオスペルマム(で流通している)は成長も早く、割と低温に
も強い植物です。
お住まいがどちらかわかりませんが、東京を基準に考えると、植替
えは大体4月から10月位までは可能です。
遅い時期であれば根鉢を崩さず鉢増しだけにしたほうが簡単で、
植替えによる傷みも軽減されますが、2割程度の土を落とすくらい
ならそれほど問題はないと思います。
軽く土をかぶせ、とありますが、鉢と根鉢(根が回っている古い土)
の間に隙間あいてないですか?。隙間があると水が吸えず、植替え
後の生育開始が遅れたり、不良になります。
箸などでつついて土が中に入り込むようにして、鉢と根の間に隙間が
できないようにしてください。かぶせただけでは隙間ができてしまい
ます。土がある程度乾いている状態で鉢と根鉢の間をつついてみて、
土が中に吸い込まれていくようなら隙間が空いています。
新しい土を足して大体吸い込みがなくなるようにしてください。
ぎゅうぎゅう押し込む必要はありません。
水遣りについては鉢皿に水が溜まっていないのであれば
問題はありません。都度しっかりすててください。
おき場所もカーテン越しに光が当たるなら問題はないでしょう。
この植物自身は成長も早く丈夫なので、木さえいきていれば
春先に切り戻してまた枝葉を茂らせることはできます。
水遣り他は問題ないので、あとは植替えそのものの問題か(隙間があ
いている他)かあるいは植替えで根が傷んだことによる一時的なスト
レス、および置き場所を変えたことによる一時的な葉落ち、これらの
複合要因、が考えられます。
弱っているときは、一般的に売られている活力剤のほとんど、そして
肥料は効果がありません。基本的条件が整っていれば活力剤はなくと
も育ちますし、基本的な条件が欠けている場合はその代わりにはなり
えないので効果なしです。
肥料も生育期には与えますがそれ以外の時期は吸収しないばかりか
残った肥料が蓄積して害になります。
どちらもぐんぐん生育しているときに補助的に与えるもの、と
理解してください。
病気で療養しているひとに、○ゲインなんかのませても無意味
ですし、毎日ステーキとかてんぷらでは受け付けません。
もう少し植替えの仕方をチェックしてみてください。
> 軽く土をかぶせ、とありますが、鉢と根鉢(根が回っている古い土)
> の間に隙間あいてないですか?。隙間があると水が吸えず、植替え
> 後の生育開始が遅れたり、不良になります。
> 箸などでつついて土が中に入り込むようにして、鉢と根の間に隙間が
> できないようにしてください。かぶせただけでは隙間ができてしまい
> ます。土がある程度乾いている状態で鉢と根鉢の間をつついてみて、
> 土が中に吸い込まれていくようなら隙間が空いています。
> 新しい土を足して大体吸い込みがなくなるようにしてください。
> ぎゅうぎゅう押し込む必要はありません。
早速箸でつついてみました。
おっしゃる通り、土が中に吸い込まれていきました。
新しい土を足してみたところです。
これで少し様子を見てみます。
植物は大好きなのですが、どうも枯らしたりしてしまいがちで
今回も駄目なのかと思っていました。でも頑張ってみます。
本当にありがとうございました。
また変化があったら投稿しますので、そのときはまたアドバイス
をお願いします。
やはり!。
鉢の中に隙間があったのでは、植え替えした意味がなくなっちゃい
ますね。鉢から抜いて置かれているのといっしょですから。
根が2割減って、新しい根がのびる余地がないので、いままでと同じ
量の水分が吸収できず、葉を落とし、新しい芽も元気がないのでしょう。
「ちゃんと植替えもして」、「水はきちんと与え」、「光は十分」
などの表現も、よくよく聞いてみると内容はいろいろなんです。
別に個人的に受けた相談でも、土は全部取り払って「しっかり
土を替えた」、とか、水は底から流れないように「きちんと与え」
てたり、西日がんがんで光は十分だったり・・・。
どれもあまり具合よくありません。
何をどうしたか、具体的に書いていただくと、本件のように解決が
早いので助かりますしお互いのためです。
成長は早い植物なので、しばらくはみすぼらしいかもしれませんが、
温度があればすぐに生育を始めます。すこしの辛抱ですね。
これでひとつハードルを突破したと思います。次に植え替える時は
成功率が高まると思います。
今度は植え替え後の管理にトライですね。芽が動くまでは水管理を
「適切に」行うことです。
根は実は呼吸もしているので、常に水びたしだと根が腐ってしまう
のです。たっぷり与える水遣りの利点は、土の中の古い空気を押し
出し、水が引くと新しい空気を吸い込む、隅々までいきわたる、
根からでた老廃物を洗い流す、などの様々なものがあります。
もうワンステップ上を行くと、冬は暖かい日の午前中に、室温程度
の水を与え、夕方までにはある程度水が吸収されていること、次の
水遣りは土の表面が乾いて1日か2日待つこと、です。水道水は
外気に近く冷たすぎますし、人間が暖かいと感じるものは植物には
熱すぎます。また、乾いた期間を少し長くすることで寒さへの抵抗
力もつきます。そしてある程度の乾燥する期間が根の発達を促しま
す(一般的にはしなっとなるちょっと前くらいがよいです)。
夜間に土があまりしめっているままだと、朝方の冷え込みで根が傷み
ますので、冬は特に午前中に与えてしまいます。
ここをマスターすると、かなりの植物がうまく育てられるはずです。
それでも、もともと日本の気候にあっていないもの、鉢植えでは
難しいものもあるので、万全ではないですけど。
同じ失敗を次にしなけば、自分の元を去っていった植物も「本望」
でしょう(と信じてやってます・・・)。
植物がお好きとのことですので、ぜひ頑張ってお続けください。
そして、いずれはこちらで経験をお知らせいただけるようになると、
うれしいです。
|