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現在、大型の鉢とプランターで(生け花用の実からとった)角ナスを育てているのですが地植え(+越冬)にトライしてみたいと思っています。経験者の方にアドバイスをいただけると幸いです。
まず、地植えの理由は
あまりに大型になるので冬に室内に入れると場所をとりすぎる。( 一昨年は3Mを超えて天井に達し、去年は日陰で乾燥気味に育てたのに2Mくらいはある。)と言うことです。
自分で調べて「本来、多年木だが越冬温度が5〜10度なので日本の冬は越せない。なので一年草として扱われる」との記述がありました。ですが、これはおそらく鉢植えでの越冬温度でしょうから地植えで土を乾燥させてやればもう少し耐寒性が高まるかも知れないと思っています。
これまでの栽培経験からわかっていることは
*水・日光・肥料をこれでもかと言うほど求める植物であること
*一年で大人の背丈を超えるほど生育は早い。根の張りもはやい。
*脇芽は結構でやすいが、枝を大きく切ると枯れる(去年の春はこれで枯らしました)
*普通に野外で鉢物のままの越冬は不可能
*ナス科なので連作障害がある。
*かかりやすい主な病気はうどん粉病、アブラムシも付くことがあるが葉に毛のある種のなので付きやすいと言うほどではない。
このくらいです。
で、現在は室内で2m超と1M強の鉢を越冬挑戦中
地植え案として、普通の土地への地植えと別個に
水はけの悪い粘土質の土地に穴を掘り堆肥を放り込んで移植したら、
春から夏は加熱し過ぎない瓶のようになって乾燥をふせげ、根が穴にぎっちりと詰まった冬場にはビニールか粘土で根元を固めることで土を乾燥させれば耐寒性が高まるのでは・・・と考えています。(通気性に問題はあるものの)
ただ全部の素人の机上の論ですので、経験者のアドバイスなり皆様のご意見をお聞きしたいと思っています。
なお、栽培自体は簡単ですし一年で大きくなるうえ実の形がかわいいので一年草としては楽しみの多い種です。なんで園芸品種じゃないのだろ・・・?
色々と努力されている事はわかりますが・・。
カンタンに切花生産の事を少々。
冬期は温室(自動温度調節と換気システム付き)で越冬管理です。
沢山実が付いた大きな切り枝は、通常前年の夏から育てた苗を温室越冬させて翌秋に収穫か、今頃から温室内で種を蒔き、春に大きくなった苗を定植し秋に収穫ます。
自然の気温で管理していると、かなり無理が出ますね。
生産者の方はコレで生活している訳ですから、調節レベルはとてもシビアです。
邪魔にはなりますが、お好きならやはり室内か一坪温室でも建てられることの方が良いと思いますが。
苗や鉢物の流通は多少ならあります。秋には実の付いた鉢物も出ますが、大きい上に高額商品ですので結局は切り枝ほど人気がありません。(もって帰るにしても、ワゴンか軽トラでないと乗らない)
販売や出荷元にしてみても、大きさが災いしてスペースあたりのコストパフォーマンスが極めて悪いのでしょう。
園芸種として矮性タイプでも出来れば少しは楽しめるのかな・・?
ついでに粘土質の土は止めた方がいいですよ。乾燥気味にすることで10度近く耐寒性が上がるわけではありませんし、粘土質の土に一杯根が張る事もまずないです。(根が呼吸できない)
> ついでに粘土質の土は止めた方がいいですよ。乾燥気味にすることで10度近く耐寒性が上がるわけではありませんし、粘土質の土に一杯根が張る事もまずないです。(根が呼吸できない)
むむむむむ、そうですね。鉢物と環境が違うのですから根の張り方も違ってきますものね。忘れてました。
今年は暖冬なので「いけるかも!」と思いすぎたのかもしれません。
一坪温室は無理なのでおそらく室内になるだろうと思いますが、越冬は一鉢にして(だってデカイですから)残りは、「一年もの」と割り切ることにします。
無謀な挑戦の前に適切なアドバイスをいただけてありがとうございます。
流通の話もとても参考になりました。ほんと大きさのせいでワリを食っている種ですよね。高額なんですか。へ〜〜。まぁスペースの費用かな?お手軽種なのにね。
あと、ちょっと話違いなんですが「耐寒性」って大きい植物の方が低温に強いですよね。この考えも挑戦の思惑にあったんですが、私の思い込みでは
デカイ・太い・群れる で耐寒性が強まると考えてます。角ナスは無理としてもこの考え方はあってます?
> あと、ちょっと話違いなんですが「耐寒性」って大きい植物の方が低温に強いですよね。
> デカイ・太い・群れる で耐寒性が強まると考えてます。角ナスは無理としてもこの考え方はあってます?
大体・・あってるかな?(^^;
「大きい植物」はその環境で小さいうちから(出来れば種から)数年生育して、寒暑に馴染んだor耐えることが出来たものだけが立派に育ったということで、確かに小さい苗よりは丈夫でしょうが、いきなりよそから持ってきた大株は、やはり本来の生育温度や環境を外れると枯れます。特に寒さに弱い物は、秋以降の移動で根が張れていないとモロイです。
でかい、太い、群れるも一理ありますが、やはり程度によりますし、多肉やシダなどは大きくても、ひと霜あたれば一発ですね。
温暖化や暖冬傾向で、以前言われていたよりもずっと植物の耐寒性が上がってきているのは事実ですが、やはり無理はしないほうが良いでしょう。
同じものが数鉢あるなら、置き場所を変えて自分の家における耐寒性を試す事は出来ます。金額もそれなりにかかりますが、思わぬ発見もあるので試す価値はあります。
> 「大きい植物」はその環境で小さいうちから(出来れば種から)数年生育して、寒暑に馴染んだor耐えることが出来たものだけが立派に育ったということで、確かに小さい苗よりは丈夫でしょうが、いきなりよそから持ってきた大株は、やはり本来の生育温度や環境を外れると枯れます。特に寒さに弱い物は、秋以降の移動で根が張れていないとモロイです。
いくらなるほどデカクてもそこでデカクなったものじゃないのは・・ってことですね。
> 同じものが数鉢あるなら、置き場所を変えて自分の家における耐寒性を試す事は出来ます。金額もそれなりにかかりますが、思わぬ発見もあるので試す価値はあります。
置き場所変えてっていってもやっぱりデカサがネックになって限られてしまうんですよね。倒れるところには置けないし・・・やっぱりコイツ(フォックスフェイス)はいつまでたってもデカサで割を食う。
耐寒性の件もアドバイスありがとうございました。あんまり植物たちに無茶をさせない程度にがんばってみます。
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