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庭のカエデの幹にある、「うろ」についてご相談させて下さい。
幹の直径15センチ、高さ2.5メートル程のイロハモミジです。
地上1メートルで三本に枝分かれしており、一本はそのまま伸ばし、一本は赤葉の「手向山」を接ぎ木、もう一本(主幹)はそこで切り取って芯止めしてあります。
この芯止めした枝の上面真ん中が、噴火口のように凹んでいて、雨水が入ります。
うろのサイズは上面4×5センチ、深さは一番ひどい所で7センチ程もあります。
中古住宅で、購入時すでにこの状態だったので、何故、何時からうろができたのか等はわかりません。
2年前の夏、手向山の小枝だけがポキポキと枯れたことがあります。
その時、うろの内部が傷んでいたのでこの為だと思い、とりあえず水が内部に浸みないように、コーティング剤(剪定時に切り口に塗る、ベタベタするチューブ入りのもの)を塗って置きました。
去年は枯れはありませんでしたが、念のため再度塗りました。
昨日様子をみると、また同じように、底の一部がコルクのようにスカスカしているのが判りました。
やはり、この程度では万全でなくて、隙間から奥に水がしみこんでいるようです。
放置すれば、いずれ底方向に腐りが進行して、枯れるのではと心配です。
傷んでいる部分をなるべく取り除いて、水が溜まらないように何かコーキング剤のような物を充填したら良いのではと考えていますが、どんな物を詰めたら良いのかわかりません。
今のところ、樹勢はあり、枝はしっかりしていますし、新芽もしっかりしたものが付いています。
縁あって出会ったこの木、枝ぶりもなかなか素敵なので、手当して、末永く面倒みたいと思っております。
よいお知恵がありましたら、どうぞお聞かせ下さい。
今の状態では腐りの進行が止まらないように思います。私も以前同じような症状で枯らしてしまったことがあります。頂点部の太いところをぶつ切りにしていた古いモミジでしたが、空き缶で切り口をカバーしていたのに毎年毎年少しづつ枯れ込んでいきました。聞くところではモミジは太い幹の部分を切ってはいけないそうです。でも今さら言ってもしかたないことですから思い切って腐りのある部分をすべて削り取ってみてはいかがでしょうか。新しい切り口だともしかしたら皮が再生するかもしれません。
いちろうさん、返信ありがとうございました。
同じように頂点部を切ったモミジが枯れてしまった、とのお話に、複雑な気持ちです。
> 毎年毎年少しづつ枯れ込んでいきました。(←特にこの部分が!)
聞くところではモミジは太い幹の部分を切ってはいけないそうです。
そのようですね。強剪定を避けたいので、毎年のこまめな剪定を心がけるつもりです。
以前の家にも小さな庭があり、剪定等もしていて、慣れたつもりでいましたが、今度の家は古くて大きな木が多いので、四苦八苦しています。勿論楽しみも多いですけれど。
いちろうさんのおっしゃるように、とりあえず、悪いところをきれいに削り取ってみることにします。
そのうえで、あのぉ・・・例えば住宅用のシリコンの充填剤。木材の隙間とか、タイルのひび割れに詰めたりする物ですが、茶色のを、だめもとで、穴に詰めてはいけないでしょうか。
害になってしまうでしょうか。
コーキング剤は使ったことがありませんから無責任なようですが、特に害があるとも思えませんね。乾燥を防ぐのには試してみる価値はありそうです。プロの庭師の方ならどう言うでしょうね。私はケヤキの太い枝を切った時などに「木工用ボンド」をよく使います。いいのか悪いのか私自身よくわからないのでおすすめはできないのですが、手軽に塗れるので重宝しています。しろうと考えの要領をえない返事ですみませんね。
いいえ、とんでもありません、いちろうさん。返信頂けることがどんなに心強いことか!
園芸用のコーキング剤というものは無いのか、ホームセンターに寄ってみましたが、そこには置いていませんでした。
TVなどで、樹木医さんが、うろの処置をされているのを見ることがあります。専用のものが有るのかなと思いましたが、一般向けではないのでしょうかね。
ただ放置しておいて枯らすよりも、手に入る住宅用のもので試してみようと決心しました。
ところで、いちろうさんは木工用ボンドを、特に問題が無いので使っていらっしゃるのですよね。想像では、使い心地が良さそうですね。
私が使っている物は、剪定専用のくせに、硬めのねちゃねちゃで塗り難くて仕方がありません。ぜひ、私にもそのアイデアを、一度拝借させてください。
でも、木工用ボンドは水性だと思いますが、梅雨時、溶けてしまわないのか不思議です。
今確かめてきました。1年前に切ったケヤキの切り口ですが完璧に原形を保っています。ボンドのはがれも無くて周辺の皮も密着しています。これだと2〜3年もすればコブが盛り上がってきて切り口をふさいでくれるのではと思います。切断面だけでなくまわりの皮のほうまでたっぷりと塗っていたのがよかったみたいです。1本だけ塗り忘れた切り口がありましたが、皮は死んでいて切り口も中心から放射状にひびわれして枯れています。こんなに効果があるとは思っていませんでした。ボンドは乾くまでは水に簡単に溶けますが、いったん乾いてしまえば雨で流れることはないようです。手軽で簡単に塗れるのでおすすめです。でもゆらさんのカエデのようにうろが大きくなってしまっては間にあいませんね。よくクスノキなどの大きなうろの補修でセメントを充填しているのを見ます。材料はなんでもいいのかもしれません。穴があいたままだと虫の巣になってしまうのでとにかくふさいでおくべきでしょうね。
> 今確かめてきました。
(略)切断面だけでなくまわりの皮のほうまでたっぷりと塗っていたのがよかったみたいです。
わざわざありがとうございます。ここがポイントですね。
申し上げましたように、私が今使用中のものは、粘度の具合が使いにくいのと、もう一つの難は、しばらくベタベタしているので、塗布済みのを、後で作業中にうっかり自分にくっつけてしまうことです。
また、今回のように、凹凸のある穴の中に塗りたいとき、滑らかに隙間無く塗りにくい気がします。
手軽で安価なので、ボンドは良いアイデアだと思いました。
穴があいたままだと虫の巣になってしまうのでとにかくふさいでおくべきでしょうね。
さて、問題なのはこの点です。前回、「樹木医さん」と自分で書いた後、そうだ!とひらめき、樹木医さんについて、検索し、調べましたら、うろについて書かれた文章を見つけることができました。
それによると、「以前はセメント、ウレタン等で埋めて補修していたが、現在は小さなもの以外行わない」そうです。
「空洞が痛々しい場合は、木質強化剤を塗り、乾燥させて、腐りを遅らせる。」とか。下部に出来たうろの中心に新根がでる例も紹介されていました。
私のカエデのうろは根が出るような場所ではありませんが、幹に対して結構大きいので、コーキング剤充填の決心は揺らいでしまいました。
しかし、雨水が溜まる状態は良くありませんよね。
今まで温存して来ましたが、なるだけ負担の少ない形で噴火口の外輪を切り取り、水が流れ出る形に整形し、ボンド(が隅々まで塗り易そうです。)で保護して様子をみようかと考え直しました。
木質強化剤なる物は、ホームセンターでもう一度問い合わせてみますが、プロ用で手に入らないかもしれませんから。
害虫の予防にも特に気を配って、弱らないようにしてやらなければいけませんね。
いちろうさんを振り回してしまったようで、申し訳ありません。でも、ご相談するうちに前述の記事に出会うことが出来ましたし、いちろうさんの面白いアイデアとアドバイスを頂けましたので、投稿してみて良かったと思っています。
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