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初めまして、宮崎県在住ですが、家には(白加賀)だと思うのですが、大きな梅が植えてあります。去年は、青梅は少量取れたものの、アブラムシなど病虫害が多く、今年は冬のうちに石灰硫黄合剤をまこうと思ったのですが、もう梅の花が8分ほど咲いてしまいました、、、今散布しても害はないでしょうか?よろしくお願いします。
石灰硫黄合剤は,基本的には霧さんが書かれているように,発芽前が基本です。
開花しているとのことですので,子房に付着すれば生理落果を助長して,実が採れなくなる可能性が高くなります。リンゴでは,開花期に散布して摘果剤として用いられています。落葉は専門ではありませんが,止めておいた方が無難です。
石灰硫黄合剤の落葉果樹での農薬登録は,カイガラムシ類,ハダニ類に,7倍希釈で,発芽前,散布となっています。希釈倍率は,充分な効果を得るために定められており,薄い濃度では期待した効果が出ない可能性もあります。
また,せっかく書き込まれた霧さんのお気を害するつもりはありませんが,規定の倍率以外での散布をすすめることは農薬取締法に触れる可能性もありますので,ご注意下さい。
石灰硫黄合剤自体はアブラムシへの登録はありませんし,アブラムシが発生する頃まで殺虫効果が持続するとは考えにくいです。アブラムシなどの病害虫には,その都度の対策を取られた方がよろしいかと思います。
ところで,梅は授粉樹は植えてありますか?白加賀は授粉樹が必要なようです。結実が少ないのはそちらの理由かと思います。
「梅 白加賀 授粉樹」で検索すれば,情報が得られると思います。
なお,寒冷地に比べて暖地では,品種による開花期のずれが大きくなります。和歌山などの授粉樹品種がそのまま使えない可能性もあります。農業改良普及センターや農業試験場などに相談されるか,開花時期の異なる授粉樹を複数品種植えられた方が良いかも知れません。
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