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四月ごろから20cm程度のドラセナ・コンシンネを育て始め、六月ごろに一度植え替えを行いました。植え替えた直後から様子がおかしくなり、無責任な話なのですが、手に負えなくなってしまい、私よりも植物には詳しい実家の父に預けました。
そのときの状況は、
・葉の先がじわじわと枯れる
・全体的に葉がたれる
というものでした。その後、八月ごろに土が悪いのでは?と思い父が植え替えをしたそうです。しかし一向に回復せず、悪化するばかりだそうです。また最近では、回りにおいている他のドラセナ類にまで似た症状が出ているそうなのです。
これは病気なのでしょうか?それとも育て方が悪いのでしょうか?どうか教えてください!
症状は分りましたが、栽培の管理について詳しく教えて下さい。
置き場所、用土の種類、鉢の大きさと種類、水管理、施肥、植替えの仕方(手順)、夏場のエアコン使用などをお願いします。
出来ればお父さんがされていた管理についても教えて下さい。
不死鳥さんレスありがとうございます。詳しい状況は以下のとおりです。
・置き場所は日の当たる窓辺です。たまに外に出していましたが、エ アコンにはまったく当てていません。
・鉢の大きさは直径25cmくらいのものだったと思います。
・水は三日に一度程度(多いまたは少ないですか?)で十日に一度くら いの割合で液肥を与えていました。
・植え替えは、新しい鉢の下に2cmくらい観葉植物用として売られ ていた土(黒くふわふわしている)を敷き、その上にドラセナを古い 土ごと乗せて、上から下に敷いたものと同じ土をかぶせました。
・父は土をまるごと鹿沼土にかえたそうです。水は三日に一度、肥料 は与えていないそうです
情報を確認しました。お手数をかけてすみません。
> ・水は三日に一度程度(多いまたは少ないですか?)で十日に一度くら いの割合で液肥を与えていました。
どうも機械的な水遣りをされていたようですね。多い少ないの問題では
なく、人間の都合に合わせて水を与えていたようですね。植物の栽培で
は、これが一番良くない方法なのです。必ず用土の乾きを確認してから
水を与えるようにしないと、いずれは根腐れを起こして手の施しようが
ない状態になります。標準的な水遣りは、春から秋までは鉢土の表面が
乾いたら十分に与えます。夏は毎日与えるようにされてますが、雨の日
や曇りで土が乾きにくい場合は表面の土が乾くのを待ってから与えるよ
うにします。冬場は土の表面が乾いてから、更に3〜4日経ってから夕
方までに水が残らない程度に与えます。冬場は土が湿る程度でも構わな
いと言った方が分りやすいと思います。水遣りは簡単なようで結構難し
い作業の一つです。
> ・植え替えは、新しい鉢の下に2cmくらい観葉植物用として売られ ていた土(黒くふわふわしている)を敷き、その上にドラセナを古い 土ごと乗せて、上から下に敷いたものと同じ土をかぶせました。
植え替えるときは鉢から抜いて、古い用土を1/2〜1/3程度落とし
ます。そうすると落とした用土の部分に古い根や痛んだ根が出るはずで
す。これを切って下さい。用心のために、使用するハサミなどは油分や
サビが付いていないのを確認して使用して下さい。
鉢底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。新しい新しい用土を少し
入れて、株を鉢に入れます。鉢と株の隙間に新しい用土を入れて周囲を
棒のようなもので突っつき土を締めて下さい。用土は既製品の観葉植物
の土で十分です。
> ・父は土をまるごと鹿沼土にかえたそうです。水は三日に一度、肥料 は与えていないそうです
やはり植物も生きていますから、養分は必要です。液肥でも構いませ
んが、出来れば化成肥料か発酵油粕を生長期(5月上旬〜9月上旬)
の間に2ヶ月に1回位で与えます。それ以降は肥料は与えません。
観葉植物の場合は、土を全部入れ替えると生育が芳しくない事があり
ます。古い土は半分程度は残した方が根を傷めにくくなります。
直射日光に当てると葉焼けを起こす事があります。根詰まりや肥料の
不足、湿度不足による乾燥、直射日光などが原因として考えられます。
今現在は植替えが出来ませんから、上手に冬越しをさせて来春になって
から植替えをされてはどうでしょう。それまで維持管理をして、様子を
見られてはどうでしょうか。冬場は7〜8度以上の温度が必要です。
それ以下になる場所での管理は避けて下さい。
詳しく教えてくださりありがとうございました。水遣りとは奥の深いものなのですね。大変勉強になりました。教えていただいたことを役立てながら、冬を超えさせたい思います。
本当にありがとうございました。
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