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ヤマユリの球根を入手いたしました。
鉢で育てたいのですが、ヤマユリだけでは冬場などさびしいので、他の植物(できるだけ競合しないもの)を寄せ植えにしたいと思います。どのような植物が一緒に植えられますか? アジサイや日本スイセンなどは駄目でしょうか?
よろしくご教示のほどお願いいたします。
山百合は香りもよく、現在のオリエンタル系のゆりの生みの親
となっているものですね。私も好きです。
山百合の球根は、入手しだいすぐに植え付けが必要です。
乾燥を嫌いますので・・・。
また、できるだけ大きな鉢に深く植える必要があります。
球根の底から出ている根は、おもに体を支え、球根から伸びた
茎から出る根が、養分を吸収しますので、土中の茎が長い方が
養分を吸収できるからです。また、普段土中にあるので、温度
変化や乾燥を嫌います。
で、冬、植えつけてから芽が出るまで、一番多いのが、乾かして
しまうことです。この間は何か植物を植えておくとよいでしょう。
一番お勧めなのは、一年草で山百合の生育が旺盛になるころ抜き
とれるもの。
ビオラやパンジーなどはちょうどよいのではないでしょうか。
芽が出始めるころには盛りを過ぎて、いつでも抜き取れるよう
になります。
水仙は、何とかなるかもしれませんが、アジサイは難しいでしょう。
山百合は鉢植えなら土を取り替えたほうがよいと思いますが、
水仙はおそらく、山百合の葉が枯れたころにほりあげても大丈夫
かもしれませんが、アジサイは本来植え替え時でないときに
植え替えざるを得ず、難しいでしょう。
また、小さな鉢植えをゆりの鉢の上においておくのでもいいでしょう。こちらのほうが(鉢穴から根が伸びなければ)ゆりの土の
養分を使ってしまうことがありません。
他のものを植える場合は、しっかり肥料を与えて、ゆりの花に
養分がいくようにしましょう、
EURO様、いろいろとご親切にありがとうございます。
ユリの球根について、とても勉強になりました。
また、ヤマユリの鉢の上に、別の植物を植えた鉢を置く…
すごいアイデアですね!
他の植物にも応用できそう!
早速、試してみたいと思います。
ありがとうございました。
※鉢+鉢の場合、根の浅い植物、
ニチニチソウなどがよいのでしょうか?
鉢+鉢なら、基本的には何でもよいです。
ただし、ゆりの芽が伸びてくる真上にはおかないほうが
いいですね。芽が曲がってしまいますから。
適宜入れ替えても楽しいですし、ゆりが芽吹く前で
何もないときは派手な花物を、ゆりが生長してきたら
ゆりの下草としてゆりが目立つように葉ものや
やや地味なものがいいでしょう。
なお、山百合は明るい日陰を好みますので、芽が出て生育を
はじめたら、明るい日陰に移し、それでも生育するものがいいと
思います。かんかん照りの日向は向きません。
芽が出る前は日当たりでもよいでしょう。
そういう意味では、日照を好む日日草よりは、インパチェンス
なんかがよいかも知れません。
白花のインパチェンスはとても合うと思います。
もともと下草が生えているところにゆりも生えますから、
あまり生育が旺盛でないものなら何でも植えられますね。
なお、山百合はやや家庭での栽培が難しい方に入ります。
できるだけ大きな鉢に深めに植えることと、冬乾かさない
ことです。
また、アブラムシがつきやすく、ウイルス病を媒介するので
こまめに浸透性の駆除剤をまいて予防します。
球根を乾かしてもウイルス病が出やすいようです。
花が終わったら、あとは球根を太らせるために葉を大切にして
ください。お礼肥も与えましょう。
ぜひ毎年咲かせて、山百合のよさを味わってください。
EURO様、いろいろとありがとうございます。
ヤマユリの球根は入手したものの、詳しいことは何も知らなくて…
本当にありがとうございます。
ヤマユリは私にとって、子供の頃の夏休みを思い出す花です。大好きです。
「谷間の百合」ならぬ「ベランダの百合」、花を咲かせられるよう、がんばります!
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