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すいません。タイトル入れ忘れました。
去年の7月末に引っ越しをしました。引っ越し先の家にサルスベリがあって見事に咲いていました。最近植木屋さんが訪ねてきて「サルスベリは枝元から切らないと今年咲かないよ」と言うのです。私もよくおじいさんがサルスベリをすっかり根元から切っていたのを覚えていますので、早速剪定してもらいました。そしたらにぎりこぶしのようなコブが枝のてっぺんについているみたいで不格好な形になりました。主人は「枝ぶりが自然のままのほうがよかったなあ」と切ったあとで後悔しています。サルスベリのコブを作らないで格好よく樹形を維持する方法を教えてください。また剪定しないでいたら本当にサルスベリは咲かないのでしょうか?サルスベリを自然のまま放任していたらどうなるのでしょうか?どなたか教えてくださいませ。
まず、自然放置したらどうなるかと云う点ですが、コブの部分や
放っておいた前の年の枝から発生する新鞘(枝)が年々弱いものになり、
先端に付く花がどんどん少なくなります。
サルスベリはその年に元気一杯発生した強い枝の先端に花を咲かせるか
花木なので、そのような枝を出させる切り方が正しい剪定法と云う
ことになります。
原理は徒長枝と同じで、強い枝を切ると強い新枝が出易くなります。
この為、太い枝を途中で切り、翌年の開花枝を作るわけです。
同じ場所で何度も剪定を繰り返すとコブが出来ます。
コブを作らない切り方ですが、花の付いた強い(太い)枝を、付け根の
少し上で切るとコブになりにくいです。
これなら切り株のように残った部分から強い新鞘(枝)が発生するので
花が沢山付く枝が出ます。
コブの好き嫌いは主観的なものなのでなんとも言えませんが、それが
手入れをしている落葉期のサルスベリのあるべき姿だと思う方は
少なくないと思います。
気になるようでしたら何年かに一度大きくなったコブを切り落とし、
新枝を出す位置を少しづつ下げ、数年して新枝を発生させる位置が
全体のバランスを崩すようになったら、発生した良い枝を残して
また上で切ることを繰り返すと良いでしょう。
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