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公子さんが「怖い、気持ち悪い」というカビ、ガジュマルの急変。
どう考えてもただならぬ事態なので、いろいろ考えてみました。
その白いカビ、これかもしれません・・・。
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/byoki25.html
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/byoki12.html
私も実際にこれらの病気の経験がないので、詳しいことはわからないんですけど、どちらかといえば地際や表土が白いカビで覆われるのが白絹病。白紋羽病はおもに根の病気なので、表土だけでなく地面の中や根の間にもカビのようなものが見えたら、こっちの可能性が。
どちらもネット検索すると、詳しい情報が見つかります。
もし、このどちらかの病気でしたら、私が前レスで書いた「腑に落ちない」ことも納得がいきます。高温多湿で発生するのは確かですが、ほかのカビと違って、少々土を乾燥ぎみにした程度では死滅しませんので。
もしこの病気なら、正直言って、かなり厳しいかもです。
なかなか効果的な薬がないようですし・・・。生産者さんは、この病気が発生すると、ほかの株への感染を防ぐために病株を抜いて処分するらしいです。
でも個人が自分のために育てている植物なのですから、手を尽くすだけ尽くしてみましょう。あきらめないで!
実は去年の秋、よその掲示板ですが、紋羽病と思われる症状の花木(ボロニア)のご相談にのったことがあります。葉が枯れてきたなーと思ったら1週間ぐらいのうちに4本株立ちのうち3本が枯れ、黄色いキノコが生えてきたというので、植え替えを勧めました。
鉢から抜くと根は白くて元気そうだけど、全体的に白や黄色のカビみたいなもの、ドロッとしたものがついている。鉢穴のまわりにも黄色いカビのようなものがたくさん・・・というような状況でした。
正直、もう駄目かなあと思ったのですが、土を落として植え替え・ベンレートで消毒したら、無事に復活した――という報告をいただきました。
不気味な白いカビといい、黄色いキノコが生えてきたところといい、公子さんのいまの状況に似てますよね。
ただ、そのケースと比べても、真夏という時期がつらいですね。
本来なら、弱った株を夏に植え替えるのはほんとに厳しいですが、まさに今は「緊急事態」。ダメモト覚悟で土を落として植え替えるか。
殺菌剤をまいて、しばらく様子を見て、なんとかもってくれるようなら秋まで待って植え替えか。
・・・正直、私はどっちがいいか判断できないです。
ただ、話を伺うかぎり、ガジュマルは植え替えたほうがいいかなあ。
シルクジャスミンは、もうちょっと様子見してもいい気もします。
いずれにしても、ベンレート(がいいと思うのですが)で殺菌する必要があるでしょうね。植物だけでなく、土にも十分まいてください。
様子を見て、再度まくなら、1週間ぐらいあけてください。
置き場所は戸外、風通しのいい場所のほうがいいと思います。
また、シルクジャスミンは根の負担を軽くするために、少し剪定したほうがいいかもしれません。ついでに万一のときの「保険」に、先端部を挿し木しておきましょう。いまの時期の挿し木成功率がどの程度かわかりませんが、手をこまねいているよりマシです。
あきらめないで、がんばってください!
丁寧なお返事ありがとうございます。
とても心強いです。URLを拝見させていただいたのですが・・・
どうもこんな感じです。幹の部分にはまだカビはついていませんが
土の中は白いものだらけです(T_T)
根はどうなってるのか取り出してみないとわかりませんが
こわいです・・・。
植え替えの事で再度お聞きしたいのですが、
土は全部落としてしまってよいのでしょうか?
(今回の場合も根とか洗ってもだめですよね?)
植え替えのときの土に何か肥料とか混ぜたほうが
よいのでしょうか?
今現在茶色く変色してきた葉っぱなどは
切ってしまったほうがよいのでしょうか?
今度の植え替えは失敗は許されないので
慎重にいきたいと思います((+_+))
何か他にも気をつける事があればどうぞ教えてください。
よろしくお願いします!!!
> 幹の部分にはまだカビはついていませんが
> 土の中は白いものだらけです(T_T)
やっぱり白紋羽病みたいですね。
ふつうのカビは土の表面に生えるもの。
土の中まで侵入しているのなら、この病気に間違いないでしょう。
> 植え替えの事で再度お聞きしたいのですが、
> 土は全部落としてしまってよいのでしょうか?
> (今回の場合も根とか洗ってもだめですよね?)
私自身は紋羽病の経験も、真夏の植え替えも経験したことがないので、自信をもってお答えできないのですが・・・。
ランドルフさんの回答にあるように、土を落とす植え替えは、たとえ健康な株でも相当な負担になります。根を洗うのは、さすがにまずいのではないでしょうか。
鉢から抜いて、目に見える白いカビ部分を落とせるだけ落とし、その段階で一度根と土に殺菌剤を十分にスプレーする。
それから清潔な鉢に、新しい土を足して植えなおす。
植え替えが終わったら、もう一度株の根元および土に、水やりがわりに残りの殺菌剤をまく。
・・・という方法しか思いつきません。
ベンレート水和剤は水で薄めて使うタイプの薬剤で、いま手元にありませんが、たぶん粉末状だと思います。おそらく1000倍希釈だと思いますが、説明書をよく読んでくださいね。
ペットボトルなどで希釈液を作り、それにスプレーできる部品(なんていう名前でしょう・・・100均でも売ってます)を取り付けるか、別容器で作った希釈液をスプレータイプの洗剤のあきびんに移すと散布しやすいでしょう。
強い薬ですから、取り扱いには十分注意して、戸外で散布してください。高温や直射日光では薬害が出やすいので、夕方の散布がいいと思います。
なお、ベンレートは柑橘類には登録があるのでシルクジャスミンは大丈夫ですが、ガジュマルには登録がありません。つまり、薬害が出るかもしれないということ、使う場合は自己責任で・・・ということです。
> 今現在茶色く変色してきた葉っぱなどは
> 切ってしまったほうがよいのでしょうか?
根をいためる植え替えになりますから、地上部もそれに見合うだけ切ったほうがいいでしょうね。(根を傷める→吸水量が減る→枝葉をおとすことで蒸散量をおさえて根の負担を減らす、という考え方)
いずれにしても、根からの吸水力は今以上に弱くなるおそれがあります。植え替え後は朝夕、葉や枝に霧吹きで水をやって、少しでも吸水を助けてやったほうがいいと思います。
> 植え替えのときの土に何か肥料とか混ぜたほうが
> よいのでしょうか?
肥料は健康な株に与えてこそ効果を発揮するもので、弱った株、植え替えという大手術をした株には百害あって一利なしです。与えるのは、復活の兆しが見えてから。
これ以上のことは、私にもわかりません。
どうか無事に、この難局を乗り切ってくれるといいのですが・・・。
シルクジャスミンもガジュマルも、本来は生命力の強い木です。その生命力を信じて、手を尽くしてやってください。
本当に毎回毎回ご丁寧なお返事ありがとうございます。
今までのアドバイスを参考にして
明後日がお休みなので植え替えを決行したいと思います!!!
結果は絶対お知らせしますので
待っていて下さい!!!
頑張ってみます(>_<)
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