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クッカバラの下の方の葉が枯れてきてしまいました。
昼間は出窓に置いて、夕方からは部屋の中に移しています。
エアコンのあたらないところにおいてあるのですが・・・
どうしたら良いでしょうか？教えてください。

冬は気温も空中湿度も低くなり、熱帯の植物の成長には適さなくなります。
温度や日照を上手に調整してやっても下葉が黄色くなったり、枯れたりする
スピードが早くなることは多いです。全体に急激に傷む場合は要注意ですが、
下葉だけならそれほど心配は要りません。

とりあえず温度が低い時に水をやりすぎない、暖かい日中に時々葉に霧水を
与えて保湿する、できるだけ室温の保てるところに置く、などの点に留意し
てください。傷んだ下葉は随時取ってしまってかまいません。

ご丁寧な、アドバイスどうもありがとうございました。
水やりをひかえて、なるべく温度差のない場所に移します。
ただ、他の葉もところどころ黄色くなってきた感じで、水がどのくらいたまっているか、みようとしたら、とてもにおったので、もしや根ぐされ・・・とすごく心配です。（ハイドロ栽培です）
どのように対処したらよいか、また教えていただけますか？
よろしくお願いいたします。

ハイドロでしたか……。(^^;;
基本的にハイドロ栽培は温度が確保できる環境での育て方だと考えて
ください。土は乾いてくるとその隙間に空気を含み、それが断熱材の
ように作用します。また土の中で育つ根は定期的に乾きが来るので、
環境ストレスに耐えるようになり、寒さや乾燥に強くなります。ハイ
ドロの場合は一種の水栽培ですので、中に入っている水が冷えると根
も一緒に冷えてしまい、また通気性が高すぎて空気の保温も期待でき
ません。土を使わない清潔な栽培法で快適に見えるハイドロにもこう
した弱点があるのです。

根が腐っているような場合は、できれば一度容器から出して傷んでい
る部分を切り捨て、殺菌剤で残りの茎や根を滅菌してから新しいハイ
ドロボールで植えつけるのが望ましいです。ただし、それでなくても
低温で弱っている株ですから、植え替えの作業前後（植え替え後の養
生の期間も含めて）は15℃以上の室温確保が必要、と考えた方が安全
です。それができない場合は、水やりをぎりぎりまで控えて、４月末
までなんとかがんばってもらうしかありません。

クッカバラやセロウムはフィロデンドロンの中ではもっとも丈夫な
種類ですし、根が全くなくなっても茎が傷まずに残っていれば挿し芽
で簡単に更新できます。生命力を信じてなんとか保たせてください。

観葉植物初心者のわたしにとって心強いアドバイスをいただき、本当にどうもありがとうございます。
生命力を信じて、できるだけの努力をして、元気にします！
また、何かありましたらよろしくおねがいいたします。