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昨年の夏から育てているポトスライムですが
葉が黄色くなり、何枚かぐんにゃりと倒れてしまっていたので
葉をひっぱってみたら異常に柔らかく、
茎も溶けてしまっているような感じで、
よく見ると株元がぐにゃぐにゃと腐っているようです。
掘って根を取り出してみたら、根は白く、触っても硬いので
根腐れとは違うような気がします・・・。
これはいわゆる「軟弱病」でしょうか?
今育てている状況です。
・セラミス
・根には土ではなく、白い苔玉のような(?)ものがついて、植え られている。
・日当たりの良い、昼の気温はかなり高くなる場所に置いている。
・風通しはあります。
・水やりはインジケータが赤くなってから。
・スリップス等の虫は発見出来ませんでした。
やはり気温が高いのがいけないのでしょうか?
痛んだものはきれいに取り除いて、元気なものだけ残せば問題ないですか?
まだ元気な株もあるので、救い出したいのです。
どなたか是非ご教授下さい。(>_<)
ごめんなさい、「軟弱病」かどうかはわかりません。
ポトスは本来あきれるほど丈夫な植物で、私はゴールデンポトスを20年以上、ポトスライムも3年以上育てていますが、カイガラムシ以外の病害虫は経験したことがないので・・・。
でも、ぶるーぱんださんのポトスに、なにか異常が起きているのは間違いないですね。
本来は高温多湿を好む植物なので、いまの置き場所は、普通の土植えでしたら、むしろ理想に近い場所だと思えます。
ただし、さすがに真夏の直射日光はポトスには強すぎるので、レースのカーテンを引くなどある程度遮光してやったほうがいいですね。とくにポトスライムは一般種のゴールデンポトスよりやや弱いくらいの光が適していますので。
以上は土植えの場合です。ハイドロカルチャー栽培だと、日光に当てたり暑くなりすぎる場所は難しいと思いますよ。
弱ってきたのはこの置き場所が原因かな?という気がしますが、そうだとすると、根っこが白くて元気・・・というのが腑に落ちないです。
それと、
> ・根には土ではなく、白い苔玉のような(?)ものがついて、植え られている。
この正体は何でしょうね?
最初からそういうふうに植えられていたのか。それとも、調子がおかしくなって抜いてみたら、そんなふうになってることを発見したのか。
白紋羽病という、根の周りに白いカビがびっしりつくカビがありますが、まさかカビってことはないですよね・・・?
いずれにしても、けっこう危機的な感じですね。
私でしたら、いまの株を元気にすることはあきらめ、健康そうな葉を選んで挿し芽します。いまの時期なら、コップの水に挿して明るい日陰に置いておけば、2週間ぐらいで発根しますよ。
挿し芽する部分は、先端でも、茎の途中でも大丈夫です。2〜3節に切り分け、節の部分から発根しますので、いちばん下の節が水につかるようにしておきます。水はできれば毎日替えてください。
そして発根したら、私だったら、今度は土で育てます。土植えのポトスなら、初心者さんでもほんとに育てやすく、失敗がないと思いますし。
ポトスライムは案外生長が早くて、どんどんつるも伸びてきますよ。
なお、さっきの白い苔玉のようなものがもしカビっぽいものでしたら、ほかの植物などに移らないよう、急いで処分したほうがいいです。
挿し芽用に切り取った健康な枝以外は、植物も土も、きちんと捨ててください。
鉢もきれいに洗って、あればベンレートなどの殺菌剤、なければ塩素系の漂白剤につけるか、熱湯消毒したほうがいいと思います。
苔玉のようなものが、そんな不気味なものではなくて何かの園芸素材(挿し芽のときに使うロックウールとかスポンジのようなもの)でしたら、弱った部分を取り除き、元気な部分だけは残して育ててみてもいいと思います。
ただ、上に書いたようにいまの置き場所はハイドロには向かないので、置き場所を変えるか、こちらも土で植え替えたほうがいいですね。
いずれにしても、挿し芽で「保険」株は用意したほうがいいと思います。
ぼー様
先ほどポトスライムを全部取り出してみました。
白い苔玉のようなものというのは「水苔」でした。(^^;
根はやはり硬くて白いですが、水苔がからみついている部分は
カビ臭かったです。
細菌が繁殖してしまったのか・・・原因はよく分からないですが
一応元気な部分の茎を切り取って水に挿しました。
これで根が出てきたら、教えてくださったように鉢も消毒し、
土に植えたいと思います。
とてもかわいい子たちなので、また元気に育って欲しいです。
ご丁寧な回答、本当にありがとうございました。
> ごめんなさい、「軟弱病」かどうかはわかりません。
> ポトスは本来あきれるほど丈夫な植物で、私はゴールデンポトスを20年以上、ポトスライムも3年以上育てていますが、カイガラムシ以外の病害虫は経験したことがないので・・・。
> でも、ぶるーぱんださんのポトスに、なにか異常が起きているのは間違いないですね。
>
> 本来は高温多湿を好む植物なので、いまの置き場所は、普通の土植えでしたら、むしろ理想に近い場所だと思えます。
> ただし、さすがに真夏の直射日光はポトスには強すぎるので、レースのカーテンを引くなどある程度遮光してやったほうがいいですね。とくにポトスライムは一般種のゴールデンポトスよりやや弱いくらいの光が適していますので。
>
> 以上は土植えの場合です。ハイドロカルチャー栽培だと、日光に当てたり暑くなりすぎる場所は難しいと思いますよ。
> 弱ってきたのはこの置き場所が原因かな?という気がしますが、そうだとすると、根っこが白くて元気・・・というのが腑に落ちないです。
>
> それと、
>>・根には土ではなく、白い苔玉のような(?)ものがついて、植え られている。
> この正体は何でしょうね?
> 最初からそういうふうに植えられていたのか。それとも、調子がおかしくなって抜いてみたら、そんなふうになってることを発見したのか。
> 白紋羽病という、根の周りに白いカビがびっしりつくカビがありますが、まさかカビってことはないですよね・・・?
>
> いずれにしても、けっこう危機的な感じですね。
> 私でしたら、いまの株を元気にすることはあきらめ、健康そうな葉を選んで挿し芽します。いまの時期なら、コップの水に挿して明るい日陰に置いておけば、2週間ぐらいで発根しますよ。
> 挿し芽する部分は、先端でも、茎の途中でも大丈夫です。2〜3節に切り分け、節の部分から発根しますので、いちばん下の節が水につかるようにしておきます。水はできれば毎日替えてください。
>
> そして発根したら、私だったら、今度は土で育てます。土植えのポトスなら、初心者さんでもほんとに育てやすく、失敗がないと思いますし。
> ポトスライムは案外生長が早くて、どんどんつるも伸びてきますよ。
>
> なお、さっきの白い苔玉のようなものがもしカビっぽいものでしたら、ほかの植物などに移らないよう、急いで処分したほうがいいです。
> 挿し芽用に切り取った健康な枝以外は、植物も土も、きちんと捨ててください。
> 鉢もきれいに洗って、あればベンレートなどの殺菌剤、なければ塩素系の漂白剤につけるか、熱湯消毒したほうがいいと思います。
>
> 苔玉のようなものが、そんな不気味なものではなくて何かの園芸素材(挿し芽のときに使うロックウールとかスポンジのようなもの)でしたら、弱った部分を取り除き、元気な部分だけは残して育ててみてもいいと思います。
> ただ、上に書いたようにいまの置き場所はハイドロには向かないので、置き場所を変えるか、こちらも土で植え替えたほうがいいですね。
> いずれにしても、挿し芽で「保険」株は用意したほうがいいと思います。
>
> 白い苔玉のようなものというのは「水苔」でした。(^^;
ああ、納得できました。
挿し芽するのにミズゴケを使うと成功率が高いので、私もポトスやシャコバサボテンの挿し芽に利用することがあります。
ただ、発根後に鉢あげするときは、ハイドロであれ土植えであれ、ミズゴケは取り除いて植えるのが原則です。じゃないと、ミズゴケが腐り、まわりの根も腐ってきますので。
その手間を省いて、ミズゴケにくるまったまま、植えられていたんですね(ーー;
致命的なダメージを受ける前に、気がついてよかったですね。
なお、ご存じだと思いますが、ハイドロ栽培用の鉢は穴がないので、土植えには使えません。穴のあいた鉢に植えてくださいね。
ポトスライムは葉色がきれいなので、かわいい鉢にもモダンでシャープな鉢にも似合います。鉢を選ぶのも楽しみですね♪
ぶるーぱんださんのポトスライム、今度はうまく育ってくれますように!
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