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ハイビスカスの挿し木 投稿者:こっぴー 投稿日:2005/12/05(Mon) 11:37

ハイビスカスを室内に取り込んでからもう約1ヶ月になります。
取り込むときに剪定して、そのとき切った枝を水にさしているのですが(こうすると親株が越冬できなかったときにこの子供たちからまた株を作れると何かで読んで…)。

まず一つ目、ずっと水にさしたままでいいのでしょうか?(たまに水は新しいものに変えています)
それとも根が出たら土に挿し木したほうがいいのでしょうか?

二つ目、水にさしている枝についているつぼみがふくらんで、小さいながらにも花を咲かせています。
そのせいか、葉っぱが黄色くなってきてるのがあるのですが、水にさしてる状態で花を咲かすのはやめたほうがいいでしょうか?

よろしくお願いいたします。


Re: ハイビスカスの挿し木 投稿者:ランドルフ 投稿日:2005/12/05(Mon) 15:03

ハイビスカスは熱帯性の植物ですから、基本的に15度
(朝方の最低気温)で生育します。
挿し木はそれこそ何もない状態から根を出して新しく
固体を作るのですから、まずは植物がぐんぐん生育する環境が
必要です。

次に、根を出すためには、木になってはいない(新しく組織を
作る力が残っている)けれども、しっかり充実した枝である
(新しく組織を作るための十分な栄養を蓄えた、しかも
すぐに腐ったり傷ついたりしないしっかりした枝)で
有る必要があります。

以上から、朝方最低15度を保たない場合、挿し木は
失敗する可能性が大きいです(根がないので幹の養分
を使いながら生きている状態であり、気温が低いと
根を作り出すのにも時間がかかる、あるいはできない
うちに力尽きて枯れてしまう)。

また、ハイビスカスのなかで、ハワイアン系のものは
もともと挿し木で発根しづらく、接木で増やすのが普通
です。

本来保険のための子株は、秋になる前に作っておくものです。

冬、取り込んだハイビスカスがぐんぐん生長し、花をたくさん
つけるようなら成功すると思います。
水差しの場合、有る程度根が出たら、清潔な土に植え替えて管理
する必要があります。

上記をよんでお分かりいただけるかと思いますが、花を
咲かせるということは、枝の養分を使いながら咲かせる
わけで、その分、根を作り出す養分を使い果たすことに
なります。

根を出すためにはつまないといけませんが、上記から判断
して、根を出すのが難しい、と判断した場合は、そのまま
切花として咲かせられるだけ咲かせてはいかがでしょう?。

また、電気製品の近くは温度が保たれるので、その近く
(たとえばTVの上)とかにおくことが推奨されたりしています
が、水をこぼしたりすることによる影響(機器が故障する
だけならまだよいですが、火災などの元にもなりえます)
があるので、あくまで自己責任で、ということで
私は勧めません。


Re^2: ハイビスカスの挿し木 投稿者:こっぴー 投稿日:2005/12/05(Mon) 16:28

始めまして、ランドルフさん、ご丁寧にありがとうございます。
重ねまして、ご質問させていただきます。

> 根を出すためには、木になってはいない(新しく組織を
> 作る力が残っている)けれども、しっかり充実した枝である
> (新しく組織を作るための十分な栄養を蓄えた、しかも
> すぐに腐ったり傷ついたりしないしっかりした枝)で
> 有る必要があります。

とありますが、枝の色が茶色のところはダメなんでしょうか??
でもほとんど茶色というか、先の芽がある辺りくらいですよね、黄緑色のところは・・・。

>
> 本来保険のための子株は、秋になる前に作っておくものです。

勉強になりました。
なんとしても、親株を元気に冬越しさせなくては…(^^;;


> 根を出すためにはつまないといけませんが、上記から判断
> して、根を出すのが難しい、と判断した場合は、そのまま
> 切花として咲かせられるだけ咲かせてはいかがでしょう?。

はい、様子を見ながら考えてみようと思います。
水さししている花瓶を置いてるのはいつもだいたい暖かくしているお部屋なので今もつぼみを膨らましていますし・・(^^)

それでは、上に書きましたが、木になってはいない(新しく組織を作る力が残っている)けれども、しっかり充実した枝(新しく組織を作るための十分な栄養を蓄えた、しかもすぐに腐ったり傷ついたりしないしっかりした枝)について、もう少しだけ教えてください。
よろしくお願いいたします。


Re^3: ハイビスカスの挿し木 投稿者:ランドルフ 投稿日:2005/12/05(Mon) 20:29

普通挿し木に用いる枝は、緑色の部分で、新芽のように
よなっとしてなくて、しっかり硬くなった部分を用います。
今の季節は枝の伸びがやや止まり、茶色くなっていますが、
6月ごろに勢い良く伸びている枝は緑のまま残っています。

茶色くなってしまった部分は根が出にくいのですが、沖縄などの
土産用に、逆に直径1センチくらいある枝でも増やすことは
できます。
幹が太いので、中に十分養分が蓄えられており、乾いてもしばらく
持つので、土産に向いているのですね。

一番適しているのは6月くらいだと思いますので、そのころに
再度ためしてはいかがでしょう?。
なお、水差しの場合、容器は黒くて光を通さないほうが早く
根がでます。


Re^4: ハイビスカスの挿し木 投稿者:こっぴー 投稿日:2005/12/05(Mon) 20:53

> 一番適しているのは6月くらいだと思いますので、そのころに
> 再度ためしてはいかがでしょう?

なるほど、そうですね、また次の成長する時期に緑色の枝を切って水さししてみます。
挿し木して増やした子株をお友達や離れてる家族などに自分でかわいくラッピングなんかしてプレゼントしたいなぁ〜って思っているので、がんばります!!!
あ、教えていただいたとおり、水さしするときは黒い容器にさして・・・(^^)

ランドルフさん、たびたびありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。








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