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以前にもご相談させていただいたのですが、5本編んであるパキラのうち、3本はもう絶望的で、残りの2本の内、1本も幹が柔らかくなってきてしまいました。1メートル位ある背丈の幹のうち、上の15センチくらいは、まだ緑色で固くて、葉っぱもまだ付いています。このパキラを救うことはもはや無理ですか?まだ元気なところのみをきりとって育てることは出来ないですか?
もし、無理なようでしたら、最後の一本はまだ柔らかくなっておらず、新しい芽も出てきているので、この木だけはせめても救いたいのですが、他のかれてしまった木と一緒にしていても大丈夫なのでしょうか。ここ2週間ずっと水をやっていないにも関わらず(液体の栄養剤は一本さしましたが)、土が湿ったままです。このまま同じ土に入れていても大丈夫なのでしょうか。
残念ですがかなり厳しい状態です。土の水分が乾かないのは根が水を吸っていないからで、4本については既に根腐れから幹も腐っていると思います。時期的に植え替えのできる時期ではないので残り1本の緑の枝(葉柄ではなく幹の先端部分)を切って水挿しで発根させる方法位しかないと思います。その上で(緊急避難的に)植え替えを行い、枯死した4本を破棄して新しい土で植え付け、極力暖かい場所で管理してみてはいかがでしょうか。
元々このような細工物のパキラは購入時が最良で、その後は樹姿が乱れたり、根詰りや根腐れ、締め付けのストレスによる弱い個体の枯死につながる事が多いものです。
絶望的というのは完全に枯れてると言う事でしょうか?
枯れてるものは取り除くか、根をカットして支柱としてそのまま使うかといったとこですね。
まだ生きてる部分があるのなら挿し木で生き延びさせる事ができます。
とにかく水やりは控える事です。これ以上根を窒息死させてしまってはほんとうに全滅ですから。
あとあらっぽい方法ですが、春半ば、生育温度になったころに、葉を落とし、根元から腐ってる部分をばっさり切り、さらに健康な株も長さをそろえてばっさり切って挿し木なんて方法もあります。
健康な株を切るのはちょっと・・と言う場合、逆に腐った部分を切り落とした株の切断面までピートモスなど、固めやすい土を盛って発根させ、根が伸びて太くなってから徐々にそれを取り除いていき、根が露出した状態の株を作り上げるという手もありますが初心者にはちとむずいですね(^-^;)
いちばん重要なことは温度を高く維持することだと思います。
木の活性を高め生理機能を回復させなければそのまますべてが枯れてしまうかもしれません。
「挿し木」や「取り木」の方法は木が順調に生育している高温時でなければまず成功しません。
現在の状態を正常に戻すよりはずっと難しい作業です。
どうしても助けたければ昼夜通して20度以上の温度を確保してみるのが有効だと思います。
現在の気温からするとかなり困難なことですがその木一本だけ対処するのなら小さい設備で間に合うと思います。
電気ヒーターなどの暖房機器は園芸店に行けばたくさんあります。
温度が高くなり木の活性が上がるとしだいに水を吸収するようになります。
土をカラカラに乾かさないようにこまめに水やりをするといいです。
葉水、肥料は必要ありません。
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