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常緑で、葉色は緑で、フウチソウに似た草を庭植えにしているの
ですが、その草の名前がわかりません。
寒さには強いようで、普通の水やりで大丈夫な草です。
花は咲かない草のようですが・・・。
写真がない文字だけでの説明ではわかりづらいかと思いますが、
考えられる植物の名前を挙げていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
その草の葉はフウチソウのように薄手のものでしょうか?
もしもう少し肉厚な感じだと、私も以前に質問させていた
だいたことがある、シナオリヅルランの可能性もあるかなと
ちょっと思いました。
ブルーミングスケープさんにも画像添付できる植物の名前
質問コーナーがありますし、下記のところでも画像が貼れますよ。
http://botany.cool.ne.jp/bbs.cgi
ご返事ありがとうございます。
シナオリヅルランを検索したのですが1つもヒットしなかったため、
オリヅルランの品種を調べてみたのですが、「シナオリヅルラン」
という品種はありませんでした。本日デジカメで写真をとったので
教えていただいたページへ投稿してみようと思います。
ご親切にありがとうございました。
教えていただいたホームページでは何故か投稿できなかったので、
他のホームページより投稿させていただきました。
「何の花?掲示板」と検索していただくと、そのホームページへ
アクセスできるかと思います。投稿番号32064 名前ナナで
投稿した写真を見ていただけますか?
他の方も指摘されているように、やはりオリズルランの斑のない
品種でしょうか?
斑入りのオリズルランは本などによく載っているのですが、
斑入りでないオリズルランは見かけないので、確認することも
できません。
もしそうだとすると、お解りであればその名前と水やり・日光等
の管理方法を教えていただけないでしょうか。
斑入りのものとは管理が少し異なると思うので。
日当たりのよい戸外で庭植えにしているのですが、日当たりなど
問題はありませんでしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。
写真を投稿なさった掲示板の管理者の方が書いていらっしゃる通り、斑のないオリヅルランのようですね。
ソトフオリヅルランの種子をまけば、このような緑一色のオリヅルランができますし、また緑一色のものが販売もされています。
斑入りのオリヅルランの原種に近いもので、管理方法は斑入りのオリヅルランと同じで大丈夫です(斑入りのものより丈夫です)。
0℃くらいまでは耐えるようですが、強い霜に当てると地上部は枯れてしまいます。
我が家あたり(関東地方)では冬に地上部が枯れますが、地下部が生き残って春に再び芽吹きます。
東京あたりでは、冬も地上部が枯れずに残っていることが多いようですね。
通常は、最低気温5℃くらいを保ち、日当たりのよい場所で栽培します。
それから…
細かいことを言うようで恐縮ですが、写真掲示板をお借りして、こちらでやり取りをしていては、写真掲示板に書き込みしてくださった方にちょっと申し訳ない気もしますが、いかがでしょうか?
先方の掲示板のフォローをお願いいたします。
ご教示いただきありがとうございます。
> 写真を投稿なさった掲示板の管理者の方が書いていらっしゃる通り、斑のないオリヅルランのようですね。
> ソトフオリヅルランの種子をまけば、このような緑一色のオリヅルランができますし、また緑一色のものが販売もされています。
斑入りのものしか見たことがなかったので、今まで草のようだ
と思いながら育てていた植物が、オリヅルランとのご回答をいただき
少し驚きました。原種、もしくは人工的に作られたものなのですね。
> 斑入りのオリヅルランの原種に近いもので、管理方法は斑入りのオリヅルランと同じで大丈夫です(斑入りのものより丈夫です)。
何でも斑入りのものは直射日光に弱かったりする傾向がありますが、
斑入りでないオリヅルランでも真夏の直射日光にあてては
葉やけをおこす可能性はありますよね・・・
> 0℃くらいまでは耐えるようですが、強い霜に当てると地上部は枯れてしまいます。
> 我が家あたり(関東地方)では冬に地上部が枯れますが、地下部が生き残って春に再び芽吹きます。
> 東京あたりでは、冬も地上部が枯れずに残っていることが多いようですね。
> 通常は、最低気温5℃くらいを保ち、日当たりのよい場所で栽培します。
こちら近畿の瀬戸内海側ですが、今年の冬は冷え込む日が多く
最低気温が0度を下回る日があり、平均でも5度程度です。
戸外で地植えにしているので葉先が枯れるなどしますが、
それでも青々としていて、一生懸命に寒さに耐えてくれているの
だと思います。夏の直射日光のことも心配ですし、このまま日当たりのよい地植えで管理してもよろしいでしょうか?
地植えにも適していますでしょうか?
また、地上部が枯れた場合、枯れた部分をカットしても、カットした
部分から葉がのびてくることはないんですよね。ご指摘のように
地下部分から芽がでてきて生い茂って初めて見栄えが回復するの
ですよね。
お手数をかけますが、ご返事をどうぞよろしくお願いいたします。
>
> 細かいことを言うようで恐縮ですが、写真掲示板をお借りして、こちらでやり取りをしていては、写真掲示板に書き込みしてくださった方にちょっと申し訳ない気もしますが、いかがでしょうか?
> 先方の掲示板のフォローをお願いいたします。
はい、承知しております。あちらの掲示板は植物の名前を
教えていただくための掲示板で、こちらはこがもさんもオリヅルランの可能性があるとのご回答でしたので、管理のしかたも教えていただきたく、こちらの掲示板を優先させていただく形になってしまい
ました。ご了承ください。
お返事遅れてすみません。でも解決されたようでよかったです。
Aquiyaさんがご回答くださっているようにオリヅルランは
緑一色のものが原種のようで、種まきするとそういうものが
出るようですね。ナナさんと同じ疑問をもたれた方のHPが
ありましたので、ご参考に。
http://min-and-mint.at.webry.info/200509/article_3.html
ちなみに我が家のものは、ランナーが出ない常緑のものなので、
ナナさんのとは違いますね。
ナナさん、こがもさん、こんにちは。
ちょっと煩雑なことを書きますが、お付き合いください。
オリヅルランの仲間にはたくさんの種類がありますが、通常の観葉植物図鑑などには、シャムオリヅルラン、ソトフオリヅルラン(外斑オリヅルラン)、ナカフヒロハオリヅルラン(中斑広葉オリヅルラン)の三つが掲載されているようです。
この中でシャムオリヅルランだけが別種で、ランナーを出さず、耐寒性が弱い植物ですね(こがもさんがお持ちのものはこれだと思われます)。
ソトフオリヅルランは細い葉を持つ耐寒性が強い園芸品種で、これの種子からは「緑一色の細い葉を持つ耐寒性が強いオリヅルラン」が生まれます。
ナカフオリヅルランも花を咲かせて種子を付けますが、通常その種子から生まれた子株は、葉緑素を持たない真っ白な株となり、発芽後間もなく枯れてしまうようです(まれに緑色の子株が誕生することもあるかもしれません)。
それから図鑑等には掲載されていませんが、縁に斑が入った幅広の葉を持つ「外斑広葉オリヅルラン」というべきものも存在しています。
この「外斑広葉オリヅルラン」はやや耐寒性が弱く、その種子からは「緑一色の幅広の葉を持つやや耐寒性の弱いオリヅルラン」が誕生します。
つまり、緑一色のオリヅルランと言っても、「細い葉を持つ耐寒性の強いもの」、「幅広の葉を持つやや耐寒性の弱いもの」、この2種類があるわけです。
写真から判断する限り、ナナさんが育てていらっしゃるのは耐寒性が強い細い葉の種類のように思われます(断言できませんが)。
これはたいへんに丈夫なもので、短時間なら零下の気温に遭っても地上部が枯れることはないようです。
また緑一色のオリヅルランはいずれも、慣らせば直射日光に当てても問題ありません(というより直射日光に当てた方がよく育ちます)。
従って現在の環境でお育てになっても、大丈夫ではないかな、と思います。
絶対大丈夫、とは言い切れませんが。
もし「どうしても心配」ということでしたら、1〜2本根を傷めないようにそっと抜いて鉢に植え替え、屋内で育てて「保険」とするという手もあるかと思います。
(この時期の植え替えは決してお勧めはできませんが、耐寒性の強いオリヅルランでしたら、暖かい場所で栽培すれば大丈夫かもしれません)
> また、地上部が枯れた場合、枯れた部分をカットしても、カットした
部分から葉がのびてくることはないんですよね。ご指摘のように
地下部分から芽がでてきて生い茂って初めて見栄えが回復するの
ですよね。
これについてはお書きの通りですが、幸いオリヅルランは生長の早い植物です。
たとえ地上部がすべて枯れてしまっても、夏になればたくさんの葉を出し、見違えるように回復してくれるはずです。
初夏ごろに、根から少し離れた場所に肥料を埋め込んでおけば、生長も早いですね。
以上長々と書いてしまいましたが、ご参考まで。
> お返事遅れてすみません。でも解決されたようでよかったです。
いえいえ。こがもさんから写真での投稿ができるページがあると
教えていただいたお陰で、こうして皆様から教えていただいて
名前を知ることができました。本当にありがとうございます。
>
> Aquiyaさんがご回答くださっているようにオリヅルランは
> 緑一色のものが原種のようで、種まきするとそういうものが
> 出るようですね。ナナさんと同じ疑問をもたれた方のHPが
> ありましたので、ご参考に。
「オリヅルランの原種帰り」という記事を大変興味深く
読ませていただきました。緑一色のオリヅルランは
結実したソトフオリヅルランなどの種子から誕生するのですね。
緑一色のオリヅルランが原種で、斑入りのものは一種の変異したものなのですね。ですから、斑入りのものは数年ほど経つと
元の原種にかえり、またきれいな斑を出していくのですね。
オリヅルラン・・・とても不思議な生命力をもつ植物ですね。
> ちなみに我が家のものは、ランナーが出ない常緑のものなので、
> ナナさんのとは違いますね。
シャムオリヅルランはランナーがでないようですが、
ランナーがでない緑一色のオリヅルランを育てていらっしゃる
こがもさんのオリヅルランのことを私も知りたくなりました。
200種もあるようですから、何の種類なのか私も知りたいです。
Aquiyaさん、大変詳しく説明してくださってありがとうございます。とても興味深く、楽しみながら読ませていただき、大変勉強に
なりました。持っている本に早速書き込ませていただきました。
ランナーや子株のことを初めて知り、実際に確認したところ
それらがあったので、間違いなくオリヅルランだと感激しました。
葉の幅が1〜2センチで寒さには強いと思っているので、
ご指摘のように「緑一色の細い葉を持つ耐寒性の強いオリヅルラン」
だと確信しています。春になって白い花をつけるのを楽しみに
しています。本当にありがとうございました。
同じ緑一色のものでも、どのオリヅルランの種子から生まれたかで
葉の太さや、性質が違うのですね。見かけからはあまり想像できない、とても神秘的な魅力のある植物なんですね。
ナカフオリヅルランの花の種子から生まれる株は白く
すぐに枯れてしまうのですね。なんだか切ないですね。
ご指摘のように今の環境で様子をみながら育てて見ようと思います。
強健で生育がはやいので、5月ごろに根がでた子株をきりとって植えたりしてたくさん地植えにして殖やしていけたらいいなと思います。
耐寒性のある斑入りのものも並べて植えたらきれいだろうなと思ったのですが、直射日光には弱いのでやめておこうと思います。
根は多肉質で貯水ができる構造になっているようなので、
水遣りにも注意をはらいたいと思います。化成肥料も5月ごろから
あげます。
本当にたくさんのことを教えていただいて、とても勉強になりました
魅力あふれるオリヅルランのことがとても好きになりました。
これからは手厚く管理していきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
ナナさん、Aquiyaさん、こんにちは。Aquiyaさん、詳しいご説明を
ありがとうございます。我が家のはシナオリヅルランではなく、
シャムオリヅルランなんですね。ナナさんには、不正確な名前を
お伝えしてしまいすみませんでした(^^;
ただ、Aquiyaさんにお伺いできたらと思うのですが、我が家のは
緑一色なのですが、耐寒性がかなりあって、この雪でも多少めげる程度で、関東南部のうちの庭ではそのまま越冬できます。シャムオリヅルランは
大抵、通常のオリヅルランよりも耐寒性が弱いと書かれているのですが、
これも緑一色のものは強いのでしょうか? すみません、私の質問に
なってしまいました。もっと長くなるようなら、別のスレッドを立て
ますね。
こがもさん、こんにちは。
そうですね、関東南部で露地植えで越冬できるのなら、それはたぶんシャムオリヅルランではないですね。
私の早とちりのようです。
たいへん失礼しました。
シナオリヅルラン…
オリヅルランの仲間(クロロフィツム属)の植物は200種以上あり、ヨーロッパと北米以外のすべての大陸に分布しているそうですから、中国にオリヅルランの一種があっても不思議ではないですよね。
あるいはアフリカ原産なのにシャムオリヅルランと呼ばれるように、中国とは関係ないかもしれませんね。
あるいはもしかしたら、クロロフィツム属の植物ではないかもしれないし…
興味があるので、こがもさんのお持ちの植物の詳細を教えていただければ幸いです。
Chlorophytum nepalenseという植物があるようですが…
http://www.ganeshvilla.com/plants/chlorophytym_nepalense.htm
なおナナさんの育てていらっしゃる植物に関しては、オリヅルランで間違いないようですね(写真にランナーが写っているので)。
ナナさん、Aquiyaさん、こんにちは。我が家のオリヅルラン?に
ご興味をお持ちいただいてありがとうございます。ほとんど
気にかけずというか、じゃけんにしていた子だったので、あらためて
そんなに珍しい子だったのかいと、見直してしまいました(笑い)。
で、お言葉に甘えて画像をナナさんがアップされたと
同じ掲示板にあげてみました。よろしくお願いします。
でも、Aquiyaさんがあげられらようなステキなお花ではなく、
ごく地味な花が咲きます。
http://www2.ezbbs.net/18/jswc_3242/
こがもさん、Aquiyaさん、大変お世話になっております。
こがもさんが投稿されたお写真を拝見させていただきました。
私と同じ緑一色のオリヅルランのように見えますが・・・。
雪がつもっているようですが、葉が全く枯れていなくて、きれいな
緑色をした、耐寒性の強いオリヅルランのようにお見受けします。
私のような素人でも何とかお役に立てないかと、私自身の勉強も
兼ねていろいろ調べましたところ、幸運なことに緑一色の
オリヅルランの画像を見つけましたので、ご覧になっていただければと思います。
「ガーデニングサポーター オリヅルラン」と検索をしていただくと
そのページへアクセスできるかと思います。
また、お写真の下のご説明を読ませていただきましたところ、
固い茎がのびて白い花が咲いたとのことですが、その固い茎は
ランナーのことで、そこに花が咲いたということは
ランナーが出ていた証拠のように思えたのですが、いかがでしょうか。通常なら花が咲いた後に、ランナーの先に葉と気根(子株)を
つけるようですが・・・。春から夏までがランナーがでる季節で
それ以外の季節はランナーは出てこないようです。
ランナーがでない原因として、日光不足・よほどの生育不良なども
要因になるようですが、ナカフヒロハオリヅルランと呼ばれる葉の幅が広い種類は、株が7〜8個以上ないと、ランナーを出さないよう
です。ランナーを出す種類でもそういったランナーが出にくいものも
あるのですね。
あとちょっと意外な記事を見つけたのですが、その方の経験に
よりますと、環境などが快適な状態だとランナーを出さず、
逆にあまり手をかけず、適した場所とはいえない環境
(生存機能を刺激するような環境)で育ったほうが、
かなりランナーを出すと書かれていました。
また、このホームページの過去ログによると、オリヅルランは
栄養繁殖が容易で条件がいいと株がどんどん殖えていきますが、
この間は花をつくる必要がないので、ランナーが出ないとも
書かれておりました。
さらに検索してみますと、数年ランナーを出したことがなかった
のに、いつしかランナーがでてくるようになったとか、
逆にランナーがでてこなくなったりとか、色々書かれておりました。
少しでも参考になりましたら、幸いです。
こんにちは。
ナナさんがとても的確にまとめてくださった考え方に、私も賛成です。
ナナさんがお書きになっているように、オリヅルランのランナーは花穂の変形のようです。
栽培条件によってはランナーが短くなり、花だけ付いて子株が付かない、ということもあるのかもしれませんね。
子株付きのランナーは、どちらかというと鉢栽培で根詰まり気味の時によく出るように思います。
露地植えでのびのびと育てると、あるいは子株が付きにくくなるのかもしれませんね。
また園芸品種の違いもあるのかもしれません。
ひょっとしたら未知のクロロフィツム属の植物、あるいはそれ以外の植物である可能性もあるのかもしれませんが、現在の写真からは判断できません(あるいは花を見ても私には判断ができないかもしれません)。
こがもさんの「オリヅルラン」が今後どのように育つのか、とても興味深いですね。
また写真を拝見できる機会があったら、とてもうれしく思います。
私の手元にも緑色のオリヅルランがあるので、いろいろと栽培条件を変えて実験してみたいと思います。
植物に限りませんが、実際に栽培してみないとなかなか本当のところは分かりませんね。
ナナさん、Aquiyaさん、こんにちは。
ナナさん、詳しいご説明ありがとうございました。とても参考に
なりました。オリヅルランって、環境によってはランナーが
出ないことがあるのですね。なんだか不思議な植物で、今まで
邪険にしてきましたけど、興味が湧いてきました(笑い)。
今度花が咲いたら、じっくり観察してみようと思います。
ナナさん、Aquiyaさん、楽しい&ためになるお話し、ありがとう
ございました(^^)/
こがもさん、Aquiyaさん、こんばんは。
こちらこそ、本当にありがとうございました。
私のところの庭の環境は、日当たりはよいものの、狭い花壇の中で
重い燈篭や大きな石の周りにグラウンドカバーのような形で
植えているので窮屈そうな感じですし、水遣りや肥料なども
決して適切なやりかたでやっていたとはいえません。
それなのにどんどん生長してランナーを出して子株まで
つけるのですから(笑)、生存機能を刺激するような育て方を
したほうがいい気もしますね。でもそれではオリヅルランが
不憫で申し訳ない気がするので、とりあえずこれからは
本に書いてあるような適切な管理をしながら、
成長を見守っていきたいと思います。
こがもさん、Aquiyaさん、なんだか楽しみですね。
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