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こんにちわ。初めて投稿させていただきます。
どなたか教えていただきたいのですが、パキラが枯れて来てます・・
一昨年、結婚のお祝いに友人からいただいたのですが、昨年の秋あたりから葉が茶色になってどんどん落ちてきて、ついにたくさんあった葉がすかすかになってしまいました。
現在も葉が茶色くなってどんどん枯れていっています。
新芽がでてもすぐに茶色く枯れてしまいます。
冬は日中は窓際において夜はカーテンをしめてなるべく寒くないようにしてました。お水は乾いてから上げるようにしてました。
いろいろ調べたり聞いたりしてもしかして根つまり?(鉢のそこから根っこが少し出てきてたので)とおもってこの時期ですが、鉢を大きくかえて植え替えをしました。でもなかなか元気にならなくてもしかして根ぐさり?とおもってもう一度根をみてみましたが・・・・
シロートなもので根が腐っているのかどうかがよくわかりません。
根っこはちょっと黄色く(茶色まではいってませんが)なってました。
どうしたらいいのでしようか?
どなたか智恵を貸してください!!!
現在の状態は良く分りましたが、もう少し詳しい管理状況を教えて貰え
ませんでしょうか。
まず置き場所ですが、その場所の室温はどの程度だったのでしょうか。
確かに夜間はカーテンを閉める事で、窓ガラスからの冷気が直接に植物
に伝わりにくくなります。これだけでも寒さから守ってやれる大変良い
方法ですが、パキラを冬越しさせるには最低でも5℃は必要なので5℃
以上が確保出来ていたのかが心配です。
水遣りは用土が乾いたら与えるのが基本ですが、これは春から秋までの
間に行なう方法ですから冬場の低温期には水遣りを控えて乾かし気味に
するのが基本となります。これにより寒さに耐えれるようになります。
もしかして植替えをされたのでしょうか。もしそうであれば、植替えを
したのは何時頃だったのでしょうか。確かに鉢底穴から根が出て来るの
は根詰まりを起こしている可能性も考えられますが、植替えが可能な時
期は植物が生長期に入る前か、又は生長期に入っていて活動を活発にし
ている時期以外しか出来ません。根腐れを起こしたり倒して鉢が割れて
しまった時などの緊急を要する場合を除いて、5月から9月の間に行な
うのが理想的になります。
考えられる原因は水遣りが多過ぎた事と、適期以外の時期に植替えをし
てしまった事と思います。あくまで僕の想像なのですが、水遣りをする
時は用土の乾き具合を目視だけで判断されていませんでしたか。実際に
は目視だけでは本当に用土の表面が乾いたかどうかは分りにくいので、
自分の指先で湿り具合を確かめてから与える方がいいわけです。
鉢皿に溜まった水は、直ぐに捨てていましたか。
肥料が書かれていませんが、どのような肥料を与え、どの程度の間隔で
与えていたのですか。
室内でエアコンやストーブなどの暖房器具を頻繁に使用していませんで
したか。葉水等は行なわれていましたか。
>まず置き場所ですが、その場所の室温はどの程度だったのでしょうか。
正確な温度はよく分らないですが、夜はたぶん5度くらいはあったと思います。
>
> もしかして植替えをされたのでしょうか。もしそうであれば、植替えを
> したのは何時頃だったのでしょうか。
植え替えをしたのはつい最近です。2月の終わりごろでした。
> 肥料が書かれていませんが、どのような肥料を与え、どの程度の間隔で
> 与えていたのですか。
肥料は、観葉植物用の培養土、黒土、腐葉土を1:8:1です。
もう一度根っこを見ようと思ってみたら、土が湿ったままだったので
もう一度土を入れ替えて
観葉植物用の培養土、黒土、腐葉土を7:2:1の割合で入れ替えました。
> 室内でエアコンやストーブなどの暖房器具を頻繁に使用していませんで
> したか。葉水等は行なわれていましたか。
室内はエアコンは結構使用してました。葉水は気がついたときにやる程度でした。
このくらいで状態がわかりますでしょうか?
室温が深夜には5度程度あるようですから、寒すぎると言う事はなさそ
うですね。ただ人間の体感温度と言うものは正確とは言いにくいので、
出来れば温度計と湿度計は植物の近くに置かれた方がいいですね。
植替え時期が2月下旬のようですが、やはり時期を間違われたようです
ね。植物が休眠期に入っている時は、根や本体の活動が鈍くなって水分
や養分の吸収もほとんど行ないません。植替えなどの作業をすると言う
事は、少なからず植物に対してダメージを与えてしまいます。ダメージ
を与えられると植物は回復させようとしますが、休眠期の時期は活動が
鈍いので回復させる事が難しくなってしまいます。
根を再確認しようと再度、用土を入替えた事もダメージを大きくさせて
しまった原因になると思います。
植替えの手順にも間違いがあったように思いますが、株を鉢から抜いて
から古い用土を全部落とされたのではないでしょうか。観葉植物の場合
は用土を全部入替えられる事を嫌う性質があるので、用土は1/3程度
だけ落とすようにします。古い用土を落とし終えたら、株からはみ出た
根や傷んだ根を切って整理をします。それから植え付けます。
用土ですが、市販の観葉植物の土はメーカー側が観葉植物の事を考えて
開発しているので、新たに黒土や腐葉土は混ぜる必要がありません。
新たに混ぜてしまうと、状態が良くなるのではなく悪くなってしまう事
もあります。既製品は何も混ぜないで使用するのが基本です。
もし自分で配合した用土を使用したいなら、赤玉土5:ピートモス3:
日向土2を基本用土として、モミガラ燻炭やバーミキューライトなどを
基本用土に対して1割程度混入させるといいと思います。
僕は腐葉土は一切使用していませんが、それでも何の支障もなく順調に
生育しています。腐葉土は土壌改良剤ですから、腐葉土に変わるものは
いくらでもあります。
葉水を水遣りと同じと考えられる方がいますが、全く異なるので間違わ
れないようにして下さい。葉水をする事で乾燥から葉を守り、湿度を保
つ働きがあります。気が付いた時に行なうのでは葉水をしているとは言
えません。湿度が乾燥気味の時には、定期的に行なうようにします。
今回の状態が悪くなった原因は、植替え時期が早過ぎた事、用土不良だ
った事が主だったように思います。もしかしたら用土を全部入替えられ
たのだったら、これも原因になるように思います。
今後の対策ですが、レースのカーテン越し程度の光線が当たる場所に置
き、水遣りを控えめにして暫らく養生させて見て下さい。それで春先に
元気にならなければ、残念ですが枯れたと思うしかありませんね。
挿し木や天挿し、管挿し、切り戻しで再生が出来るのですが、今の状態
ではどれも難しいようです。
>とってもくわしい説明ありがとうございました。
とりあえず、春になるまであと少し・・・・
このままパキラを見守ってみる事にします。
元気になってくれるといいです・・・・
ありがとうございました
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