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昨年買ったセレウスサボテンと、
同時期にもらったキンコサボテンを寄せ植えしようかと思ってるんですが、
今現在の彼らの身の丈がセレウス20cm、キンコ8cmとあまりにも違いすぎ、
かつ彼らの現状の鉢のサイズ自体1.5号、3.5号とかけ離れているので寄せちゃっていいものなのか甚だ疑問です。
この2つは寄せ植えしてもいいんでしょうか?
丈の大きいセレウスの方の根を削いでサイズダウンをすればどうにかなるような問題ですか?
ちなみに寄せ植えできるとして、そのときの諸注意、例えば鉢は浅いヤツを使うなどの注意点も教えてください。
寄せ植え初心者なんでお手柔らかに、よろしくお願いします。
セレウスは柱サボテンの仲間ですが、キンコと言うサボテンについては
聞いた事がありません。新品種とは思えないので、名前を読み違えたか
販売店側が勝手に名づけたサボテンではないかと思います。
金が付くサボテンは数多くありますが、もしかしたら金晃丸(きんこう
まる)をキンコと読まれたのではないでしょうか。
この2種類を寄せ植えにしたいと希望されていますが、別に問題はあり
ませんから構わないと思いますよ。時期的には5月に入ってから、梅雨
入前までに行なった方がいいですね。梅雨に入ってから植替えをされる
と腐敗をする確率が高くなり、真夏に植替えをされると体力の消耗が激
しくなり弱り気味になってしまいます。植替えをすると言う事は、ある
程度のダメージを与えてしまいます。そのダメージを回復させるには、
活動が活発な生長期の間に行なう必要があります。サボテンの場合だと
生長期は4〜9月までで、9月頃に行なうと完全に回復するのが休眠期
に入るギリギリの時期になってしまいます。下手をすると回復が出来な
いままで休眠期に突入してしまい、状態が悪くなったケースも良くあり
ます。
鉢のサイズですが、セレウスが3.5号でキンコが1.5号なのでしょ
うか。セレウスの高さから見れば、4号鉢の方がいいように思います。
1.5号の鉢は、サボテンには不向きですから、小さくても3号以上の
鉢を使用された方がいいですね。
鉢が小さければ小さいほど鉢内の用土の乾く速度は早くなります。用土
の種類にも寄りますが、1.5号の鉢では大さじに2〜3杯程度の土し
か入らないはずです。僕は鉢は住宅で、用土は住居と考えています。
人間が無理矢理に鉢に住まわせているので、住みやすい環境を考えてや
るのが人間の役目だと僕は思い栽培を続けています。浅鉢も同じで、や
はり乾燥しやすいので僕は基本的には使用は避けるようにしています。
20センチ程度では切る必要はありませんよ。今のままで栽培をされた
方がサボテンにはいいと思います。切ると言う事は胴切りをして挿し木
にする事で、ただ単に胴切りをすれば挿し木が出来る訳ではなく、乾燥
や挿し木用の用土の準備などが必要になります。
乾燥には時間が必要で、切口が乾くまでの管理も大変です。
もぐりさん、それでも胴切りをされて高さ調整がしたいなら、詳しい説
明をしますが、胴切りに挑戦されますか。
キンコ=「金鯱」(きんしゃち)のことではないでしょうか?
もしそうなら不死鳥さんのご説明どおりでいいでしょうね。
キンコ=「金晃丸」のことです。
ここのサイトにそう書いてあったんで通名なのかと思っちゃいました^^;
一般的なのは漢字名の方がパッとしやすいんですね。失礼しました。
サボテンの大きさが極端に違うので、根っこの深さ自体がかなり違うじゃないですか。
植え替えのときに根っこの深さが違うと何か不具合が生じないかと心配だったのです。
それが問題ないのなら胴切りなどは極力避けたいと考えています。
ちなみに、ここは青森なので、今すぐ植え替えをするのは時期尚早ですか?
やはり金晃丸の事だったのですね。まずキンコでは図鑑などで調べても
載っていないはずです。例えばサボテンの事をサボちゃんと呼んだりす
る方が居ますが、これと同じで呼び名を勝手に省略しているだけです。
キンコなどと省略した名前で覚えると、質問をする時などに正確な名前
が分らずに回答が得られない事もあると僕は思っています。
さてセレウスと金晃丸の寄せ植えですが、僕は単体で植えるのがいいと
思いますね。金晃丸はセレウスほど高くはなりませんが、もぐりさんが
心配されているように根の深さがアンバランスになってしまうかも知れ
ません。だからと言っても、折角20pも伸びているセレウスを高さの
調整だけの意味で低く胴切りしてしまうのはもったいないと思います。
根が不良のためなら仕方がありませんが、本体や根に異常がないようで
すから、単体で植えられた方が植えやすいと思います。
鉢のサイズですが、柱サボテンのように背丈が高くなる品種は浅型鉢に
植えられると支柱を立てても直ぐに倒れてしまいます。仔が出来た時に
栽培をするのなら浅型鉢でも構いませんが、なるべく深型鉢に植えられ
た方がいいと思います。一般的に良く使用されている鉢に駄温鉢があり
ますが、柱サボテンでは深型鉢の駄温鉢でも浅くて根が鉢底穴に到達す
る場合があります。これを解消するには、テラコッタ鉢のように駄温鉢
より更に深い鉢を使用されると問題は解決するはずです。同じサイズの
鉢でも、テラコッタ鉢の方が深いのが特徴です。
青森でも梅雨時期はありますよね。基本的には4〜9月が生長期と呼ば
れる活動が活発になる時期です。植替えや挿し木などの作業は、生長期
の間に行なうのが良いとされています。植替えをすると根にダメージを
与えますから、サボテンはダメージを回復しようと努力をします。でも
作業が遅れてしまうと回復までの時間が長くなり、休眠期に入ってまで
回復期間が続くと、完全復活が出来なくなり状態が悪くなってしまいま
す。僕が以前に専門の方からアドバイスを頂いた事は、植替え等の作業
をする時は、5月に入って気候が安定した頃に行なって入梅前までには
作業を完了させなさいと言う事でした。
本などに書かれている時期は関東が基準として表記されているので、青
森では5月中旬頃を目安にされるといいかも知れません。
そうでしたか…じゃあサボテン同士の植え替えはやめることにします。
細かいことまで親切に教えて頂いてありがとうございます!
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