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去年の秋あたりに、小さな青年の木を貰い気に入った鉢(素焼き)に植え替えて、育てています。
冬は水はいらないと聞いて、冬の間ほとんど水をあげず、キッチンに置きました。
葉は全部で7枚ですが外側の5枚の先端は茶色く枯れてしまっています。(一番若い2枚は今のところ元気です。)
(ホントは9枚あって、2枚は根元まで茶色く枯れていたので、切ってしまいました。)
現在は乾燥したらお水をたっぷりあげ、栄養(土に逆さまに刺すタイプの)を与えています。受け皿はありません。
先端が枯れた葉はどうしたらよいのでしょう?
鋏ではなく手でちぎったほうがいいという話も聞いたのですが、元気な2枚を残してちぎってしまってもいいのでしょうか?
それとも本当は鋏で切る?
はたまた、このまま水と栄養を与え続ける?
申し訳ありませんが、ご存知の方よろしくお願いします。
そして、本当はどう育てたらよかったのでしょう?
冬の間はどんな間隔でお水をあげるべきなのですか?
青年の木とはユッカのことですね。
> 冬は水はいらないと聞いて、冬の間ほとんど水をあげず、キッチンに置きました。
水をあげないと枯れます。ただ寒い時期は休眠期に入っていて根が
水をあまり吸い上げないので、水を与えすぎていつも土が湿って
いるようですと根が窒息して根腐れを起こしてしまいます。
幹も腐ってきてしまいには株元から倒れることもあります。
そのため、11月ころから4月ころまでの寒い時期は、土の表面が
乾いてからさらに4〜5日経って水遣りをするようにして乾かし気味に管理するのです。気温が暖かく安定してくる4〜5月ころからは
土の表面が乾いてから水遣りをするようにします。
乾いたかどうかは土の色と、実際に手で土を触って湿り気を感じる
か感じないかが目安となります。
水をやった後と乾いているときの土の色を比べてみてください。
明らかに違いますね。水を与えて湿っている間は土は茶色っぽく、
乾いてくると白っぽくなってきますよね。さらに土を触ると乾いて
いるかどうかが判断できますよね。ですから目だけではなく、
実際に触って確認するようにしてください。
年間を通して水遣りをするときは、鉢底から水がもれでてくるくらい
たっぷりし、受け皿の水は直ちに捨てることが基本です。
そうすると水分が新鮮な空気とともに土中に入り土全体に行き届き、鉢底から老廃物を追い出すことができて根を健全に保つことができるのです。決してコップ○杯や○CCなどと量を決めて水遣りをしない
ようにしてください。
ユッカは過湿は嫌いますので、年間を通してやや乾燥気味に保つと
よいでしょう。
> 葉は全部で7枚ですが外側の5枚の先端は茶色く枯れてしまっています
水遣りに加えて、見直していただきたいのは根詰まりを起こして
いないかどうかです。根がいっぱいに張っていると、根が水分や
養分を吸収しづらくなりますから、水分や養分がいきわたらない
葉先から枯れてきて、しまいには根腐れをおこしてきます。
根が土の表面に見えてきていないか、鉢底から出てきていないかなど
確認してみてください。
根詰まりなら、5月に入って1回り大きな鉢に植え替えをします。
植え替えは寒い時期や、休眠期に入る前の晩秋・初冬にはできません
> 現在は乾燥したらお水をたっぷりあげ、栄養(土に逆さまに刺すタイプの)を与えています。受け皿はありません。
微量要素入りのアンプルを挿しているのだと思いますが、寒い時期
はこのようなものはいりません。肥料も施してはいけません。
根が傷んでしまいますので。肥料などは生長期に入った5月ころから
10月ころまでの生長期の間に与えますが、あまり肥料は与えなくても
いい植物です。
現在与えているアンプルのものは、肥料には含まれていない微量要素を補うためのものだと思いますから、肥料を与えた上でそのような
アンプルを与えないとあまり意味はありません。
> 先端が枯れた葉はどうしたらよいのでしょう?
> 鋏ではなく手でちぎったほうがいいという話も聞いたのですが、元気な2枚を残してちぎってしまってもいいのでしょうか?
先端だけ枯れているのなら本来の形に沿って葉先がとがるように枯れた部分だけ鋏で切られたらいいと思います。
葉が枯れこんで根元からカットする場合は手で切ってもいいです。
> そして、本当はどう育てたらよかったのでしょう?
ユッカは強い光線を好むのでしっかり日光に当てたほうがいいです。
キッチンなど日のあたらない場所に置き続けると、葉が徒長して
だら〜んとなったり、幹が軟弱になったり、葉色がうすくなったり
します。
ただ日のあたらない場所に長期間置いていて、急に強い直射光線に
あてると葉やけをおこしますから、室内ではガラス越しの光線に
あてるか、戸外におく場合はガラス越しの光線→戸外の半日陰→
日向と段階をふんで直射日光に慣らしていってください。
暖かくなると新芽が幹の天頂部付近からでてくると思いますが、
出てくるのに時間がかかるかもしれません。
ユッカは挿し木や切り戻しなどで再生させることができます。
いろいろ教えていただいてありがとうございます。
やっぱり、沢山間違っていたようです。
> 先端だけ枯れているのなら本来の形に沿って葉先がとがるように枯れた部分だけ鋏で切られたらいいと思います。
こんな切り方もあるのですね。
教えていただいた事を参考に、大切に育ててみます。
ちえさんが色々と説明をされていますから、僕が新たに説明する必要は
ないのですが、少しだけ補足をさせて下さい。
土に挿すアンプルですが、これは液肥ではなく微量要素を補う時に使用
する補助剤のようなものです。ちえさんは肥料に含まれていないと言わ
れましたが、肥料を与えると植物は養分を取り込みますよね。そうなる
と植物が必要とする成分が不足してしまい、生育に影響が出る場合もあ
ります。微量要素が不足した時に与えるのがアンプルのような微量要素
で、肥料を与えていないのにアンプルだけを与えても、最初から養分が
ないのですから意味が無くなると言う訳です。
現在の状況から見ると、根腐れや根詰まりの可能性は無いとは言えませ
んね。根の状態や用土不良も心配ですから、5月に入ってから根を確認
する意味でも植替えをされた方が良さそうに思えます。
育て初めて7年目の青年の樹が、大きくなりすぎてしまいました。葉っぱの部分がぐんぐん伸びて購入当時より、かなり長く(根元から葉っぱまでがなってしまいました。去年鉢の土を変えましたが、葉っぱの生えている根元のあたりから折れてしまいました。余りに伸びすぎたいる場合は、どこから切っていのですか?
>ちえさんは肥料に含まれていないと言われましたが、
正しくは肥料だけでは足りなくなる微量要素を補う・・・でしたね
失礼しました。
余りに伸びすぎたいる場合は、どこから切っていのですか?
どこでもいいと思います。のびすぎてだらしなくなっている部分
だけをカットしたり、葉の中間あたりでカットして切りそろえたり。
本来の葉の形になるように、はさみで葉先がとがるようにカット
すると見栄えがいいですね。
葉が生い茂っていたら重なっている何枚かの葉を根元から
バッサリ切ってリフレッシュされたらいいと思います。
しっかり日光にあてないと葉が徒長して垂れ下がってくるので
日当たりのよいところに置いてください。
肥料のやりすぎ、水のやりすぎにも注意してください。
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