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基本的なことをお尋ねします。
近所の方が引越をするときにいろいろな花を譲ってもらいました。
簡単に育て方を教えてもらったのですが、
・花柄を摘む
・切り戻しをする
ということが分かりません。
「花柄を摘む」とは、枯れた花びらだけを取ってしまうことですか?
それともガクの部分も取ればいいのでしょうか。
「切り戻し」は、どの程度の長さで切ればいいか分かりません。
花の種類は、分かっているのは、バーベナとアリッサムです。
よろしくお願いします。
花殻(はながら)を摘む、のは花の後で実や種を付けさせないようにす
るため、また落ちた花が鉢土の上で腐って病害虫の発生源にならないよ
うにするため、また次の花を咲く場所を空け、着花を促進する、などの
目的で行います。花の種類によって方法は異なりますが、たとえばバー
ベナのように花が段咲きするものは花が咲き切ってから、その花のつ
いていた茎の元から切ります。花茎が短いものはがくの下でもぎ取る
のがいいでしょう。
アリッサムの場合は花が小さいので、ひとしきり咲ききるまでは花殻
を摘む必要はありません。(……というか、ほとんどそれは不可能で
す。(^^;;)
その代わり、だらしなく伸びた株を仕立て直すために思い切って短く
切り戻してしまいます。小さい株なら地面から3〜4cm、大きい株で
も7〜8cmも残せば充分です。アリッサムの切り戻しは花が一段落し
た初夏に行っておくといいでしょう。アリッサムは暑がりなので、伸
ばしたままだと夏の暑い時期に全体が枯れてしまいます。切り戻すこ
とで株の負担が軽くなり、夏越しさせやすくなります。うまく夏越し
できたものは秋以降気温が下がってから再度腋芽を出して伸び始める
ので、伸びてきた芽の先端を2〜3回摘み取って腋芽を出させてくだ
さい。これをピンチ(摘心)といい、花の上がる枝を増やす目的で普
通に行われます。
バーベナも枝先がどんどん伸びるので、時々深めに切り戻し、花のつ
く枝を増やすと共に、形を整えましょう。
詳しく教えて下さってどうもありがとうございます。
よく分かりました。
調べてみたところ、カランコエという花もあることが分かりました。
これも花が咲き終わったら、茎の元で切ればいいのでしょうか?
また、切り戻したあとは直射日光に当てた方がいいとか当てない方がいいとかいうのはあるのでしょうか。
それと、白い玉のような肥料を花と一緒にもらったのですが、これはいつ与えてもいいのですか?
分からないことだらけなので、質問が多くなってしまいすみません。
よろしくお願いします。
カランコエですが、基本的な花後の管理は前に述べたものと同じです。
咲き終わったら花茎の根元で切り取ります。日光にはできるだけ当てた
方が元気に育ちますが、これまでずっと室内に置いてあったものは少し
ずつ陽射しに馴らしてください。いきなり強い光に当てると葉が焼けてしまうことがあります。また、梅雨明け以降の強い陽射しは成長に逆効果に
なるので、朝夕短時間だけ日が当たるところに移すか、半日陰の涼しい
場所に置いた方が安全です。肥料は比較的温和な春と秋に与え、真夏と
真冬は不要です。もともと土の痩せたところに生える植物ですから、
たくさんは要りません。白い玉のような肥料なら1〜2個土の上に
置いておくだけでOKです。
それと、カランコエは土の多湿を嫌いますから、特に生育が鈍る真夏、
真冬は水の遣りすぎで根を腐らせないように気をつけてください。
もう一つ。カランコエは短日植物といって日の当たる時間が短くない
と花をつけません。夜間室内照明がある部屋に置くと、いつまでたっ
ても葉しか茂りませんので、夕方以降箱などを被せて暗くするか、夜
間は照明の当たらない場所に置くようにしましょう。この性質を逆用
すると、好きな時に花を咲かせることが出来ます。
とても詳しく教えていただきありがとうございます。
とてもよく分かりました。
また何か分からないことがでてきましたら、よろしくお願いします。
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