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カポッスの葉にベトベトしたヤニが・・・
室内の割と日当たりの良い場所にカポス(1M程の高さ)を置いて
水遣りをしてしていますが、最近葉に松ヤニのようなベトベトしたものが目立ち、又枝も黒ずんで来ましたがどうしてでしようか?
カポッスではなく、カポックではないでしょうか。
葉がベトベトするのは、カイガラムシやアブラムシの排泄物が主な原因
です。枝や葉が黒ずんで来るのは、その排泄物を栄養源とするカビが発
生してスス病になっているためです。カイガラムシやアブラムシを駆除
しない限り、ベトベトのままでスス病に関しても治りません。
まずは葉の裏表や茎などを虫眼鏡で観察し、発生をしていないかを確認
して下さい。肉眼では見えない事もあるので、虫眼鏡で見る方が発見し
やすいと思います。カイガラムシは白い綿状とは限らず、茶色や黒だっ
たりします。形も小判型や丸型、タイ米型などさまざまです。
カイガラムシは竹べらなどで掻き落とし、肉眼では見えない幼虫や卵が
残っている可能性もあるので、カイガラムシに有効な薬剤を散布するよ
うにして下さい。アブラムシも色や大きさは色々ですが、肉眼でも発見
しやすいので確認しやすいと思います。
カイガラムシとアブラムシでは使用する薬剤が違うので、何が発生して
いるかを確実に確かめてから薬剤を決めるようにして下さい。
スス病の場合は落とせるだけ落とし、殺菌剤を散布して下さい。
これらの害虫は乾燥と風通しの悪さが発生する原因ですから、置き場所
は風通しを良くして密集させない事が重要になります。また水遣りだけ
では乾燥から守れないので、霧吹きで定期的に葉水をするのも効果的な
手段になります。
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