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以前何度かアドバイスをいただいた者です。
我が家のガジュマルの鉢植え(直径50センチの鉢)を5月頃外に
出したのですが、去年は今ごろわりと葉が茂ってきたのに、
なぜか今年はまだ一枚も出ません。
こちら寒冷地で、冬の間は薄明るい玄関に置いていました。
4月ころから葉が次々と落ち始め、それでも外に出して日光を
浴びればまた出るだろうと安心していたのですが・・・
枝の先のほうが黒く、枯れてるように見えるものがあります。
幹などは固く、特に腐っているようにも思えません。
外に置いている場所は東側で、午前中はずっと日が差しています。
水は土の状態を見て、ほぼ3日に一度くらいあげています。
土からは他の植物まで芽を出すくらいなので、水不足とも思えないん
ですが・・・
気になることは、
●幹がカラカラに乾いている感じがします。表面がパキンと軽く
ひび割れているところも・・・
●外に出す前、すぐ隣りにアイビーの鉢を置いてたのですが、
このアイビーがカイガラムシにやれられていました。
偶然かもしれませんが、アイビーの鉢をそばに置いた時期から次々と
ガジュマルの葉が落ち始めたのです。
以上なのですが、どうしたらいいでしょうか?
寒さの影響が今頃になって出てきたとも考えられます。寒冷地だそうで
すが、玄関は5℃以上を確保出来る場所だったでしょうか。
水遣りですが、乾き具合を確かめられているのは結構なのですが、ほぼ
3日に1回と言う与え方が引っかかります。現在の時期からすれば、水
不足になっているのは間違いないと思います。他の植物が芽を出してい
るから、水不足ではないと考えるのは間違いですよ。植物によって生育
の仕方が違いように、水遣りも全ての植物が同じとは限りません。
基本的には春から秋までは鉢土の表面が乾けば与え、冬場は乾かし気味
に与えるようにします。この植物は夏場は水分を多く必要とするので、
水切れにならないように水管理には注意が必要です。
葉が出ないのは、もしかしたら根が傷んで水分や養分を吸収出来ないよ
うになっている可能性もあります。梅雨明け後くらいに植替えをされた
方がいいかも知れません。根詰まりの可能性は無いとは言えません。
カイガラムシの影響ですが、多分にあるかも知れません。カイガラムシ
が発生するのは、風通しと湿度不足が大いに関係しています。植物同士
の間隔を十分に取り、定期的に葉水をして湿度を高めて下さい。発生を
したら掻き落としてから、カイガラムシに有効な薬剤を1〜2週間置き
に2〜3回散布して下さい。
アドバイスありがとうございます。
確かに、外に出してから気温の変化が大きい日が何日かあり、
今年は5月になっても雪が降ったりしていました。(そのときは
まだ外に出していませんでしたが・・・玄関内は暖かいです)
なにぶん鉢が大きくて一人では動かせないのでそのままでした。
水遣りは、おっしゃる通りもっと与えてみます。
土の表面は湿っているのですが、もう少し注意します。
カイガラムシについてもありがとうございました。
それと、枝は思い切って剪定してもいいものでしょうか?
あと植え替えですが、もっと小さい鉢に少し移すみたいなことは
可能なのでしょうか。とにかく大きいので場所を移動するにも大変で、
このまま枯らすのも避けたいのです。
重ねての質問なのですが、よい方法などありましたらお教えください!
寒冷地の方の玄関と、寒冷地以外の方の玄関では構造が違うかも知れま
せんが、昼間と深夜では温度が違うはずです。昼間は暖かくても、深夜
には薄着では立って居られない時だってあるはずです。
剪定は時期的には可能と思いますが、いきなり強く剪定するのは避けた
方がいいですね。あまり強く剪定をすると、状態が急に悪くなる場合も
あります。毎年少しずつ剪定を繰り返す方がいいと思います。
聞き忘れてましたが、現在の大きさと鉢のサイズ、用土の種類と前回の
植替え時期を教えて下さい。
現在の鉢のサイズで植替えをするのは可能ですが、今よりも鉢のサイズ
を小さくするのは避けた方が無難と思いますね。
植物が大きくなれば鉢のサイズも大きくなり、それによって用土の量も
多くなるのは当然と思います。方法としては鉢のサイズは今のままで、
用土の種類を変えて軽くしたり、キャスター付きの台を使用したりすれ
ば移動も今よりは楽になるはずです。
植替え時には鉢底穴に防虫ネットを敷いて鉢底石を入れますが、鉢底石
を入れるだけでも相当な重さになってしまいます。僕はボラ土の中粒を
使用していますが、軽石や発泡スチロールでも代用が出来ます。
発泡スチロールはホームセンターで販売されていて、コレの1cm幅を
購入してサイコロ状にカッターナイフで切って下さい。コレを鉢底石の
代わりに入れれば、少しは重量が軽くなるはずです。用土に混ぜる方も
居ますが、使用済みの用土を花壇などに入れると発泡スチロールが邪魔
になり、取り除くのが大変になってしまいます。軽石にすれば取り除く
必要はなく、作業的には楽になるはずです。
それでも重い場合は、キャスター付きの台に通常より大きめなサイズの
鉢皿を乗せ、その上に鉢を乗せれば持ち上げなくても移動は楽になりま
す。水遣り後に鉢皿に溜まった水は捨てるのが常識ですが、これだと鉢
を持ち上げなくても、スポンジやタオルに水を吸わせれば簡単に鉢皿の
水は捨てる事が出来ます。キャスター付きの台は、100円ショップで
も入手が出来ます。
重ねてのアドバイス、どうもありがとうございます。
とても詳しく書かれていたので参考になりました。
我が家のガジュマルは二年前の11月に頂いたもので、国外産らしく、鉢の規定が国内のものに当てはまらないのです。ちょっと変形の鉢です。
ガジュマルの高さは約50センチくらいの大きいものです。
手をこまねいて枯らしても仕方ないので、鉢はそのままで土を変えて植え替えをしました。私はそのとき不在だったのですが、根が驚くほど痩せて、小さかったそうです・・・。
土の種類は聞き逃したのですが、今度詳しく聞いてみます。
不死鳥さんに教えていただいたことをプリントアウトして、なんとか頑張ってお世話しようと思います。
どうもありがとうございました!
植え替え時の鉢のサイズについて。
通常は不死鳥さんがお書きのように、ひと回り大きな鉢にするか、同じサイズの鉢に戻すかします(後者の場合は根を多少切り詰め、それに見合う分、枝葉のほうも剪定します)。
ただ一般論として、根がひどくダメージを受けている場合は、例外的に鉢をサイズダウンすることもあります。またガジュマルは当てはまらないと思いますが、非常に生命力の強い植物では、根も枝も大胆に切り詰めてサイズダウンすることも可能です。
根腐れや低温傷害でひどく根がいたんだ場合、鉢から抜くと、びっくりするほど根がやせている場合があります。また、どうも不調の原因がわからなくて鉢から抜いてみたら、ネキリムシに根をかじられていた、という場合もあります。
そういうときは、むしろ積極的に小さい鉢に植え替えたほうが、その後の回復が早いです。
(今回のアイスさんのガジュマルには、たぶん当てはまらないと思うのですが、今後の参考までに)
要は、鉢のサイズはあくまで根のサイズに合わせて決めるということ。そして根がやせている場合(あるいは切り詰めた場合)は、地上部もその根に見合う大きさ・葉の数になっているかチェックが必要、ということです。
剪定のアドバイス、どうもありがとうございました。
あまり大胆にやってダメージを与えても困るし、でもどう見ても芽が出そうもない状態で悩んでいたので、大変助かりました。
園芸に詳しい知人が鉢をそのままに植え替えをしてくれたので、とりあえず様子を見て剪定もしてみたいと思います。
根がとても痩せていたそうです・・・ちなみに高さ50センチのガジュマルで、我が家に来てから二年ほど経ちました。その間植え替えは一度もしていなかったので、それもまずかったんでしょうか・・・
とりあえず頑張ってお世話していきたいと思っています。
どうもありがとうございました!
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