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セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:cimaco 投稿日:2006/08/19(Sat) 00:43

初めまして。

今年の5月に、35cmほどの高さのジャカランダの幼木を購入しました。土植えではなく、穴のない陶器の器に、セラミスグラニューで植えられています。
こちらでも書かれていたようにジャカランダは本来、夏はお水をいっぱいやると、どんどん大きくなる植物らしいのですが、セラミスで穴のない器に入っていることもあって、水のやりすぎには気をつけつつ、セラミスグラニューの指示通り(セラミスが乾いたら、器の4分の1程度)お水をやってきました。日中は家の中だとカーテンを閉め切っているので、ベランダの日差しがあまりきつくない場所に置いてあげています。購入して1月ほどで急に元気がなくなってきたので、その頃からセラミス用の液体肥料も水遣りのときにあげています。

そんなこんなで一応4ヶ月ほど、なんとか枯れずに生きていてくれていますが、最近買った頃と比べて明らかに元気がありません。葉がしおれかけてたり、少し枯葉も目立ち始めました。とりあえず虫はついていないようです。もちろん購入したときから大きくは全然なっていません。

もともと路地で何メートルにも育つ木なので、やはりセラミスでは無理があるのでしょうか。土に植え替えた方が良いでしょうか。
もうそろそろ8月も終わりですが、この時期から植え替えてもいいものやらとても悩んでいます。(でも正直今のセラミス植え状態で冬を越せるかはわかりません。。。)

植物を育てるのが本当に下手で、いつも枯らしてしまっては悲しい思いをするので、この子はなんとか育って欲しいです。どなたかお知恵を貸してください。


Re: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:すてら 投稿日:2006/08/19(Sat) 08:55

「日中は家の中だとカーテンを閉め切っているので、ベランダの日差しがあまりきつくない場所」
というのが良く分からないのですが、いちおう戸外の日陰とすると日光不足が疑われます。
ジャカランダは夏の直射日光が大好きです。
強い日差しを受けると木は活性が高まり水もたくさん欲しがります。
私は外で育てていますから毎日2回の水やりが欠かせません。

セラミス植えよりも土植えのほうが管理は簡単だと思いますが、それが原因ではないように感じます。
慣れればセラミスのような礫栽培は利点もありますからよく調べてみてください。
ただ初心者の場合は水やりの加減がむつかしいと思うのでできれば土植えに変更したほうが長く安心して育てられると思います。


Re^2: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:cimaco 投稿日:2006/08/21(Mon) 01:13

お返事ありがとうございます。

ベランダのあまり日差しがきつくないところ、と言ってもベランダ自体が南向けなので、実際は日がかなりあたります。以前、直射日光が良く当たる場所に置いたら、ジャカランダが完全にしおれてしまったのでびっくりして、それ以降すごく熱くなる直射日光のあたる場所は避けておいていました。でもジャカランダは本来、強い日差しでも大丈夫な植物なんですね。
室内観賞用の植物に多い、穴のない陶器の器に植えられているので、夏の日差しを浴びると鉢の中が蒸してしまうのかもしれません。(推測ですが)何故かうちのジャカランダさんは暑い日に日向に置いておくと必ずといっていいほどしおしおでぐったりしています。

植木鉢だけでも穴があって、素焼きの素材でもっと通気性が良いものに変えたほうがよいのかもしれませんね。

実は土がちょっと苦手なので^^;、できればセラミスで育てられればその方が嬉しいのです。でもせっかく買ったジャカランダなので無事に大きくなって欲しいのですが、セラミス植えでも成長するものなのでしょうか。もしご存知でしたら教えてください。


Re^3: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:ぽー 投稿日:2006/08/21(Mon) 06:00

cimacoさん、こんにちは〜。
ジャカランダ、穴のない容器でセラミス植え(=ハイドロカルチャー)でもイケると思いますよ。
ただ、ハイドロカルチャーの場合は置き場所や水やりなどの管理法が、土植えとはまったく違います。
その点、失礼ですがcimacoさんはハイドロカルチャーの基本がわかってらっしゃらないのでは?と心配になりました。

> 室内観賞用の植物に多い、穴のない陶器の器に植えられているので、夏の日差しを浴びると鉢の中が蒸してしまうのかもしれません。(推測ですが)

推測じゃないですよ〜。まさにその通り。
ハイドロカルチャーの場合、置き場所は基本的に室内の「明るい日陰」です。直射日光が当たる場所で鉢が温まると、中の水がお湯になり、根が煮えて、1日で枯れることもあります。
土植えでも、似たようなことは起こります。真夏の直射日光下だと鉢が熱くなり土中の水分も熱せられ、根が蒸れて弱る場合があるんです(夏の水やりは朝ではなく夕方がいい、とよく言われるのはそのためです)。ただ土植えだと、ハイドロカルチャーの場合よりも土による温度のクッション作用(←正確な用語ではありませんがわかりやすい言葉かと)が大きいため、まだしも大事に至ることが少ない。ハイドロの場合はダイレクトに、熱による悪影響が出やすいのです。
植物には風通しも大事ですから、室内にいい置き場所が確保できないのなら、ベランダの日陰に置くのもアリかなあとは思いますが、その場合はとにかく鉢が熱くならないような工夫が不可欠です。
(たとえば二重鉢にして鉢と鉢のすきまに断熱効果のあるものを入れるとか、鉢にアルミホイルを巻くとか。そのうえで、必ず鉢自体は日陰に置きます。根元対策が万全なら、植物自体には多少お日さまが当たっても大丈夫ですが・・・)

> 植木鉢だけでも穴があって、素焼きの素材でもっと通気性が良いものに変えたほうがよいのかもしれませんね。

土植えでなくセラミスでやりたいのなら、これはNGです。
ジャカランダは私が育てている観葉植物のなかでも、とりわけ水を欲しがり、また水切れに弱い印象をもっています。
通気性のいい鉢でセラミス植えにしたら、土の保水性が保てませんから、夏の水やりは1日2回でも足りないかもしれない。とてもじゃないけど水管理が難しくなると思います。

ここから先はcimacoさんの考え方次第ですが、

▼セラミスでハイドロカルチャーで育てたいなら、まずハイドロの基本をしっかり押さえる。
ハイドロの場合、上記の理由で基本的に直射日光には当てられませんから、本来日光を好む植物には不向きな栽培法といえます。でもある程度の光量が確保できれば、ジャカランダを育てることは可能だと思います(本来の好む環境ではない育て方を強いるわけですから、ある意味、不健康といえば不健康ですが・・・)。
うちのジャカランダは土植えですが、ベランダには置けないので、室内の弱い光で育てています。戸外で育てるのに比べれば、どうしてもひ弱な子になっちゃってると思いますが、「うちに来たのが運の尽きだとあきらめてね〜」と言い聞かせながら育てています(笑)。
直射日光でなくとも光量が確保できれば光合成はできますので、とにかく「明るい日陰」を探して置き場所を決めてください。

ハイドロカルチャーの場合の水やり法はおわかりでしょうか?
普通は容器の下から1/3〜1/5まで水を注ぎ、その水が乾いたら次の水やりをする・・・が基本です。いつも水びたしの状況では根腐れしてしまいます。が、ジャカランダの幼苗だと容器も小さく、水の蒸発も早いと思いますので、少し早めに水を足し、水切れさせないようご注意ください。
(うちのジャカランダは2株目。1株目のジャカランダはハイドロの幼苗で、みごとに水切れで枯らしてしまいました^^;)
もし容器が不透明で水分が外から見えないのなら、必ず水位計を利用してくださいね。

▼土に植え替えるのなら、管理はそのほうがラクかもしれません。日光にも当ててやれますし、ハイドロよりずっと早く大きくなるでしょう。
私は観葉植物が好きなので、ハイドロと土植え、両方育てていますが、ハイドロのほうが(若干のコツさえ押さえれば)初心者さんには失敗が少ないだろうなと思います。でも、ハイドロはどうしても生長がゆっくりですから、早く健康に育つ土植えのほうが「育ててる」という実感はわきやすいかも(^^)

> 実は土がちょっと苦手なので^^;、

とお書きですが、もし「土植えだと虫がわいたりするので」というのが苦手の理由でしたら、それはちょっと違うかも。ハイドロでも、場合によってはカビも生えるし虫もわく、病気にだってかかりますよ。
ちなみにうちの室内観葉、土植えで20種類以上、30何鉢ありますが、たま〜にカイガラムシがつく程度で、それ以外の虫は3年以上ついたことがありません。(ベランダの植物には、いろいろな虫がやってきますけどね^^;)


Re^4: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:cimaco 投稿日:2006/08/23(Wed) 13:06

お返事が遅れましてすいません。大変丁寧に答えていただいて感激です!

こうやって綺麗に整理していただいて、自分が管理方法について混乱していたことがよくわかりました。

「ハイドロカルチャーについては鉢が暑くなるから直射日光はよくない」という情報と
「ジャカランダは強い日差しを好む植物だ」という情報をどちらも聞いて、どうしたら良いのかわからなくなっていました。。。
色々ネットでも調べて、情報の量だけはあったんですが、相反する情報の取捨選択となると、やはり初心者には難しいものがありますね。大変参考になりました。

ハイドロカルチャーで育てるのならば、ジャカランダが本来好むような環境に置いてあげられないのですね。
かわいそうといえばかわいそうですが、おっしゃるとおりハイドロの方が失敗は少なそうなので、植え替えはちょっと慎重に考えようと思います。
これから秋〜冬に入って、植え替えには不向きな季節になりますし。今はともかく、冬場はこのままハイドロで室内の方が失敗しないような気がします。
とりあえず早速室内の明るい日陰に移動させました。磨りガラスのはめ殺しの窓があるので、朝家を出るときにそこに置くことにしました。
なんとなく今日は以前よりジャカランダが元気な気がします(笑)。
このまま無事に冬を越せたら(そしてちょっとは大きくなってくれたら)、来春改めて土に植え替えるか決めようと思います。

家が狭いので、土植えは部屋の真ん中に置いて蹴飛ばしたりでもしたら大変なので避けてきたのですが、かわいい我が子(?)のためにもどうやって育てるかよく考えます。

どうもありがとうございました。<m(__)m>


Re^5: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:ぽー 投稿日:2006/08/23(Wed) 14:13

育て方の方針が見えてきたようで、安心しました。(^^)
それと一つだけ・・・前回レスしたときに見落としていたのですが、

>セラミス用の液体肥料も水遣りのときにあげています

これ、しばらくやめたほうがいいと思います。
肥料や活力剤は、健康な状態の株にやってこそ、効果が期待できるもの。病気の治療薬ではありません。調子の悪いときに肥料をやっても、胃腸をわずらっている病人にムリヤリご馳走を食べさせるようなもので、逆効果になる場合が多いのです。
いまはたぶん、根が少しいたんでいる状態だと思いますので、それが修復できて新芽が展開するまでは、肥料も中止したほうがいいと思います。
また温度が低い冬場も、肥料はやらないでくださいね。

私は小さな葉っぱの柔らかい印象の観葉植物が好きで、ジャカランダは大のお気に入りです。cimacoさんのジャカランダも、無事に復活してくれますように・・・♪


Re^6: セラミス植えのジャカランダ幼木が元気がありません。 投稿者:cimaco 投稿日:2006/08/23(Wed) 19:19

たびたびありがとうございます。

> いまはたぶん、根が少しいたんでいる状態だと思いますので、それが修復できて新芽が展開するまでは、肥料も中止したほうがいいと思います。
> また温度が低い冬場も、肥料はやらないでくださいね。

なるほど〜〜。
先ほど見てみたら、しおれてたジャカランダがとりあえず復活して、ちょっぴり新芽のようなものが見えてる感じです。もしかしたら、見た目ほど弱っていなかったのかもしれません。

もう少し様子を見て、新芽がはっきり出てくるまでは肥料を控えますね。頑張って育てます!

どうもありがとうございました。






 
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