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1年ほど前にいただいた、1つの鉢に3本の柱サボテン。
そのうちの1本はすでに1m70cm以上はありました。
室内の日当たりのよい窓辺においていた所、すくすくと成長し、
(ここ数日特に)あと数センチで天井に着きそうな勢いです。
植えかえしたくても、あまりの大きさと重さで動かすことが
困難です。「ふしからぶった切って挿し木にしたら大丈夫」と
いわれましたが、そんなことして大丈夫なんでしょうか?
全くの素人なのでどうしてあげたらよいものか・・・・・
このまま放置するわけにも行かないので、適切なアドバイス
よろしくお願いいたします。
植替えにしても挿し木にするにしても、時期的にはギリギリ可能な時期
です。10月に入って挿し木をした場合だと、もしかしたら発根しない
で冬越しをさせる事になります。根の無い状態で冬越しをさせれません
から、なるべく早めに作業をされた方がいいと思いますね。
まずどの程度の高さにするのかを決め、その部分を良く切れるナイフや
カッターナイフで真横に水平に切って下さい。残す側の親株が元気であ
れば、今回は植替えはしないで来年に行う方がいいかと思います。
植替えと切断を同時に行なった場合、稀ですが親株が枯れてしまう事が
あるからです。植え替えも切断も大きなダメージを与えるので、状態を
見て判断するようにして下さい。
切り落とした部分を新聞紙などの上に置き、風通しの良い日陰で切口を
十分に乾燥させます。切口の乾燥が足りない時は、その切口から腐敗を
して腐ってしまいます。ある方の助言では直射日光に1日だけ当てて、
切口を急いで乾燥させるのが良いと言う意見もあります。
今頃の時期ならあせらなくても十分に間に合うので、僕のような基本的
な方法の方が確実だろうと思います。
乾燥が終わったら挿し木をしますが、用土は無菌で無養分の物を使用し
て下さい。理想なのは園芸用の川砂や、挿し芽用の土がいいですね。
根の無い植物には水分を吸い上げる能力はなく、また養分も必要ありま
せん。サボテンは雑菌に大変弱い植物なので、使用済みの用土や養分が
含まれている物は避けた方が無難です。
挿し木にする鉢は6〜7号程度の駄温鉢の深型タイプがいいですね。
鉢底穴に防虫ネットを敷き、鉢底石を少し入れて川砂を2握り程度入れ
ます。次に支柱(園芸店で販売されているイボ竹で十分です)を立て、
乾燥が終わったサボテンを入れます。サボテンの周囲に川砂を入れなが
ら細い棒倒れないように突っつきます。最後に軽く表面を押さえて完了
です。支柱とサボテンをヒモで軽く縛って、サボテンが倒れないように
します。
挿し木が終わったら、風通しの良い明るい日陰に置いて下さい。水遣り
は表面の土が乾いたら、霧吹きで湿らせる程度で与えます。
時期的に考えれば1ヶ月前後で発根するのですが、今年はそのままにし
て来年の植替え時期まで植え替えなくて構いません。発根すれば水遣り
と光線管理、温度管理を十分にすれば、来年の植え替えまで枯れるよう
な事はありません。
冬越しには最低でも5度以上は必要で、それ以下になるようなら早めに
5度以上が確保出来る場所に移動させて下さい。サボテンは冬場は休眠
するので、あまり室温が高いと休眠が出来ずに状態が悪くなってしまい
ます。暖房がガンガン効いた室内や、直接温風が当たるような場所だけ
は避けるようにして下さい。水やりも控えめに行います。
不死鳥さん
とても詳しく丁寧なアドバイス有難うございました。
園芸については全くの素人ですので、
本当にどうしてあげたらよいのか
途方にくれていましたので、大助かりです。
今度のお休みに早速主人と実践してみたいと思います。
また、困ったことがおきましたら、お力お貸しください。
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