|
||||||||||||||||
観葉植物やお花を生活に取り入れワンランク上のゆとりの生活 |
|
||||||
観葉植物 ブルーミングスケープ TOP > 観葉植物 INDEX > 植物管理Dictionary > 観葉植物Dictionary > 育て方 Q&A 検索 > 育て方 Q&A |
今年の6月半ばにセール品で安かったので3本植わっている
柱サボテンを購入しました。ナメクジが2匹くっついていたの
ですが、確認せずそのまま購入してしまいました。すでに
そのうちの1本一番背丈の大きいコの成長点のそばに穴を
1箇所空けられていましたがすぐに駆除し、現在はナメトックスを
常時置いています。その後は順調に回復しているように見え、
購入時よりおよそ10センチ近くも伸びています。しかしここ
最近になって上寄りの中間部分が肉薄で色も薄くなってしまって
います。また、先が細くなっています。何が原因でしょうか?
置き場所は南向きのマンション3階のベランダです。
水遣りは10日〜2週間くらいで土が乾くとあげています。
ほこりなどついたときは葉水をしています。
よろしくお願いします。
「上寄りの中間部分が肉薄で色も薄くなって」というのは日焼けの症状かなと思いましたが、「先が細くなっています」のは日照不足の気もします。
ベランダの日当たり状態はどうなっていますか?
サボテンの頂点部分にも日は当たっていますか?
サボテンの先が細くなるのは光線不足が原因ですが、すてらさんと同様
に日当たり状態を知りたいですね。
それともう一つ気になるのが水遣りで、10日から2週間経ってから土
が乾いたら与えていると書かれてますよね。3Fの南向きのベランダの
ようですが、もしかしたら水持ちが良すぎるのではないでしょうか。
購入したままだとすると、水はけ状態は良いとは言えないと思います。
現在の置き場所からすると、10日から2週間も乾かないのは用土不良
が原因である可能性もあります。
用土の確認は目視だけですか。それとも指で触って確認していますか。
さっそくのお返事ありがとうございます。
日当たりですが、直射日光は良くないと思って、内側寄りにおいて
いました。日中仕事で家にいないので家族に聞いたところ、今の
時期ですと朝7時ごろからお昼過ぎくらいまでは日に当たっている
ということでした。しかし、洗濯物や布団の影になってしまって
いたようです。
やはり日照不足でしょうか?
水遣りですが、用土の確認は目視のみです。表面が割れた感じに
なるとあげていました。また用土は購入時のままです。実はサボテンに
ついてはまだまだ初心者のわたしの目から見てもサボテン用の土で
はないように思えるので近々植替えをしようと思っています。
よろしくお願いします。
「直射日光は良くないと思って、内側寄りにおいていました。」
それでは日陰ですね?
「朝7時ごろからお昼過ぎくらいまでは日に当たっている」
どうもお話しが矛盾している気がします。
ベランダの床に日が当たっていてもサボテンの全身に当たっていなくては無意味です。
特に頂点部に日が当たらないと徒長して軟弱になります。
軟弱に伸びたものをいきなり日に当てると日焼けを起こします。
置き場所を工夫して頂点部まで日差しが当たるようにすると改善されると思います。
夏の成長期は土がヒビ割れするまで水やりをひかえると根は枯れてしまいます。
枯れてしまった後になって水をやっても吸収できませんから根腐れの原因になります。
適度の水分は維持したほうがうまく育ちます。
柱状のサボテンは一般的に丈夫なものが多いので土の種類はあまり選びません。
ほとんどどんな土でも育ちますから神経質にならなくてもいいです。
サボテンの一部の種類を除き、暑さと乾燥には強く寒さには弱い植物と
されています。サボテンの本体は水タンクのような物ですから、自生地
などで雨が降らない時期は蓄えた水分を少しづつ使用して、雨が降るま
で生き延びようとします。暑さや乾燥に強いとされるのはこのためです
が、蓄えた水分量にも限度があるので、特に真夏時は水の与え方に注意
する必要があります。
目視だけでは用土の乾きは分りませんから、必ず自分の指先で用土を触
って湿り具合を確かめるようにして下さい。それでも分らない時は、鉢
土に竹串を挿して時々抜いて乾きを指で確認します。新たに挿す時は、
必ず乾いた竹串を挿すようにします。
用土は排水性が良い物を使用するのが好ましく、粘土質のような土では
排水性や通気性が悪くなり、水遣りの仕方で根腐れを起こしてしまう事
もあります。僕は挿し木にする時に園芸用川砂を使いますが、この川砂
と水と光線が十分であれば1年間は問題なく生育します。挿し木をする
時期が遅くなった場合、どうしても移植が出来る時期を過ぎてしまいま
す。そのため遅くなった時には移植はしないで、来年の春まで現状維持
で冬越しをさせています。管理さえ良ければ、何とか冬越しをさせる事
が出来るので僕は挿し木をした場合は翌年まで触らないようにしていま
す。話しが遠回りになりましたが、川砂だけでも栽培が出来る事を知っ
て欲しくて書いて見ました。
植替えをされるようですが、なるべく早めに行なって下さい。
時期的には5〜9月が植替え適期ですが、時期が遅れれば回復も遅くな
るので、9月末と言われないで今週の土日にでも行なって下さい。
サボテンは雑菌に弱い植物ですから、古い用土は全て落として新しい土
を使用して下さい。
度々お返事ありがとうございます。
すてら様
説明不足ですみませんでした。
ウチのマンションは築年数が古い為、いまどきのマンションと
違って、ベランダの奥行きがせまいのです。この為内側寄りに置いても日陰にはならないのです。真夏の直射日光はよくないかなと独断で、
柵の前(日がかなり当たります)ではなく柵のつなぎ目のコンクリート
部分の前に置いていましたので、自分としては半日陰のつもりでした。
すてら様のアドバイスに従って、置き場所をかえてみます。
ありがとうございました。
不死鳥様
水遣りはさっそく今日この後より竹串を使って確認してみます。
水はけがいまいち良くないような気がしていましたので、用土は
粘土質のように思えます。その為水遣りは少し間隔を多めにあけて
あげていました。根腐れしてしまう前に、土曜日に植換えします。
不死鳥様のアドバイスにしたがって川砂にしてみます。
あと「川砂と水と光線が十分であれば」とのことですが肥料は
不要でということでしょうか?何度もすみませんが教えていただければ
幸いです。
確かに川砂と水と光線が十分であれば栽培は可能ですが、これは挿し木
をした時の事を言ったつもりが、通常の栽培と一緒のように思われたの
かも知れません。説明不足だったようで、申し訳なかったですね。
ゆかさんが不思議に思われるのは当然で、確かに養分が無ければ生育に
支障が出てしまいます。僕が言いたかったのは、9月の植替えを過ぎる
と少しづつ寒くなりますよね。植替え適期の9月を過ぎるとサボテンは
休眠する準備に入り、活動も生長期(5〜9月の活動が活発な時期)を
過ぎると少しずつ鈍くなって来ます。休眠をする頃には養分を全く必要
とせず、微量の水分を摂取しながら春まで待つようになります。
そろそろ生長期も終わるので、養分の吸収もなくなるので与える必要は
無いと書いたわけです。基本から言えば、肥料は活動が活発な時期に与
え、活動を停止して休眠している時は与えない事です。液肥や活力剤も
同じで、休眠期には与える必要はありません。
また元気が無い時に液肥や固形肥料や活力剤を与える方が居ますが、こ
のような状態の時に与えると元気が出る事はなく、逆に状態を悪くさせ
てしまいます。元気の無い時は水と光線管理を十分にし、ゆっくり休養
させる事が大切です。
現在は発根しているはずですから、川砂で植替えをするより通常の用土
で植替えをした方がいいと思います。僕は自分が住んでいる地域の気候
を考えて、自分で考えて用土をブレンドをして使用しています。初心者
の方が最初からブレンドをされると、失敗する確率が高くなる傾向があ
ります。それは各種の土の特性を知らないからで、ほとんどの方が適当
に混ぜて使用しているためです。最初は市販のサボテンの土を使用し、
用土について知識を得てからブレンドに挑戦されるのが失敗は少ないと
思います。
忘れてましたが、現在の背丈は何センチでしょうか。それと何本を植え
ようとされますか。
丁寧なご返答ありがとうございます。
先ほどホームセンターでサボテン用の土を購入してきました。
まだまだ初心者のわたしですのでこちらにしました。
肥料は次の成長期まで待つことにします。
背丈をはかったところ、大(71cm)、中(48cm)、
小(25.5cm)でした。購入時は、大(60cm)、
中(40cm)、小(23cm)でしたので、大と中は結構
のびてます。最初にこちらに書き込みさせていただいたときは
大は68センチでしたので、短い間にも伸びていたようです。
三本が寄せすぎているようで、お互いが邪魔になっている感じで形が
少しいびつになってきています。日のあたり具合も違ってしまって
いるようですので、大と中小の2組にわけるつもりですが
どうでしょうか?
あとご報告になりますが、アドバイスいただいてから置き場所を
前よりは日が当たると思われるところに移動し、お水も確認してから
あげたら、今日の様子では肉薄な感じがなくなりました。
色はまだ、若干薄いです。
今日気がついたのですが、大のコの稜が6稜だったのに、1稜
増えようとしてます。
日照不足のせいでなってしまったのでしょうか?
勉強不足ですみません。
よろしくお願いします。
僕も寄せ植えは結構行いますが、出来れば3本で寄せ植えにされた方が
見栄え的にはいいかも知れませんよ。人によって好みはあろうかと思い
ますが、同じ種類の柱サボテンですから一緒に植えても特に影響は無い
と思います。例えばサボテンと多肉植物を寄せ植えしたり、違う品種の
サボテン同士を寄せ植えしたりしますよね。同じ種類のサボテン同士な
ら栽培管理も同じですが、違う種類同士を寄せ植えにした時などは栽培
管理も違い、温度や水管理の悪さから駄目になる事もあります。
バランスから考えると個別に植えられるより、まとめて植えた方が都合
が良い場合もあります。個別に植えられると言う事は、それだけ鉢数が
増える事になり置き場所のスペースが狭い時は置き場に苦労する事にも
なります。寄せ植えにした時のメリットは植替えが1回で済んで後が楽
になり、デメリットは鉢数が増えて置き場所に困る事と、どうしても重
くなってしまう事です。重さは用土の種類を変える事で少しは軽減が出
来ますし、キャスター付きの台(100円ショップで入手可能)の上に
鉢を乗せる事で持ち上げての移動をしなくてすむようになります。
柱サボテンの場合だと、どうしても背丈が高くなり植えた時に倒れやす
くなります。ホームセンターで販売している駄温鉢の深型も柱サボテン
には浅すぎます。倒れないように深く植えると、根元が鉢底穴付近まで
入れる事になります。同じサイズでもテラコッタ鉢なら駄温鉢より深い
ので、背丈が高い種類に関してはテラコッタ鉢を使うようにしてます。
それでも倒れる事もあるので、50cm程度の支柱を3本用意して用土を
半分程度入れた時にサボテンの側に立てて下さい。ホームセンターにあ
るイボ竹で十分使用出来ます。
稜が増える現象ですが、サボテンには良くある事ですから気にされなくて大丈夫ですよ。サボテン公園に展示されているサボテンを見れば、直
ぐに納得されるはずです。
植え替え手順についてですが、僕が説明しなくても大丈夫ですか。
植替え後の管理についても、注意事項と書きましょうか。
今回も詳しくお返事していただいてありがとうござます。
植替えは天気が心配だった為、お返事いただく前に
してしまいました。
家族と相談し、ベランダが狭くなるのは困るということで
結局また、3本一緒にしました。
植替えは以前に園芸店で聞いていた手順で行いました。
大きな柱サボテンは初めてでしたがけっこう大変なのですね。
植替え後の管理ついては是非教えてください。しばらく天気が
良くないようですのでこちらも心配です。
よろしくお願いします。
返事が到達する前に植替えをされたようですが、それでは僕が書く事に
ついて再度チェックをされて見て下さい。
まず植替え1週間前に水遣りを停止し、鉢土を乾かし気味にされました
か。植替えの際に古い用土は全部落とし、根の整理をしてから植付けた
でしょうか。植替え直後に水遣りをしませんでしたか。植替え終了後に
直射日光に当てていませんか。肥料はどうされましたか。
サボテンを植え替えする時は、1週間前に水遣りを停止し鉢土を乾かし
気味にします。その方が作業が楽なんですね。サボテンは雑菌に弱いの
で、植替えの際は古い用土を全部入替えてしまいます。もちろん根株に
付いている古い用土も同じで、根を傷めないように全部落とします。
この時に落としにくいからと根を洗われる方がいますが、これは良くな
いので避けるようにして下さい。
サボテンの根が現れたら、全体の1/2〜1/3程度切り落とします。
鉢底穴は防虫ネットを敷き、鉢底石を入れます。僕は中粒のボラ土を代
用していますが、特に支障は無いので今も続けて使用しています。
次に新しいサボテンの土を少し入れますが、この時に山型になるように
するのがコツです。サボテンを入れたら山型の斜面に根が広がるように
し、新しい用土を入れて行きます。半分程度まで入れたら、棒で用土を
突っついてサボテンが倒れないようにします。鉢のフチ一杯に用土は入
れないで、フチから2センチ程度下になるまで用土を入れます。
硯の窪んだ部分を海と言いますが、鉢も硯と同じで海になる部分を作る
ようにします。この海がないと、水遣りをした時に水が溢れてしまいま
す。鉢一杯に用土を入れると、後で汚れて困る事になります。
最初の水遣りは、植替え終了から4〜5日経ってから与えます。与える
時は鉢底穴から水が十分に流れ出るまで与え、鉢皿に溜まった水は直ぐ
に捨てるようにします。
肥料は生長期の間に与え、それ以外の時期は一切与えてはいけません。
肥料を与えるのが面倒な時には、植替え時に緩効性化成肥料を用土に混
ぜ込むようにします。緩効性化成肥料を使用した時は、液肥などは与え
ないようにします。
植替え後の置き場所は、風通しの良い明るい日陰に置き、除々に光線に
慣らして行くようにします。約1ヶ月程度で光線に当てるようにし、急
に光線に当てる事は状態を悪くさせるだけです。
冬場は5℃以上で越冬するので、それ以下になりそうな気温になる前に
室内に取り込むようにします。暖房がガンガン効いて、サボテンに直接
温風が当たる場所は好ましくありません。湿度不足ではカイガラムシが
発生しやすいので、定期的に窓を開けたり葉水をするようにします。
冬場は休眠するので、水遣りは控えめにします。
お返事ありがとうございます。
チェックしました。
不死鳥様の手順でほぼできています。また、肥料はあげず、
植替え後、まだ水遣りもしていません。
あいにくの天気ですので、直射日光にもあたっていないです。
ですがひとつだけできていないものがありました。
根の整理をしてないです・・。古い用土は丁寧に全部落としました。
洗ってはいませんが、カットはどの程度するか忘れてしまったので、
下手にいじらない方がよいかと思ってしませんでした。今からでも
何か対処法あればお願いします。
お手数おかけしますがよろしくお願いします。
現時点ではダメージが回復しているとは言えないので、再度根をいじる
と更にダメージを大きくさせてしまいます。これからの時期は寒くなる
ばかりですから、サボテンも冬支度をする準備に入ります。そのような
時期に再度植替えをしようものなら、ダメージを回復出来ないまま冬越
しをさせる事になります。
今はこのまま冬越しをさせ、来年の5月上旬頃にもう一度植替えをする
方がいいと思います。来年の植替え時まで一切の肥料は無しで、水遣り
と温度と湿度に注意して行なって下さい。
冬越しには5度以上が必要で、窓ガラス近くに置くと冷気がサボテンに
伝わって冷害を起こす事もあります。エアコンや暖房器具の温風も、直
に当たらないようにします。暖房がガンガン効いた場所では湿度不足に
なるので、定期的に葉水を行ったり窓を開けて空気の入れ替えをするよ
うにします。締めっぱなしは人間にも植物にも悪いので、寒いでしょう
が空気の入替えはされた方がいいと思います。
|
|||||
|