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購入して1年くらいたつ、2メートル近いコンシネです。室内の窓際に置いています。水は土が乾いたらやり、葉水はやっていません。
3ヶ月前くらいから葉が風に当たって傷ついたようなまだらになり、新しく出てくる葉も傷だらけみたいな感じでした。
先日枝の何本かが腐ったように、折れたような状態になりました。
幹を触ってみると、鉢の土の所から30センチくらい上まで、樹皮がフカフカで、何だかスカスカしたスポンジのような感じで、腐っているような感覚なのですが、どのようにしたら良いのでしょうか。今の時期に植え替えたりしても良いのでしょうか。宜しくお願いします。
置き場所は問題ないのですが、水遣りが間違っていたのが原因だろうと
思います。購入してから土が乾いたら与える水遣りを続けていたなら、
完全に水不足としか言いようがないですね。
水遣りは春から秋までの間は、鉢土の表面が乾いたら与えるのが基本で
す。また夏場は多くの水を必要とするので、天候や気温を見ながら毎日
与えなければならない日もあろうかと思います。真夏時は水切れを起こ
しやすいので、水切れにさせないように注意しながら与えます。
植物が水分を必要としているのに、鉢土が乾くまで与えないのでは根を
傷めてしまい、根枯れを起こしているとも考えられます。
購入されてから、1度も植替えをされていないのでしょうか。
植替えに最適な時期は5月から9月までで、今の時期は根や本体の活動
も次第に鈍くなるので、植替えには適さない時期と言えます。
現在の状態から考えると、もしかしたら根は機能を失っているかも知れ
ません。時期的には大変に悪いのですが、このままでは復活する見込み
は少ないので、根の状態を確認するためにも鉢から抜き根を調べる必要
があります。根が駄目なら植替えをしても再生は無理なので、その時は
挿し木などをするしか手立てはないですね。
ふかふかしている部分から上は、どのような状態でしょうか。全体的に
弱っている感じはありますか。
置き場所に問題があると思います。
戸外の日光が好きですから室内の弱い明るさではうまく育ちません。
半年〜1年を過ぎると蓄えられた力が尽きて弱ってしまいます。
今はもう成長期が終わりかけていますから外に出しても効果はないかもしれません。
春まで生きていれば気温が10度以上になってから外に出して日光に当てて管理すると回復するかもしれません。
ただし根の部分が腐っていれば回復しませんから生きている部分を切り取って挿し木をします。
「挿し木」または「取り木」ができるのは気温が30度近くになってからですから7月ごろが適しています。
かなり危険な状態のように思えます。枝先の枯れだけならともかく、
株元が腐っているようだと、その下の根もずぶずぶに腐っている
可能性が大です。樹皮がふかふか、ということは水や養分を送る
組織が完全に死んでしまっているので、下からの水や養分の供給が
行われずに枝先が飢餓状態になり、幹の中に残っている備蓄を食い
潰せば萎れて枯れてきます。すでにその状態になっているわけです
から、下から上まで、生き残っているところはほとんどないことに
なり、挿し穂も取れず、切り戻して萌芽再生させることもできず、
ということで八方塞がりです。
まず、株元のふかふかした部分をめくってみてください。それが幹を
一周してぐるりとはがれるようなら潔く「枯れた」と諦めた方がいい
と思います。
幹の中で萎れずにしっかりした部分があれば、その部分だけ切り取り
管挿しで更新する、というのが唯一の再生の可能性ですが、挿し木す
るにはもう温度が低いことと、樹勢が極端に衰えた木から取った挿し
穂は元気に見えても傷んでいてうまくいかないことを覚悟する必要が
あります。
皆さん色々なご意見をありがとうございました。
木の下のフカフカした部分の樹皮をめくってみましたら、くるりと一周向けてしまい、茶色の汁が出てきました。
このままだと全部腐っていくのは時間の問題だと思い、思い切って元気そうな所だけ切りました。
ご意見にあったように、挿し木には全く不向きな季節ですが、切ったものはバーミュキューライトと赤玉土を混ぜた物に挿しました。
一番大きく切った物は1メートルくらいで幹の太さは直径4センチくらいです。これは今は水につけてあります。
着いてくれれば嬉しいですが、全く自信はありません。でも最後まで見届けたいと思います。
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