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職場のベンジャミンについてです。
今年の9月末頃頂いた鉢植えで、土からの高さは1.6m位です。
木の高さに対して、鉢が小さいのか土の湿り具合を調べようにも、根が張り過ぎているためか、土がガチガチに固まってしまっていて、その上、少し根が土より上に出ているような感じです。
葉は青いままや、乾いて茶色くなってくるんと丸まった状態で全て落ち、上の方の細い枝は干からびてしまっています。
太い枝、幹はうっすらと緑がかっているので、木はまだ死んではいないのだろうと思います。
過去ログを見ると、干からびた枝は切った方がよいようですが、大掛かりな手入れを行うのは暖かくなってから、というのが基本のようですので、いつどんな手入れをしたらよいのでしょうか?
また、今はどのように管理するのがよいのでしょうか?
今まで観葉植物の管理などしたことがなく、また、職場内で誰が管理するのかあいまいなまま1ヶ月近く過ぎてしまいました。
水遣りの状態がどうだったのかなど、不明なことばかりで、おそらく、放っておかれた状態がほとんどかと思います。
どうかよろしくお願い致します。
書かれている内容からすると、根詰まりを起こしている可能性があると
思います。また用土不良のため、根張りが十分に出来ない事も原因かも
知れません。土がガチガチに固まってと書いてあるので、それらの可能
性はあると考えます。
ちょっと聞きますが、なぜ土の湿り具合が調べられないのでしょうか。
土は見えていないのでしょうか。土がガチガチと言われているので、土
の表面は見えているのではないでしょうか。回答をお願いします。
どんな植物にも共通して言えるのですが、植物には生長期と休眠期があ
ります。簡単に言えば生長期は活動を活発にする時期で、休眠期は活動
が鈍くなり休んだ状態の時期を言います。植替えや枝切りをする事は、
植物に何らかのダメージを与えてしまいます。ダメージを回復させるに
は相当の体力が必要で、これらの作業を行なうには活動を活発にさせて
いる時期に行なうのが理想となります。植替えなどの作業は生長期の間
に行い、生長期以外の時期には植物にダメージを与える作業は控えるの
が基本となります。ちなみにベンジャミンの生長期は5月〜9月です。
水遣りなどの事は不明でも、あなたが勤務する会社ですから、置かれて
いる環境程度は答えられるのではないでしょうか。
ベンジャミンは何処に置かれていますか。光線は当たりますか。
暖房器具を使用されていませんか。また暖房器具の温風が、植物に直に
当たる場所ではありませんか。頻繁に位置変えをしていませんか。
私は新米さんの書かれていることから判断してたんなる水やりの不足ではないかと思いました。
理由は、まず一ヶ月そこそこで急激に根詰まりや日照不足の影響が出るとは考えにくいことです。
土が固いというのも、土は乾けば固くなることは多いです。
根詰まりを起こしているかどうかは水やりをして底穴から流れ出すまでの時間を見ればわかります。
3分以上かからなければそう深刻な根詰まりではないと思います。
その場合は今すぐ植え替えをしなければならないということはありませんから来年の5月頃にでも行えばいいと思います。
そうではなくて水はけが極端に悪いのならすぐにでも植え替えするべきです。
水が十分にいきわたらない状態で5月まで待つ理由はありません。
木の植え替えや剪定をする場合、落葉樹などは冬の休眠期に行うのが一般的なことです。
常緑樹にしても成長盛んな時期に植え替えするのは成長を止めてしまうので得策ではありません。
いちばんいいのは成長期前の5月ごろですが今でも大丈夫だと思います。
ベンジャミンは水不足や過湿による根の傷み、環境の急変などに反応
して離層ができ、葉が落ちやすくなります。葉が落ちないでくっつい
たまま萎れているのは、葉を落とす間もなく急激に水切れして枯れ
込んだ可能性が大きいですね。すてらさんの見立てが近いように思い
ます。
問題は蘇生するかどうかですね。急激な水切れで株全体が枯れ込んだ
場合は、ドライフラワー同様に樹皮に緑色を残したままで完全枯死し
ていることがあり、この場合はどうしようもありません。枯れている
枝先から少しずつ太いところまで、切り詰めていってみてください。
切り口が湿っていて白い乳液が出るならその部分はまだ生きています
ので、水やりを続けながら暖かい場所で管理し、新芽が動くのを待つ
方がいいと思います。どこまで切っても樹液が出ず、弾力なくぽきぽ
き折れるようなら諦めた方がいいです。
なお、熱帯樹木の植え替えは基本的に高温期(成長期)に行うものです。温度が足りず成長を止めている状態で植え替えると、植え替えの
ダメージで傷んだ根を回復させることができず、てきめんに根腐れし
やすくなります。落葉樹は確かに成長停止期に植え替えますが、葉が
なく蒸散で水切れする心配がないこと、寒さに対して備える生理的機
構を根ももっているから可能なことで、熱帯産の観葉植物の根を低温
期にいじることの利点はありません。ですから土の条件が極端に悪け
れば植え替え後の養生に必要な温度を確保できるという条件つきで
植え替えも選択肢としてはあるでしょうが、一般家庭よりさらに
生育環境の条件が悪いことの多いオフィスでは、少なくともこれから
の時期は植え替えは最後の手段にしておいた方がいいように思います。
沢山書き込んで頂き、ありがとうございます。
ご質問がありましたので、お答えします。
> 鉢が小さいとのことですがどれくらいの大きさですか?
> 我が家の鉢は内径22p高さ27p(9号の表示あり)でもうこの鉢を10年ぐらいは使っているかもしれません。この鉢になってからは今年4月にやっと植え替えしたのを足しても2回目ぐらいです。大きくしたくないので根を切って植え替えています。(鉢を大きくしていくと天井に届くぐらい生長するとか)我が家の樹も土の表面に細い根が張り巡らされたようになり水の乾きが前年と比較して冬でも速く土の表面もすぐ白くなり(前年は冬は1ヶ月に1回の水やり)おおいに根詰まりの可能性があり春になり鉢から抜いてみたところ根が鉢の形になって固まっていました。
> たぶん新米さんの会社の樹も根詰まりの可能性大です。
↓
鉢の大きさについては、今、家で読んでいますので、確認できないのですが、鉢の内周にはぐるりと隙間があり、ぱっと見では鉢の形に根が巻いているのでは?と思っていました(この隙間のできた理由がもしかしたら今回の事態が起きてしまった鍵になるのでしょうか?)。
確か、土から3本の幹が出ていたような気がします。編みこまれてはいません。
以上、いかがでしょうか?
アイビーさんの元気いっぱいなベンジャミンが羨ましいです。
アドバイスありがとうございます。
すてらさんの書き込みに少しお答えします。
> 根詰まりを起こしているかどうかは水やりをして底穴から流れ出すまでの時間を見ればわかります。
> 3分以上かからなければそう深刻な根詰まりではないと思います。
↓
「3分以上」かかっているかどうかは、次の水遣りで確認しますが、今までの水遣りでは、「水の染み込みがすごく遅いなぁ」という印象があり、かといって、水分過剰で鉢の底から水が出てくるわけではありません。
他に仕事もあるので、水が染み込むのをじっと見ているわけにもいかないのですが、ふと見ると、水が無くなっているので、相当時間をかけて染み込んでいっているようです。
「相当時間」がどの位なのかがポイントですね。
レスありがとうございます。
> 問題は蘇生するかどうかですね。急激な水切れで株全体が枯れ込んだ
> 場合は、ドライフラワー同様に樹皮に緑色を残したままで完全枯死し
> ていることがあり、この場合はどうしようもありません。枯れている
> 枝先から少しずつ太いところまで、切り詰めていってみてください。
> 切り口が湿っていて白い乳液が出るならその部分はまだ生きています
> ので、水やりを続けながら暖かい場所で管理し、新芽が動くのを待つ
> 方がいいと思います。どこまで切っても樹液が出ず、弾力なくぽきぽ
> き折れるようなら諦めた方がいいです。
↓
枝が緑色でもお亡くなりになっているケースもあるのですね。月曜日に枝を切ってみることにします。
この時、樹液がどの段階で出れば再生の見込みがあるのでしょうか?
「再生の見込みあり」となった場合、枯れてしまっている枝は今すぐ全て切ってしまうべきなのでしょうか?
宜しくお願い致します。
細い枝(直径1、2mmくらい)で切り口から乳液が出るなら、充分見
込みあり。中くらい(直径3から5mmくらい)でもまだいけるで
しょう。それ以上太い部分はもう切れませんので、樹皮の部分を爪等
で傷つけて反応を見て下さい。一部でも乳液を出せる部分があれば、
形成層(木が成長するための組織が集まっている部分)が生きていま
すので、芽吹きしてくれる可能性があります。株元の部分まで樹皮が
浮いた感じになり、爪を立てた時に簡単に剥がれてしまうようなら見
込みはほとんどありません。
枝を切ってみるのはダメージの程度を確認するためですので、枯れた
部分を無理に全部剪定する必要はありません。
土も根も乾くと縮みますが、軽い水切れなら再潅水後に元の容積に戻り
ます。元に戻らないほど縮んで鉢との間に隙間ができてしまったという
ことは相当強い水切れ期間があったことを示していると思います。状況
は厳しいと思いますが、生き残っている部分があることを祈ります。
生存部がある場合の対処はアイビーさんが端的にまとめてくださったの
でそちらを参考にされるといいと思います。
出勤後、ベンジャミンの様子を確認しました。
「枝」と呼べるような部分は干からびて、樹液がでませんでした。
幹の部分は爪で傷をつけてみたところ、辛うじて樹液が染み出てきました。
なんとか回復してくれるとうれしいのですが。
水遣りの際の状態を見てみました。
注いだときに溜まった水溜りがなくなるまで、2分程だったようです。
鉢の大きさを測ってみました。
上部内径30cm、下部径20cm位、高さ33cmです。
幹はやはり3本生えていました。
とても憐れで弱弱しいベンジャミンを見て、廃棄しようかと上司は話していて、ベンジャミン大ピンチです!
なんとか元気になってくれるといいのですが。
> 鉢の大きさを測ってみました。
> 上部内径30cm、下部径20cm位、高さ33cmです。
> 幹はやはり3本生えていました。
木の高さに対し鉢が小さいとは思いません。
ただその鉢に3本も植えてあるのがちょっと.......
枯れた枝、葉はその3本の樹すべてに出ているのでしょうか?
そのうちの1本か2本であれば弱い株が生存競争に負けたのかなと?
実を言うと普通のベンジャミンを植え替えた時期にスターライト(斑入りベンジャミン)も植え替えました。
4年ほど育てているのに高さは買った時から殆ど伸びない発育不良児でもてあまし気味。春から秋にかけてベランダに出していたのですが室内に入れてから枯れ枝、枯れ葉が出てくるのでおかしいなと2〜3日前よくよくみると(これは株元から2本出ていたのですが今まで1本が株元で2本に枝分かれしているとばかり思っていた)2本の内の1本の幹の樹皮が浮き上がりそれに続く上部がすべて枯れていたので株元の少し上で切り落としました。そして少し出ていた残った幹を引っ張ってみたらなんとスポッと抜けてしまいました。
つまりもともとくっつけて2本植えてあったというわけです。
で結局2本あったうちの強い方が生き残ったのでは.......と。
とはいえ残った樹の上部は幹が直径1p足らず(高さ30p)と弱々しい姿です。
ただこれからは1本になったのでのびのびと生長するかも?と期待しています。
で3本のうち元気な株があればそれだけ残して後は抜けばいいかも....?
>太い枝、幹はうっすらと緑がかっているので、木はまだ死んではいないのだろうと思います。
この状態は3本とも同じなのでしょうか?
> とても憐れで弱弱しいベンジャミンを見て、廃棄しようかと上司は話していて、ベンジャミン大ピンチです!
> なんとか元気になってくれるといいのですが。
3本のベンジャミンの状態は、どれも同じです。
弱い子と強い子がいて・・・という生存競争が繰り広げられた様子はありません。
今はとりあえず、土が乾いたら水をやる位しかないのでしょうか?
葉が全て落ちてしまっていますが、水切れしていたことを考えると、(生きていれば・・・)水の吸い上げは早めと見るべきでしょうか?
ガチガチの土ですが、微妙〜にほぐれるようになった気がします。
が、まだまだ他のパキラやポリシャスなど同時期に頂いた木の土に比べると硬く締まった状態です。
ベンジャミンの耐寒温度は5℃と言われています。
今週からかなり冷え込むようになり私の住む地方でも最低気温が10℃を下回るようになってきました。
置き場所は職場とのとですが、夜間の冷え込む時期でも5℃以上の温度は維持できるのでしょうか?
とりあえず枯れ枝は切り水遣りを忘れないようにしながら春まで様子を見る以外ないかと思います。(水やりは鉢の表面のみちょこっと湿らすのではなく鉢全体が潤うように充分に水を与えてください。鉢底から流れた水は捨てます。葉がないのでたぶん水やりの間隔としては1ヶ月以上でしょう。水やりしすぎても根腐れします。冬はあくまで鉢土の表面が乾いてから数日後。時々幹に霧吹きで水やりも)
まだ完全に枯れきってはいないようなので出来たら常時15℃以上を保てれば回復も早くなるのですが......
余談ですが
5年前の11月末今のマンションに引っ越してきたとき荷物の整理に追われベンジャミンをベランダに12月中旬まで放置していたら気が付いたときは葉を数枚残すのみとなっていました。
慌てて室内に入れそれ以来大事に育てるようになりました。(とはいっても温度管理面のみですが)
今では5年前以前より葉の部分は大きくなり45×50ぐらいになっています。かえって丸坊主の状態から始めたのが良かったのかなとも思っています。(一応スタンダード型になっています)
観葉植物は本来生育温度を保ち適切な水やりをすればなんの問題もなく育ちます。(日に良く当てたり施肥という問題もありますがそれは二次的な物で必要不可欠なものでもありません。)
とっても丁寧なお返事ありがとうございます。
> 置き場所は職場とのとですが、夜間の冷え込む時期でも5℃以上の温度は維持できるのでしょうか?
↓
今のところ、私が朝一番に出勤すると、「お、暖かい」と感じるので、おそらく5℃以上は保てるような気がします(今年9月に引越してきたので、不確定です)。
> 葉がないのでたぶん水やりの間隔としては1ヶ月以上でしょう。
↓
1ヶ月以上の間隔で大丈夫なのですか?!
状態により、調整が必要なのでしょうけれど、これまでの水切れは考慮しなくていいということですね。
「生育温度を保ち適切な水やりをすればなんの問題もなく育」つというのに、バテバテにしてしまって情けない限りです。
これからがんばります。
>>葉がないのでたぶん水やりの間隔としては1ヶ月以上でしょう。
> ↓
> 1ヶ月以上の間隔で大丈夫なのですか?!
> 状態により、調整が必要なのでしょうけれど、これまでの水切れは考慮しなくていいということですね。
昔のことはあまり記憶にありませんが少なくともここ5年間は我が家は冬は1ヶ月ぐらいの間隔での水やりです。(葉はふさふさの状態でも)とはいえこれはあくまで樹の状態を見ての水やりですが。
冬はうんと水やりを控えることにより耐寒性も増します。
この樹はいつ水やりしたかなそろそろ水やりをしたほうがいいかもと忘れた頃に水やりしていても枯れたことはありません。
何度も言うようですが水やりは鉢の右半分または左半分や鉢の上部のみ湿らせるのでなく鉢全体に水が行き渡るように水やりします。
観葉植物植物と同じ感覚での水やりで室内に取り込んだ他の鉢物が枯れそうになったことがあります。(観葉植物はある一部を除いてあまり手をかけない方が失敗が少ない...とこれはあくまで私の主観ですが思います)
それ以来観葉植物以外は真冬でも極力室内には入れないようにしています。(まめに水やりする方でない^^;)外ならあまり水やりをしなくても生きていますが室内は乾燥しやすく煩瑣に水やりをしなければ保たないので。
しかし観葉植物で寒さに弱い物はまず温度を確保するのが第一条件なので仕方なく室内に入れます。
それにしても他のパキラやポリシャスと同じ間隔での水やりであったとすればベンジャミンだけ弱ったのが不思議な気もします。
私の中では育てるのが易しい観葉としての順位はポトスの次にベンジャミンだと思っているので。
決して最後まであきらめないでなんとか元気にしてやって下さい。
ベンジャミンが元気になりましたよというお便りを頂けること期待しています。(^o^)
> それにしても他のパキラやポリシャスと同じ間隔での水やりであったとすればベンジャミンだけ弱ったのが不思議な気もします。
↓
パキラはほっといてもかなりすくすくと黄緑色の葉を出していますが、ポリシャスは一度、かなり危機的にシオシオになってしまい、葉が茶色くなり垂れ下がってしまった枝を取り除き、注意して水遣りするようになってから、回復してきました。
冬越しして、新しい葉を付けてくれることを祈りつつ、お世話していきます。
色々大変勉強になりました。
ありがとうございました。
なんと!昨日、ベンジャミンから小さな葉が出てきているのを発見しました!
枝はやはり再生不能のようですが、太い幹からちらほらと黄緑色の柔らかい葉が出てきました。
ベンジャミン、ちゃんと生きていました!!
春まで待たないとだめかと思っていたのですが、こんな季節に葉が出てきたのは室内が暖かいためなのでしょうか?
新芽が出てきて注意することがありましたら、どうか教えてください。
また、再生不能の枝はバッサリ切ってしまいたいと思っています。
切るとすれば、その時期(春以降でしょうか?)と注意点等を教えていただけますか?
宜しくお願いいたします。
> 春まで待たないとだめかと思っていたのですが、こんな季節に葉が出てきたのは室内が暖かいためなのでしょうか?
暖かい場合、新芽が出たりしますよ(^-^)
多少、肥料分を与えておくといいかもしれませんね。
> また、再生不能の枝はバッサリ切ってしまいたいと思っています。
> 切るとすれば、その時期(春以降でしょうか?)と注意点等を教えていただけますか?
春以降でもいいですし、完全に再生不能な枝でしたら今でもいいのではと思います。
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