|
||||||||||||||||
観葉植物やお花を生活に取り入れワンランク上のゆとりの生活 |
|
||||||
観葉植物 ブルーミングスケープ TOP > 観葉植物 INDEX > 植物管理Dictionary > 観葉植物Dictionary > 育て方 Q&A 検索 > 育て方 Q&A |
はじめまして。
一年位前に、3つのサボテンが一つの鉢に入っているものを買ったのですが、数日前からその一つが溶けたようになってしまいました。外の硬い皮が無くなって、中の柔らかい部分だけになってしまったように見えます。
種類はおそらく「十二の巻」だと思います。その数ヶ月前にも同じ鉢に入っていた「仙人閣」と思われるサボテンが溶けています。
そのときは何かがぶつかって、えぐれて、中から水が出て枯れてしまったのだと思っていました。
それから絶対ぶつからないような、棚の上に移したのですが、それでも溶けてしまったということは何かの病気でしょうか?
まだ全てが溶けてしまったわけではないので、なんとか助けてあげたいのですが、何か方法はありますか?よろしくお願い致します。
まず、どのような場所に置き、どんな管理をなさっていたのか不明なのですが、溶けたようになるのは、大抵根腐れだと思うのですが。
病気かもしれませんが、弱って終いに耐えられず溶けた……という感じがします。
水遣りはどんな感じで与えていましたか?
室内ですか? 日光は当たっていましたか? 風通しはありますか。
下から溶けたのでしょうか、上から溶けたのでしょうか? 全体のうちのどれだけが溶けたのですか?
酷な事を書くようですが。
全部が溶けたわけではないとお書きですが、残った部分も変色して軟らかくなっていたら手遅れですよ。
甘すっぱいような変な臭いはしませんか?
外の硬い皮が無くなって、中の柔らかい部分だけになってしまった……という状態が私にはよく分からないのですが。
仙人閣と思しきサボテンが溶けた時点で、他に寄せ植えになっていた植物も、居心地が悪い状態に置かれている場合がほとんどです。
慣れていない場合に不明な事態に遭遇したら、すぐに自己判断しないでまず調べてみる事をおすすめします。
とりあえず考えられるのは葉焼けでしょうか?
頭からザブザブ水をかけていませんか?
水が乾ききらないうちに太陽に当たると水滴がレンズのようになって焼けます。
余談ですが、十二の巻はサボテンではありません。多肉植物です。
サボテンは多肉植物ですが、多肉植物が全てサボテンではないのです。
サボテンかどうかの見分け方ですが、サボテンには刺座(しざ)という綿毛がトゲの付け根にあります。多肉植物でもユーフォルビアなどにトゲを持つものがありますが、綿毛は全く無いので多肉植物と判断できます。
外側の硬い皮がなくなって、中の柔らかい部分だけになったと言われる
意味が理解出来ません。もう少し分りやすく説明をして貰えませんか。
十二の巻はアロエを小さくしたような植物で、これの皮が溶けると言う
事は無いと思います。我家には群生させた十二の巻がありますが、過去
に皮が溶けたと言う記憶はありません。
タニさんも言われていますが、十二の巻はユリ科のハウオリチアに属す
る多肉植物でサボテンとは違います。属違いで似たような多肉植物があ
りますから、もう一度だけ調べなおされた方がいいと思います。
かけとさんは頭から水をかけたのが原因かもと言われますが、僕はそう
とは言えないと思います。上記にも書きましたが、僕は群生させていま
すから、何株あるのかさえ分りません。僕は頭から水遣りをしています
が、葉焼けを起こした事も溶ける事もありません。
詳しい管理方法が書かれていないので、原因が何かを伝える事は出来ま
せん。なつさんからの詳しい栽培管理方法を待とうかと思います。
ただ僕が想像するに、水遣りや置き場所、用土不良などが原因と言う事
も考えられますね。
お返事ありがとうございます。
多肉植物はだいたい触ると硬くて、切ってみると中身は水分があって柔らかい感じではないでしょうか?
その中身だけになったてしまったような、柔らかい皮の下に水分しかないような、ふにゃふにゃになってしまった状態です。
部屋は換気のため、上の方の窓が開いていることが多いので、風通しはよいと思います。光は直射日光は当たっていませんが、日当たりはよい部屋です。
水は秋になってからは、一ヶ月に一度霧吹きで湿らせる程度にしています。
入れ物はガラス製で下に穴などはなく、砂は「サボテン・多肉植物用」という物を買ってきていれていました。入れ物に穴が無いため、水は控えめにあげていたと思います。
溶け方は上から、下からではなく、溶けている茎(葉でしょうか?)と溶けていない茎があります。においはないようです。
簡単な題名にしようと思ってつい「サボテン」と書いてしまったのですが、逆にわかりにくかったようで申し訳ありません。
十二の巻は、厚くて先のとがった葉がたくさんあって、色は緑に少し白が入ってる感じですよね?調べたところそれが一番うちにあるものに近いものでした。
ただ、HPに載っていた写真には一本長い茎があるのですが、うちの植物は厚い葉が何本もあるだけで、長いものはありません。
よろしければまたアドバイスをお願いします。
こんばんは。
不死鳥さんにご指摘いただきました通り、葉焼けは無いようです。
全くの見当違いでした。僕の発言で質問者さんや皆さんを混乱させてしまったようです。申し訳ありませんでした。
もともと三つの寄せ植えだったという事で、十二の巻と残りひとつ何か植えてあると思いますが、それが何かお分かりでしょうか?
片方が何か不明なのですが、できれば別々に植え替えした方が良いですよ。
土については、市販のサボテン・多肉用の土でも構いません。
鉢については穴が開いているものとして、材質に関しては特におすすめのものはありません。
私は普通にプラ鉢(主に黒)を愛用しています。
これらは管理の仕方の違いや個人の好みもあるので、蒸れが怖いのでしたら、通気性を考えた鉢でもちろん構いません。
今は寒くなった時期なので、植え替え後、しばらくは水遣りしないで下さいね。
十二の巻なら15度もあれば動きますが、最低でも三週間は待った方がいいでしょう。
どこにお住まいか分かりませんが、置き場所に関しては、今なら室内で良く、昼は半日陰か少し明るい程度、夜は5度以上の場所でしょうか。
> 柔らかい皮の下に水分しかないような、ふにゃふにゃになってしまった状態です。
皮がはがれたとかは無しで、たんに、今まで触ると硬かったものが、ふにゃふにゃになってしまったのですよね?
腐っている状態だと思います。色が変わっていませんか?
鉢に穴は開いていないようですが、風通しもあり、直射日光はあたらなくても日当たりはそれなりによく、秋になってからは水遣りもあまりしている状態ではないのですね。
それが最善かどうかは別として、あまり腐りやすい環境ではないと思えます。
ただ、なつさんがが思っていた以上に、容器の下に水がたまっていた……なんて事はあるかもしれません。
現在の状態については、やはりまだ想像がつかないのですが、真ん中がとけて折れてしまったような状態なのですか?
四方に伸びている葉が溶けたのではなく?
茎はもちろん中心というか真ん中にあるわけですが、そこはどうなっているのですか?
十二の巻でしたら、小さいうちはそうとうな徒長でもしないかぎりあまり茎はのびません。
なつさんのものも、伸びていないようですが。
ともあれ、健康な部分があるのでしたら、切り取って挿し木するしかありません。
ふにゃふにゃな部分は全部取り除きます。
ハオルチアなら葉挿しもできるはずですが、私はやったことがありません。
葉挿しの場合、葉のつけねがないと不可能です。
タニさん、気にされなくても大丈夫ですよ。僕なんか何回も見当違いを
していますから、今後も良きアドバイスを皆さんに教えて下さいね。
なつさん、HPで見られた長い物の正体ですが、それは花が咲いていた
時に伸びていたツルだろうと思います。HPに載っていたのは、開花を
していた時に撮られた写真だろうと思います。
アロエなどは皮の下にはゼリー状の果肉があり、触ると柔らかいと言う
よりも弾力がある感じですよね。多肉植物の仲間は数えきれないほどの
大集団ですから、どれも同じとは限りません。硬い品種もあれば柔らか
な品種もあります。十二の巻は、どちらかと言えば触ると硬いグループ
に入るかも知れません。ただ皮の下にはアロエほどの果肉はありません
から、もしかしたら似たような別の種類かも知れないと思った訳です。
十二の巻は直射日光を好む植物とは違うので、現在の置き場所の日当た
り具合が丁度いいように思います。だからと言っても、光線量が少ない
明るい日陰では生育に問題が出るので、レースのカーテン越し程度の光
線には当てた方が生育に関しては良いと思いますね。
今回の症状についての原因ですが、僕は鉢代わりのガラス容器が問題の
ように思います。僕がサボテンや多肉植物で使用する鉢は、全てが焼物
の鉢を使用しています。駄温鉢や朱温鉢やテラコッタ鉢が主で、プラ鉢
や陶器製の鉢は一切使用していません。
駄温鉢や朱温鉢などの焼物鉢は、鉢自体に通気性があり鉢内にこもった
熱や水分を鉢外に出させる機能があります。現在使用されているガラス
製の容器では、熱や余分な水分の逃げ場が無いため、容器内で根が蒸れ
たり根腐れを起こしてしまう事になります。
霧吹きで土を湿らせても、余分な水分の逃げ場が無いため、鉢内の水分
が留まってしまい、根を傷めてしまう事になります。
時期的には悪いのですが、僕は鉢底穴が開いている鉢に植替えをした方
が良い様に思えます。このままでは完全に腐敗して全滅する可能性もあ
ります。植替え方法や使用する鉢、これからの管理方法は御存知でしょ
うか。
みなさんアドバイスありがとうございました。
今、解けてしまった部分は取り除いてみました。
今までサボテンは、買った店でもらった説明書を見て、植え替えをしていたのですが、それであっているのかどうかよくわかりません。
もしよろしければ、植え替え方法などについてもアドバイスをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
かけとさん、アドバイスありがとうございます。
一応先週のうちにいろいろ調べて植え替えをしていたのですが、大体あっていたようで安心しました。
もう一つのサボテンは金晃丸?でしょうか?トゲが列になっているのではなく、びっしり生えているサボテンです。
今別々に植え替えて様子を見ています。
十二の巻はとりあえず今以上溶ける様子はないので、今のところは安心しています。
これから元気になってくれるといいです。
返事が送れて申し訳ありません。かけとさんが色々とアドバイスをされ
たので、これらを参考に栽培をされるといいかと思います。
僕なりの考えを少し書きますので、何かの時の参考にでもして下さい。
鉢についてですが、底穴が開いていれば特に問題はありません。ただ僕
の経験から言わせて貰えば、駄温鉢や朱温鉢、テラコッタ鉢などの方が
管理はし易いと思います。プラ鉢でも構いませんが、駄温鉢などの焼き
物の鉢に比べると鉢自体に通気性が無いため、真夏時には鉢内が蒸れて
しまって根を傷めてしまう事があります。そのため僕はプラ鉢は使用を
しないようにしています。
素焼き鉢の場合は、駄温鉢に比べると通気性が良すぎて早く鉢土が乾燥
してしまうので、駄温鉢と同じように水遣りをすると失敗をしてしまう
場合もあります。しかも割れやすく水を含むと重くなるので、扱い方に
は注意が必要になると思います。
鉢には浅型と深型がありますが、サボテンと多肉植物には深型が使い易
く管理も楽になろうかと思います。
用土ですが、僕は自分が住む地域の気候や環境を考え、専門の方の助言
を参考にしながら自己ブレンドをしています。初心者の場合はブレンド
をする割合が分らないので、適当にブレンドをするケースが多いようで
す。何も分らないでブレンドをすると必ず失敗をするので、最初の頃は
市販のサボテンと多肉植物の土を使用された方が失敗は少ないと思いま
す。この用土を使用する時は、新たに別の用土を混ぜないで使用する事
が基本になります。
植替え方法ですが、サボテンは雑菌に弱いので古い用土は全て落してか
ら植替えます。用土を落としたら根を1/3から半分程度ほど切り落と
します。多肉植物の場合は細根の場合が多く用土を全部入替えられるの
を嫌う性質があるので、古い用土は1/3から1/2程度だけ落としま
す。落としたらはみ出た根を切って整理をします。
鉢底穴に防虫ネットを敷き鉢底石を入れますが、鉢のサイズが小さい時
はボラ土の小粒を代用して下さい。次に用土を少し入れて、サボテンや
多肉植物を入れます。周囲に用土を入れながら、割り箸などで倒れない
ように突っついて下さい。入れ終わったら用土の表面を軽く押さえて完
了になります。この方法は僕がサボテンと多肉植物の栽培を始める時に
専門家の方からアドバイスを頂いた方法で、今も実行しています。
植替えが終わっても直ぐに水遣りをせず、1週間程度経ってから最初の
水遣りをします。与える時は鉢底穴から水が十分に流れ出るまで与え、
鉢皿に溜まった水は直ぐに捨てるようにします。
春から秋までは鉢土が乾いてから、更に4日程度経ってから与えます。
冬場は休眠するので、1ヶ月に1〜2回程度で鉢土を軽く湿らせる程度
にします。その方が寒さにも耐えれるようになります。
冬越しには最低でも5度以上を確保する必要があり、それ以下になりそ
うな場所では凍傷になったり凍死してしまう事があります。
ただ一部の品種には0℃近くになっても寒さに耐えれる物もいますが、
ほとんどが寒さには弱いので、真冬には注意が必要になります。
肥料ですが、植替え時に緩効性化成肥料を与えれば、次回の植替えまで
は一切与える必要はありません。今の大きさからすれば、1年に1回は
植替えが必要です。時期的には5〜9月の猛暑時を避ければ植替えする
事が出来ます。植替え、施肥、挿し芽、挿し木などが出来るのもこの間
だけです。
不死鳥さん、アドバイスありがとうございます。
とても詳しく、またわかりやすくて感動しました!!
さっそくコピーして、これからの栽培の参考にしたいと思います。
みなさん本当にありがとうございました!
|
|||||
|