|
||||||||||||||||
観葉植物やお花を生活に取り入れワンランク上のゆとりの生活 |
|
||||||
観葉植物 ブルーミングスケープ TOP > 観葉植物 INDEX > 植物管理Dictionary > 観葉植物Dictionary > 育て方 Q&A 検索 > 育て方 Q&A |
造成地で表層20cmから30cmが真砂土の所を花壇にしようと
思い、とりあえず表層部に堆肥を投入しました。
しかし、石灰を入れるのを忘れていました・・・。
いまから石灰を入れても良いのでしょうか?
もしかしたら順番があるのでしょうか?
本を見ると、
堆肥と石灰は一緒に入れるとか、
堆肥と石灰は同時に入れたら駄目とか、
石灰を入れて土を寝かせてから、堆肥を入れるとか
色々あって混乱しています・・・。
でも、真砂土だから石灰は必要無いのかもと考えたり・・・。
どうかアドバイスをお願いします!
※真砂土の下は、砂利混じりの固い土が出てきます。
全部を耕すのは難しいので、植え付けるものによって
その都度穴を掘っていこうと思っています。
そんなもので花壇になるのか不安ですが・・・。
> 造成地で表層20cmから30cmが真砂土の所を花壇にしようと
耕作経験の少ない土地なら石灰は必要ないでしょうね。
石灰を使う主な目的は、長く化成肥料を使い続けて酸性に傾いた土を中性化するとか、病害虫が増えているのを駆除する時などが多いですね。
心配なら土のPHを測ってみてください。
ふつうは7弱の弱い酸性を示すことが多いですが問題はありません。
堆肥はよく完熟させたものを使わないと根が傷むことがあります。
繊維質が見えないぐらいにボロボロになっているものがいいです。
未熟なものは分解する時に根に有害なガスが出るようです。
花壇や鉢植えなどでは土の量も少ないので腐葉土を使うほうが安全です。
いままで植物の育っていなかった土地だと土に繊維質が混ざっていないのでバーク堆肥(木の皮を堆肥化したもの)を混ぜるのもお勧めですよ。馬糞堆肥も良いのですが(寝藁も混ざっている)入手しにくいです。牛糞堆肥は繊維質が消化されてしまい腐葉土を混ぜているものが多いようですが牛糞には外国から輸入される飼料に外来雑草の種が未消化で混ざっており、競合する植物の生えていない土地では大発生する可能性があります(国内の雑草よりも繁殖率が高い)。牛糞単体の堆肥だと土地に多く混ぜると雨が降るとぬめることもあって、うちでは土壌改良には繊維が丈夫で雑草の種も混ざらないバーク堆肥を主に使っています
うちの場合川砂で植物も育たない土地がバーク堆肥を3年間入れることで太いミミズのいる良い土に変わりました
最初から土地全体に混ぜる必要も手間もありません
最初の年は植物を植えるときに一回り大きい穴を掘り、そこにバーク堆肥と土を混ぜたものを入れてから一年草の植物を植えます
次の年、枯れた一年草のあったところの土を回りにすきこんでからまた穴を掘って堆肥と土をいれ一年草を植える・・・と3年くらい繰り返せばまんべんなく土に堆肥が混ざります。うちの場合は3年目には太いミミズが住んでいて(肥えた土の証拠。ミミズは堆肥を土に変えてくれるので沢山いるほど良い土です)それ以降は自分で作ったコンポスト堆肥を足しながら混ぜれば大丈夫でした
是非お勧めなのはコンポスト容器で雑草や植物の枯れたを材料に堆肥を作ることです。野菜クズや抜いた雑草を乾燥させたもの、切った茎や細い枝に微生物の堆肥促進剤(EM菌や、ぼかしなど)、鉢植えなどの古土や庭土(地元の土内の微生物の補給)をだんだんに積んで時々混ぜれば繊維質の多い堆肥になります。野菜クズはできるだけ乾燥させ(湿っていると匂いがしたり堆肥に虫が湧く)、雑草は種の着く前に抜いて入れる、病気や害虫の発生した茎や枝や古土はいれないようすれば、堆肥を買わずに良い堆肥が楽に手作りできます。動物性の生ゴミさえいれなければ犬猫に荒らされず、微生物たっぷりの堆肥は植物の生育にも良く、畜糞系堆肥と違って混ぜすぎても害はありませんので是非お勧めします
バーク堆肥を入れる時は木の皮の細かい棘が手に刺さりやすいので素手では扱わないようにしてくださいね
> 心配なら土のPHを測ってみてください。
同意見です。石灰をまくように書いてある指導書が多いのは、どうかと思います。まくのが必要なら、堆肥より前に入れ、雨を待ちたかったです。詳しくは、次に載せております。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/pH/ca.htm
みなさんありがとうございます。
石灰って今回の場合は必要無いのですね。
安心しました。
花壇作り頑張ります!
|
|||||
|