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サンセベリアを腐らせてしまいました。完全に腐ってしまった葉を取り除いて、今は3本ほどの葉が残っています。それも根元は腐っているようですので、葉挿しをして何とか助けたいのです。
そこで質問ですが、この時期に葉挿しをしても問題ないのですか?過去ログでは、暖かくなってからじゃないと、葉挿しをしても結局腐ってしまうと書いてありました。当方、関西です。しかし、このまま何もせずに放置しておくと、かろうじて生き残っている葉も腐ってしまいます。何か方法はないでしょうか。
よろしくお願いします。
葉挿しで発根させるには昼夜通して20度以上の温度が必要です。
鉢が入るだけの大きさがあればいいですから段ボール箱でも利用して保温設備を作るといいです。
100ワット程度のヒーターを入れて加温するのが簡単です。
文面から感じたのですが、痛んだサンセベリア、まだ鉢に生えているというか、植えられたままの状態なのでしょうか?
もしそうで、根元が腐っているようなら、早く健康な部分を切り離した方がいいですよ。
植え替えなどを行う時期としてはちょっと早いですが、痛んだ場合、そのまま放置しておくと腐れが広がりますので、とりあえずそれ以上、悪化しないようにすることは大事ですよ。
すてらさん、ありがとうございます。
発泡スチロールの空き箱がありますので、それで保温したいと思います。
それから、葉挿しの際には「切り口を完全に乾かさ」なければいけないのでしょうか。葉挿しの方法を調べてみると、2週間ぐらい乾かすと記述されているものや、葉を5〜6cm長さに切ったら用土に挿すといった具合に乾かすことには全く触れていないものもあり、どちらにしたらいいのか迷っています。ちなみに以前にもサンセベリアの葉挿しに挑戦し、その時は切り口を完全に乾かしてから挿しましたが失敗してしまったことがあります。(この時は、サンセベリアが元気だったので増やす目的でした。)
切ったらすぐにでも挿してしまっていいのですか?お水もやると書いてあったり、霧吹きで湿らす程度と書いてあったり、どちらが正しいのかわかりません。
> 葉挿しで発根させるには昼夜通して20度以上の温度が必要です。
> 鉢が入るだけの大きさがあればいいですから段ボール箱でも利用して保温設備を作るといいです。
> 100ワット程度のヒーターを入れて加温するのが簡単です。
私がサンスベリアの挿し木をしたのはもう40年も前のことですから記憶もあやふやではありますが、まず時期が夏の高温期であること。
その時は切り分けた葉をすぐ砂床に挿しました。
砂が乾ききらないように水やりを続けます。
ほとんど失敗することなく発根します。
サボテンじゃないので切り口を乾かせる必要はないと思います。
くどいようですが大切なことは温度環境を高温に保つことです。
高温性の植物ですから気温が低いと挿し木はまず成功しません。
すてらさん、ご回答いただきありがとうございます。
40年も前ですか。きっとたくさんの植物を育ててこられたんでしょうね。
砂に挿してもいいんですか。初めて知りました。勉強になります。
「ほとんど失敗することなく発根します。」という言葉に勇気付けられました。
残念ながら今は春で、最近は夜も冷え込みますし葉挿しに適した時期ではないですが、教えていただいたようにしっかり保温をして、また以前のように元気なサンスベリアにしてやりたいと思います。
ありがとうございました。
> 私がサンスベリアの挿し木をしたのはもう40年も前のことですから記憶もあやふやではありますが、まず時期が夏の高温期であること。
> その時は切り分けた葉をすぐ砂床に挿しました。
> 砂が乾ききらないように水やりを続けます。
> ほとんど失敗することなく発根します。
> サボテンじゃないので切り口を乾かせる必要はないと思います。
>
> くどいようですが大切なことは温度環境を高温に保つことです。
> 高温性の植物ですから気温が低いと挿し木はまず成功しません。
>
かけとさん、どうもありがとうございます。
そうです。根元付近から折れているのにまだ鉢の中でした。
かけとさんにいただいたアドバイス通り、慌てて切り離しました。
かろうじて3本がまだ残っています。植え替えする時、サンセベリアの入っていた土(観葉植物用の土です)はもう捨ててしまった方がいいですか?
そもそも、葉挿しをする時には専用の土じゃないとダメなんでしょうか。
> 文面から感じたのですが、痛んだサンセベリア、まだ鉢に生えているというか、植えられたままの状態なのでしょうか?
> もしそうで、根元が腐っているようなら、早く健康な部分を切り離した方がいいですよ。
> 植え替えなどを行う時期としてはちょっと早いですが、痛んだ場合、そのまま放置しておくと腐れが広がりますので、とりあえずそれ以上、悪化しないようにすることは大事ですよ。
>
一度使った培養土というのは、雑菌などがいますので、そのまま利用するのは避けたほうがいいですよ。
使いたいなら、日光や熱湯消毒して殺菌し、新しい土と混ぜて使うなどの利用法がいいと思います。
殺菌後、腐れやすいデリケートなものには使用せず、丈夫であまり土を選ばないものに使うとか。
葉挿しをするのに、専用の土は必要ありませんよ。
ただし、肥料分がないものを利用します。
砂でもいいですね。
すてらさんがお書きになっているのとかなり違うようですが。
私が昨年、葉挿しをやったときのことを書きます。
置き場所を変えたら、失敗して真冬、根元から倒れてしまったのです。
切り口は乾かしました……というか、冬に倒れたので、切り取ってずっと挿し木するまで放置していたからです。
春に挿し木したと思います。
2ヶ月は水を全くやっていません。なにしろ、当初は芽がでるまでやらないつもりでいましたので。
直射日光は当たらない、明るい玄関においていました。
葉はかなりシワシワになりましたが、夏くらいに数回ほど水をやったら、根はでていたらしく、水を吸ってシワが消えました。
結局、何ヶ月たったのか覚えてないのですが……忘れてた頃に芽が出てきました。
少なくとも秋には出ていました。
芽が出てからは、普通の管理に戻しました。今年は無事に乗り切っています。
サンスベリアの挿し木で芽がでるのは、けっこう時間がかかるようなので、出ないからと焦らないほうがいいと思いますよ。
私は、見てのとおりかなりいい加減にやっていましたが……二枚ほど挿してどちらも成功しました。
葉があまりにも小さいようだと、失敗するようですが。
かけとさん、ご回答ありがとうございます。
やはり、雑菌がいるものなんですね。
葉挿しをするのには、砂でもいいんですか。すてらさんも砂床に挿したとのご回答があり、「砂?!」と最初は驚きました。砂って砂場にあるようなあの砂ですよね。肥料分のない土を使うというのも初耳でした。無知丸出しですが、発根させるには栄養分がたっぷりの方がいいんじゃないかと勝手に思っていたので…ホント、勉強になります。知らなかったらハイポをやるところでした。
以前私が葉挿しをした時は、3cmぐらいに輪切りにして肥料入りの土にズボッと挿しました。芽の出る気配も全くなく、どこから見てもすっかりしわしわになってしまい失敗してしまったのです。3cmというのがあまりにも小さすぎたのかもしれません。(どこかのホームページで2,3cmくらいに輪切りにして方向に注意して土に挿す、との記述があったのです。こんなに小さくていいのか?!と挿しながら頭の中は疑問符だらけでした)加えて肥料入りの土ですし…
今回は、5、6cmぐらいで挑戦してみます。
そして、気長に芽が出るのを待ってみようと思います。
ありがとうございました。葉挿しの経験を細かく教えて下さり、とても参考になりました。
> 一度使った培養土というのは、雑菌などがいますので、そのまま利用するのは避けたほうがいいですよ。
> 使いたいなら、日光や熱湯消毒して殺菌し、新しい土と混ぜて使うなどの利用法がいいと思います。
> 殺菌後、腐れやすいデリケートなものには使用せず、丈夫であまり土を選ばないものに使うとか。
>
> 葉挿しをするのに、専用の土は必要ありませんよ。
> ただし、肥料分がないものを利用します。
> 砂でもいいですね。
>
> すてらさんがお書きになっているのとかなり違うようですが。
> 私が昨年、葉挿しをやったときのことを書きます。
> 置き場所を変えたら、失敗して真冬、根元から倒れてしまったのです。
>
> 切り口は乾かしました……というか、冬に倒れたので、切り取ってずっと挿し木するまで放置していたからです。
> 春に挿し木したと思います。
> 2ヶ月は水を全くやっていません。なにしろ、当初は芽がでるまでやらないつもりでいましたので。
> 直射日光は当たらない、明るい玄関においていました。
> 葉はかなりシワシワになりましたが、夏くらいに数回ほど水をやったら、根はでていたらしく、水を吸ってシワが消えました。
> 結局、何ヶ月たったのか覚えてないのですが……忘れてた頃に芽が出てきました。
> 少なくとも秋には出ていました。
> 芽が出てからは、普通の管理に戻しました。今年は無事に乗り切っています。
>
> サンスベリアの挿し木で芽がでるのは、けっこう時間がかかるようなので、出ないからと焦らないほうがいいと思いますよ。
> 私は、見てのとおりかなりいい加減にやっていましたが……二枚ほど挿してどちらも成功しました。
> 葉があまりにも小さいようだと、失敗するようですが。
使用する砂、売っているものだと、川砂でしょうか。
海の砂はよく洗わないと駄目ですね。塩分がありますので。
発根するのに、土中の栄養は不要です。
発根して、生長し始めてからは必要ですので、少し伸びてから植え替えて上げます。
肥料分があると絶対駄目!とは言わないのですが、腐敗しやすく、失敗に繋がることもありますね。
サンスベリアの葉挿し用の葉は、大きいほうが出やすいと思いますよ。
もちろん、ある程度の大きさがあれば足りるとは思いますけど、大きな葉が数枚残っているなら、みんな同じ大きさにせず、挿し木を試してみてはいかがでしょうか?
私はどこかで、長さ10cmは欲しいと書いてあるのを見たことがあるような……?
根を出して、さらに新芽をだすのに必要な養分は、葉にあるわけですから、小さすぎるとそれができずに枯れるのだと……思います。
今度は成功するといいですね。
かけとさん、いつもありがとうございます。
一応、挿し芽用の土を購入して10cm程の長さにして挿しました。
行ったお店に砂を置いていなかったのもありますし、何せ一度枯らせてしまったので、専用の方がいいかなと思いまして。
今回は以前のように3cmというサンスベリアにとって悲惨な長さではないので、発根してくれる・・・ような気がしています。
かけとさんに教えていただいて3cmはやっぱりかわいそうだったなぁと反省しきりです。
でも、挿し芽は完了したのですが、土があまりにもふかふかすぎるような気がしてサンスベリアとぴったりなじんでいない感じなのです。
挿し芽直後はこんな感じなんでしょうか。サンスベリアとなじむ程度に霧吹きで水をやったのですが、加湿を嫌う植物ということで水やりの加減がよくわかりません。ジョーロでジャバーッと水をやるのはダメですよね?霧吹きで表面を湿らせる程度でいいのでしょうか?
それから、一度使った土を熱湯消毒するというのは聞いたことがありますが、ざるか何かに入れて熱湯をジャバッとかけて乾かすだけでいいのですか?
軽いふかふかな土だと、根がでるまでぐらぐらすると思います。
みずやりをしていれば落ち着くかもしれませんが……?
少し、深めに挿してみてはどうでしょうか。
あとは重しというか、小さな砂利みたいなものを置いてみてはいかがですか?
化粧砂のように土の表面を覆うと、少しは安定すると思いますよ。
サンサンさんが、すてらさんのやり方で挿し木にチャレンジするのか、私のようにかなり乾燥している状態でチャレンジするのか分からないのですが、すぐに水を与えるなら、すてらさんのやり方でしょうか?
すてらさんのみずやりは、おそらく鉢の下から流れ出るくらい、たっぷりと与えていらっしゃったのだと思いますが……ちょっと私には判断できません。
サンスベリアは過湿を嫌いますが、暖かい生長期で日当たりもよく通風もあり、乾きが早い状態だと、けっこう水を上げても大丈夫です。
温度が足りない状態でずっと湿っていると、痛むと思います。
水はけがいい、悪いなど、土にもよりますが……。
熱湯消毒ですが、私はバケツに古い土を入れて、沸騰した熱湯を注ぎ、冷めるまで放置してます。
数秒程度では死ななくても、長時間熱い状態だと力尽きる菌もいますので、短いよりは長いほうがいいかもしれません。
かけとさん、いつもありがとうございます。
重しですか、全然思いつきませんでした。
そうですね!砂利みたいなので安定させればいいですよね。
これは、もし自分で思いついていたらなんていいアイデアなんだろうと自画自賛するところでしたが、我ながら応用力がないんですね・・・
水遣りですが、どうしようかと迷っているところです。
なぜかといいますと、うちには4年ほど大切に育てているパキラもあるのですが、先日水遣りをしたところ、いつもは排水が流れ出るのですがその時に限って何時間も土の上に水が溜まった状態になり、割り箸でつついたりパキラをゆすったりしてみたのですが、なかなか流れなかったのです。(その日は日照はあまりなく、気温は8度〜10度、風は適度に吹いていました)
以前サンスベリアが元気だった時も気象条件は違っていたと思いますが2,3度そういうことがありました。根詰まりしている様子は全くないですし、土の質がよくないのかなぁと勝手に考えていたのですが、葉挿し状態のサンスベリアを水びたしにしてしまったらそれこそアウトでしょうし、霧吹きで湿らせる程度に水をやった時もなかなか浸透しなくて不安になってしまったので、少なくとも今の時期はかけとさんのおっしゃるようにあまり水をやらずに発根するのを待った方がいいのかなと思っているのです。もっと暖かくなってから少しずつ水遣りをしようと・・・そう思いつつも、確かどこかで「水遣りは鉢の下から流れ出るくらいやるのがポイント」と読んだ記憶もあり、更に悩んでしまうのです。
植物ってしゃべることができないし、ちょっとしたサインを見つけてあげるのがなかなか難しいですね。
同じ植物を育てていても、条件によってうまく育ってくれたり、元気をなくしてしまったり。
土も大切なんですね。ホームセンターや100均の格安の土は、植物も嫌がるんでしょうか・・・
熱湯消毒についても教えてくださって、ありがとうございます。
サンスベリアの土も、消毒して丈夫な植物に使います。
熱湯ならバケツはアルミですね、買ってこなくては。
重しですが、私も化粧砂を購入したときに、見栄えのためだけではないのだと、親切なショップさんに教えていただいたのです。
世の中には、化粧砂だけで固められた育ちようもない代物もあるのですが……。
土によっては、水を弾くものがありますよ。
市販のブレンドされた培養土でも、弾くものがありますね。
けっこういい加減な判断ですが、有機物の(多い)培養土は水を弾きやすいかもしれません?
特に一旦乾燥すると、水をやっても鉢の上で水溜りができてしまうことがよくあります。
とりあえず腐葉土や、ピートモス、水苔で弾いたことがありますね。
土は重要ですね。培養土の違いで生長の変化は当然ありますし。
安い土が悪く、使えないわけではなく……ある程度自分で手を加えたり、土をあまり選ばない植物に使うなど、使い方次第でしょうか。
でも、高価な土は、やはりその分いいところがあるものですけど。
サンスベリアは、あまり土質は選ばないと思います。
ただ、挿し木する場合は考えた方がいいと思いますね。
植物の育て方は必ずしも一つではないので、難しいです。
住む場所や置き場所によっても変えていかないといけないですし
季節によっても違いますし。
失敗を恐れず、失敗を経験にして自分の栽培法を見つけるしかないと思います。
なんだかんだ言って、私もよく失敗しているんですけど、最初は分からなかったものが、なぜそうなるのか、分かるようになってきます。
色々試すのもいいと思いますよ。
今回の場合なら、乾燥気味の挿し木と、温度を上げ、豊富な水遣りをする挿し木と、試せるのなら同時にやってもいいと思います。
冬に倒れてしまった結果の挿し木なので、あまり余裕はないと思いますが、どの方法にしろ、がんばってくださいね。
こんな遅い時間に返信していただき、ありがとうございます。
植物を育てるのは、やはり経験なんですね。
植物が元気をなくしてしまった時や、わからないことがでてきた時にはネットや本で調べるのが当然ですが、それでもなかなか自分の育てている植物と同じ状態の例・解決策と出会うのは難しく、そんな時に適切なアドバイスをしてくれる人がいるというのは本当にためになります。
土が乾燥してしまったら確かに水を弾いています。余った土の保管もできるだけ乾燥を防がないとダメなんですね。そういえば乾燥してかなりパサパサになった土を使ったこと、よくあります。(腐らせてしまったサンスベリアは観葉植物専用の土を使ったんですけどね。しっとりした黒っぽい土ではありませんでした)
これもかけとさんからのご指摘で初めて気づきました。植物からしたら「えっ、何なの?この寝心地の悪いベッドは!」ってところでしょうか・・・
挿したサンスベリアは気長に芽吹きを待とうと思います。
でも、気になって何度も見てしまっています。(今はまだ室内に置いているので)
ぜひまた元気にしてあげたいです。
サンスベリア以外のこともいろいろと教えていただいて、ありがとうございました。とても勉強になりました。
他の植物のことでこの掲示板を利用することがあると思いますが、もしよろしければまた教えて下さいね。
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