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最近スターライトを育て始めたのですが、とても基本的な質問があります。 私のスターライトは背丈50センチ程で、3つの木が三つ編みされているような状態になっています。
質問はこの「三つ編み状態」です。これはスターライトが自分から他の木へくっついていく性質を持っているからこうなっているんでしょうか? それとも人工的に頑張って三つ編みに仕立てられているのでしょうか? もし人工的にそうされている場合、今後自分で三つ編み状態を保つためにはどのようにしていけば良いのでしょうか?
色々な情報を見たんですが、これについての答えは得られませんでした。 どなたか御存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。 御願いします。
ベンジャミナの「スターライト」ですね。
ベンジャミナほか、いくつかの熱帯性のフィカス類は「絞め殺しの木」と呼ばれています。
原産地ではほかの木の樹上などで発芽して気根を伸ばし、その木をがんじがらめにしてしまいます。
気根はベンジャミナ自身の幹にも張り付き、また複数の幹同士も一体化して、何本もの幹が融合したような独特の樹形になります。
「三つ編み仕立て」はもちろん人工的に三つ編みにしたものです。
しかし、それは上記のような性質をを生かしたものと言えるでしょう(もちろん、自然状態では「三つ編み」にはなりませんが)。
ベンジャミナの小さい苗の幹は柔らかくて曲げやすく、このような仕立て方に向きます。
生産者にとっては、短期間でボリュームのある苗に仕立てられるというメリットもありますね。
現在の樹高のまま育てる場合は、葉の茂っている部分をこまめに剪定して上には伸ばさないようにします(けっこう維持できるものです)。
ただし、上に伸ばしていこうと思ったら、伸びた枝をご自分で三つ編みにして行きましょう。
上に素直に伸びる枝を選び、折らないように編んでいきます。
編んだ後は、ほどけないように針金などで固定しておきましょう。
http://www.minc.ne.jp/~fseguchi/ms_benst.htm
ふらさん、非常に役立つお返事ありがとうございました。
早速今日スターライトの手入れをしてみました。
私は今のままをキープするのではなく、出来る限りどんどんと育てて行きたいと思っているのですが、枝を曲げて編み込んで行くのは相当難しそうですね。
葉がある上の部分は枝がかなり出ているのと、出ている枝が既に太くなっているため、どれをカットしてどれを残すべきか、あと、剪定し編み込んで行こうとすると葉の部分(トップのこんもりとした所のことです)がどんどん小さくなっていくことになるため、どこまで剪定をして編み込んでおくべきなのかなど疑問だらけで、結局今ある形でこれ以上枝が横に広がらないよう枝同士を5,6箇所針金で強く留めておくことしか出来ませんでした。
> 原産地ではほかの木の樹上などで発芽して気根を伸ばし、その木をがんじがらめにしてしまいます。
このような性質があるからなのかは分かりませんが、家のスターライトの、葉がこんもりしている辺りの幹(上部)は3本同士が何となく自分からからんでいっているようになっています。これはたまたまなのでしょうか? それとも基本的に近くに他の幹や枝がある場合、気根がない普通の枝や幹同士でも互いにくっついていくのでしょうか?
実はまだ昨日買ってきたばかりなんですが見れば見る程疑問だらけになってしまっています。
皆さんはどのようにしてスターライトの幹を編んでいっているのでしょうか?
再度の質問になってしまいますが、是非よろしくお願いします!!
昨日入手されたばかりとのことなので、まずはご自宅の環境に慣れさせることが大切です。
あせっていろいろと手を加えてしまうと、調子を崩す危険性の方が大きいと思います。
三つ編み仕立て・スタンダード作りの鉢物は「完成品」と考えた方がいいでしょう。
自分の目的とする高さのものを入手し、手入れによってその高さをできるだけ維持していくべきものだと思います。
(どんどん大きくして行きたい場合は、「自然樹形」のベンジャミナの方が向いていますね)
しかし、私にも経験がありますが、三つ編み仕立てのものを仕立て直したいということもあるわけで、先に書いたのはそのための一法です。
三つ編み仕立ては本来、真っ直ぐな苗木を用意して編んでいくものです。
仕立て直しのために短い枝を編むのは、当然ですが無理があり、難しいものだと思います。
できるだけ枝を長く伸ばしてから編むといいと思います。
というよりも、仕立て直しというのは普通、伸びすぎて形が崩れた時に行うものだと思います。
いずれにしろ大幅に樹形を変える仕立て直しなので、もちろん1回で完成するものでもありません。
頂上部の枝が太すぎたらその枝を切り、下から伸びる細い枝を編みこむなどして、私は3〜4年かけて仕立て直しをしました。
後から編んだ部分がいびつになってしまうこともありますが(「完成品」に手を加えるわけですから当然ですね)、それも何年も栽培しているうちに融合して気にならなくなると思います。
> このような性質があるからなのかは分かりませんが、家のスターライトの、葉がこんもりしている辺りの幹(上部)は3本同士が何となく自分からからんでいっているようになっています。これはたまたまなのでしょうか? それとも基本的に近くに他の幹や枝がある場合、気根がない普通の枝や幹同士でも互いにくっついていくのでしょうか?
枝同士が引き寄せ合うという性質はないと思いますよ。
たまたま重なり合った枝がくっついてしまうということはあると思います。
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