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今年はじめに120cm位のベンガル菩提樹を買い
現在150cm以上に育ちました。
赤い対の形になった丸い実を10個つけて、可愛らしく見ていたら
昨日1つ落ちていました。
この実は植えても育たないものなのでしょうか?
ネットで検索しても特に情報が出てこず、もし菩提樹の実の
利用方法をご存知の方で教えていただけたら、と思います。
宜しくお願いします。
ベンガルボダイジュなど、フィカス属の植物の実のように見える部分は「隠頭花序」ですね。
文字通り花序で、その内側に花を咲かせ、原産地では結実します。
種子は2mmほどの小さなものだと思います。
日本では花粉を媒介する昆虫がいないので、結実はしないようです。
(イチジクコバチの類のような、特殊な生態の昆虫です)
我が家のベンガルボダイジュも毎年、隠頭花序を付けるのですが、いつも結実しないようで、完熟する前に落ちてしまいます。
ベンジャミナでも、日本で結実したという話を聞いたことがあるので、ベンガルボダイジュも日本で絶対に結実しないとは言いきれませんが・・・
隠頭花序を割ってガーゼなどに包み、水で洗い流してみてはいかがでしょうか?
果肉(正確には果肉ではありませんが)をガーゼの隙間から押し出すように、ゴシゴシと洗い流すのがこつです。
ゴマよりも小さい、硬い種子がないとも言いきれません。
幸運にも種子があったら、ピートモスなどの上にそっとまき、土は掛けずに適度な湿度を保って発芽を待ちます。
同じ属のガジュマルでは早くて10日くらいで発芽した経験があります。
インドボダイジュでは1か月くらい掛かったこともありました。
(いずれも取り寄せた種子で、自宅で結実したものではありません)
隠頭花序のそのほかの利用法は・・・残念ながら聞いたことがありません。
ふらさん、ご丁寧に詳しいご説明ありがとうございます!
実ではなくて花序なんですね。
早速割って中を見たらいちじくのようになっていました。
つぼみみたいなのはたくさんあるのですが、どれも柔らかくて
残念ながら硬い種はありませんでした。
さらにその後検索してみると数珠やネックレスに加工して使う場合もあるとあり、腐らないのかちょっと疑問ですがそのような使用法も
あるそうです。
あと残り9個完熟してくれれば良いのですが。
ありがとうございました。
数珠やネックレスに使われるのはベンガルボダイジュではなく、まったく別の植物、ホルトノキ科のジュズボダイジュの種子です。
よくインドボダイジュの数珠などと言って販売されているのは、ほとんどがこのジュズボダイジュの種子で、ネット上ではよく混同されているようです。
ベンガルボダイジュやインドボダイジュの隠頭花序は腐りやすいので、残念ながら数珠の珠には向きません。
シリカゲルなどで急速に乾燥させればある程度形は残りますが、もろくて数珠の珠としては使用できないでしょうね。
イチジクのドライフルーツを思い起こしていただければ近いと思います。
やっぱり腐って使えないんですね。
触ると思ったより柔らかくて簡単に割れたのでおかしいな、とは
思ったんです。
これで心置きなく捨てられます。(愛らしいのでかわいそうですが)ありがとうございました!
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