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月兎耳に新芽が出てきたと思った次の日に根元から倒れてしまいました。
3本茎が出ていたのですがすべてフニャフニャに…
この夏は南側の窓越しに育てていました。順調に育ってたはずが、
急にこんなことになって、原因がわかりません。
とりあえず2本を切って土に挿して根が出てくれるのを願っていますが、
もとのはもう復活できないでしょうか?
水遣りですが、どのように与えられていましたか。
使用されている用土、水遣り、使用されている鉢のサイズと種類、現在
の高さ、倒れた日を教えて下さい。教えて貰った情報を見て、原因が何
かを考えようとおもいます。肥料は与えていますか。
月兎耳は挿し木でも葉挿しでも可能ですが、これからの時期は発根する
確率が段々と低くなります。元気な枝や葉なら少しは確立が高くなりま
すが、弱っている枝や葉では確率は相当に悪くなりますね。
挿し木についての質問ですが、使用された枝は元気な部分でしたか。
切口は風通しの良い日陰で十分に乾燥させ、それから挿しましたか。
根腐れしたのではないでしょうか。
水遣りはどうなさっていましたか?
涼しくなったかと思えば、日中にかなり温度が上昇するような時期は、油断すると危ないですよ。
窓越しって、日差しが入るとかなり暑くなりますし、そこで窓を閉じ、締め切っていると、蒸れてしまいます。
水遣りしてなくても、湿度が高いだけで、失敗することもあります。
ふにゃふにゃした部分は切って、挿し木するしかありませんが、既にされているようですね。
強い日差しは避けて、根が出るのを待ってください。
もとのはもう復活できないか……ということですが、腐った部分は戻りません。
挿し木が成功して、前の株以上に元気になってくれるといいですね。
普通の土で、水遣りは土が乾いてしばらくしてからやってました。
が、倒れる前日にまだ十分乾ききってない状態で水遣りしてしまった気がします。また、夜から朝(昼)ぐらいまで部屋をほぼ締めきっています。
挿し木はそのまま挿していたら茎がやわらかくなっていたので、
今はすべて葉挿しで乾燥させています。
育て方がわからず、適当に水遣りをして失敗してしまったのかもしれません。葉挿しが成功するかわかりませんが、育て方教えてください。
挿し木する場合は、痛んだ部分は完全に取り除く必要があり、使用済みの土を使用するのはよくありません。
月兎耳は葉挿しができるわけですが、枝を挿し木するより、少し難しくなります。
切り口をよく乾かした後ですが、葉を転がしておくだけでは発根しにくいので、葉挿しする場合は、軽く土に埋めてあげてください。
肥料分のある土で挿し木すると、腐りやすいので、清潔な砂や赤玉土などが失敗が少ないでしょう。
また、蒸し暑さは駄目ですが、ある程度は温度がないと発根しにくいです。
昼間、暑い場所ではなく、温かい場所です。
直射日光は避けます。閉めきった室内ではなく、風通しがある明るい場所に置きます。
芽が出るまで少し時間がかかりますので、早々に諦めないで下さいね。
水遣りは、場合によっては、芽が出る前にする必要もでてきますが、発根してから与えます。
月兎耳の育て方ですが、一般の夏型の多肉植物と同じ扱いをしてほぼ問題ありませんが、カランコエ属のため、凍傷にあうと助かりません。
0度では腐ります。冬場は最低でも5度以上の場所が安心です。
夏場は、かなりの暑さに耐えますが、常に風通しを良くし、蒸し暑さだけは避けます。
真夏時と梅雨時期、冬場の水遣りは控え、やり過ぎないようにします。冬場は特に、水を与えることで凍らないように注意します。
日光が好きです。室内よりは屋外の、直接雨が当たらないような場所が育てやすいです。
土はあまり選びませんが、なれないうちは、排水のよい土の方が、根腐れの失敗が少なくなります。
かけとさんの栽培方法と多少は異なるかも知れませんが、内容としては
ほぼ同じ事ですから、僕の栽培方法と合わせて参考にして下さい。
月兎耳はベンケイソウ科のカランコエに属する多肉植物で、増殖として
は葉挿しより枝挿しの方が確率的には高いですね。僕の場合は先端部分
を使い、葉を4枚程度残して後は切り捨てて、切口を風通しの良い光線
の当たらない明るい日陰で乾燥させてから挿すようにしています。
僕が使用する用土は、園芸用川砂(除菌砂と言う名前)か挿し芽用の土
(鹿沼土の細粒)で行なっています。以前は川砂の方が多かったのです
が、最近では挿し芽用の土を頻繁に使用するようにしています。
切口を十分に乾燥させても、使用する土に雑菌が多ければ切口が腐敗す
る確率は高くなる訳です。一度使用した土や庭土などは雑菌が多く潜ん
でいるので、なるべく使用は避けた方が安全です。
一度使用した土は高温で除菌殺菌処理をして、フルイで微塵や根などの
ゴミを取り除き、新しい用土に混ぜれば使用が出来ます。ただこれらの
作業は時間と労力を伴いますから、新しい用土を購入して使用された方
がいいかと思います。とにかくサボテンと多肉植物は、他の植物に比べ
ると雑菌にはとても弱い事は覚えていて下さい。
乾燥した切口を傷つけたくないので、僕はピンセットで切口部分を挟ん
で土に挿すようにしています。挿す長さは茎を挿して挿し穂が倒れなけ
れば大丈夫です。特に支柱で支える必要はありません。
挿し木が可能な時期は生長期の間で、4月から9月迄の梅雨時期と猛暑
の時期を避ければ作業は可能です。それ以外の時期でも極端に寒くなけ
れば出来ますが、生長期以外の時期は活動が鈍くなっているので、生長
期の頃と比べると発根する確率は低くなります。
先ほども書きましたが、挿し木をしたら風通しの良い光線の当たらない
明るい日陰に置き管理をします。かけとさんは暖かい場所と言われます
が、外気温が冬場のように極端に寒くなければ屋外で管理をした方がい
いと思います。これからの時期は次第に気温も下がるので、寒くなった
と感じれば室内に入れて管理をして下さい。しかし暖房と言った設備は
5℃以下にならなければ必要ないので、それまでは屋外で十分です。
僕の場合は5月のGWを利用して挿し木をしますが、挿し木をして発根
しても直ぐには移植をせず、翌年の5月の植替え時まで待ってから移植
をするようにしています。仕事の関係で、生長期内に移植が出来ないの
が主な理由です。特に養分は与えていませんが、基本的な水遣りと温度
管理を十分に行なえば弱ったり枯れたりすることなく、移植時まで元気
に生育しています。寒さには弱い植物ですが、基本的な栽培方法を守っ
て管理すれば、そんなに手間のかかる植物ではない事は分るはずです。
室内ばかりで管理をすると、屋外で栽培したものより弱弱しくなってし
まいます。屋外に出せる時期は屋外に出して丈夫な株にさせて下さい。
発根をしたら直ぐには移植をしないで、来年の4月まで待ってから移植
をして下さい。使用する用土は市販のサボテンと多肉植物の土を使い、
必ず水はけが良くて無菌に近い物を使用して下さい。
挿し木にする時は、無菌で無肥料の物を使うのが原則です。
かけとさん、不死鳥さんありがとうございます。
今回は根が出るのをあまり期待せずに待ちます。
また手に入れる機会があれば、教えていただいた通りに育ててみようと思います。
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