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サボテンの育て方についてご教授願います。
わたしはサボテンを育てた経験がなく(パキラとかポリシャス等の観葉植物は育てています)、ネットで調べてみてもサボテンは種類がありすぎる上、書いてある事も微妙に違っていたりするので困っています。
もちろん、育て方なんてそのサボの個性によるでしょうから、マニュアル化して育てるつもりはありませんが、サボの個性を把握するまで基準になるような事を教えていただけたらと思います。
サボの種類はマミラリア種の猩々丸です。
体の大きさは高さ9cm、幅5.5cm(トゲの長さは含んでいません)、現在小花が2つ咲いています(もうすぐ咲き終わりの時期だと思います)。
鉢は素焼で直径11cmのものです。土は赤玉土だと思うのですが、少なくとも表面はツブ同士がカッチンカチンに固まっている状態です。植え替えた方がよろしいでしょうか?
日当たりは、室外なら一日二、三時間(季節により何時ごろに当たるかは変化します)、室内なら六〜八時間当てられます。
東京都心部なので、気温は冬でも室内なら大丈夫ではないかと思われます。
特に気になるのは水遣りです。パキラを根腐れさせた経験がある為、つい控えてしまう傾向にあります。
詳しい方ご回答よろしくお願いします。
サボテンはまず日当たりが最優先です。室外で2〜3時間では短く感じますが育たないともいえません。室内で6〜8時間というのは、室内照明のことですか?それとも室内に置くなら違う方向の場所に置けるので日照時間が長くなるということですか?
もし、違う方向の外光のたっぷり入る窓辺に置けて日照量が充分なら室内でも良いかと思いますが、室内の日当たりの時間が室内照明も含むなら日照量が少ないです。室内照明では自然光と違い植物がうまく育ちませんから強い光を好むサボテンにはまったく意味がありません
また、最近の窓ガラスは紫外線カット加工を施されているものがあり、それだと人の目では光は充分に見えても紫外線も生育に必要な植物には環境が良くないです
日照量の少なく育ったサボテンは徒長しやすく、根腐れや害虫・病気が付きやすくなります
室内でも紫外線カットガラスを使用していない窓辺で日当たりが充分な方角に置けるならサボテンの栽培は充分可能です。屋外は日射量によっては徒長して育つ可能性もありますが、近隣の建物の照り返しなどで日照量が思っているよりもある場合もありますから不可能とは言い切れません
水遣りについては室外と室内の置く環境によって変わってくるので私にはこうすればよいとは書けないので他の方のレスをお待ち下さいね
狸々丸は我家にもありますが、サボテンの仲間の中でも栽培がしやす
い分類に入り初心者でも簡単に栽培が出来ます。
ただサボテンの栽培方法を誤ると枯れてしまうので、ある程度は栽培
方法を覚えていた方が安全かと思います。
まず最初に覚えて欲しい事は、サボテンを観葉植物や草花と同じよう
に扱わない事です。暑さや乾燥には強いのですが、加湿気味や寒さに
は弱い性質があります。この事だけは忘れないで下さい。
さて本題に移りますが、現在の状況から考えると栽培を目的で販売を
されたものでは無く、インテリア小物として販売されたようです。
僕の経験からですが、今のままでは長く持って1年程度で状態が悪化
して枯れてしまいますね。
植物には活動を活発にして生育する生長期と、活動が鈍くなる休眠期
の2つがあります。サボテンも同じく生長期と休眠期があります。
生長期は5月から9月までで、10月から除々に活動を弱めながら休
眠期に入ります。4月頃から除々に活動をし始め、5月頃には活動を
して元気に生育します。
植替えが出来るのは生長期の間だけですが、梅雨時期と猛暑、残暑の
頃を除いた時期が適切です。サボテンの本やHPには9月まで可能と
書かれていますが、僕の経験から考えると先ほど書いた時期を除いた
時期に植え替えをした方が確実になります。そのため僕は梅雨時期に
入る前までに作業を終わらせるようにしています。
サボテンの植替えについて書きますが、これは僕が行っている方法で
すから、他の方が行っている方法と違うかも知れませんから、一つの
方法として参考にされて下さい。
作業の前に準備する物は、市販のサボテンと多肉植物の土(園芸店や
ホームセンターで販売されている物で、小袋で十分です)、現在の鉢
と同じサイズの鉢、緩効性化成肥料(マグァンプk50gなど)、防
虫ネット(100円ショップにあります)などを用意して下さい。
まず現在の状態では鉢から抜く事は出来ませんから、もったいないか
も知れませんが鉢をハンマーなどで割ってサボテンを取り出して下さ
い。次にサボテンの根に付いている古い用土を落としますが、絶対に
水洗いはしないで下さい。長すぎる根や傷んだ根をハサミで切ります
が、根が多い場合は半分程度まで切られても大丈夫です。
根の整理が終わったら移植をしますが、まず新しい鉢に防虫ネットを
敷き、用土を少し入れてからサボテンを入れます。サボテンが中心に
来るようにしながら、サボテンの周囲に土を入れます。この時に倒れ
ないように割り箸などで突っついて下さい。鉢の天辺より1センチ下
まで用土を入れたら、指先で軽く押して植替えは完了です。
植替えが終わったら風通しの良い明るい日陰に置き、最初の水遣りは
植替え終了後から数えて1週間から10日経ってから与えます。
与える時は必ず鉢底から水が十分に流れ出るまで与え、2回目以降か
らは鉢土(鉢に入っている土の事)が乾いてから更に4日から1週間
経ってから与えます。鉢土が湿っている時は与えません。この水遣り
方法を生長期の間だけ行います。10月に入ってからは除々に水の量
を減らして行き、冬場には乾かし気味で管理をします。
夏場は光線が強過ぎるので、直射日光には当てないようにします。
冬場は最低でも5℃以上の温度が必要ですから、寒くなったら早めに
室内に入れるようにします。
肥料は植替え時に緩効性化成肥料を少量与えるだけで、後は与えなく
ても大丈夫です。
少し長くなりましたが、他に質問や疑問があるでしょうか。
お答えありがとうございます。
> 室内で6〜8時間というのは、室内照明のことですか?それとも室内に置くなら違う方向の場所に置けるので日照時間が長くなるということですか?
言葉が足りませんでしたので詳しく説明させていただきます。
室外ですと、置ける場所の東側が高層マンション、西側が我が家のため、どうしても日照時間は2〜3時間が限度になります。(季節によって何時から何時に日が当たるのかは変化します。)
室内でしたら1階でも2階でも南向きの窓辺に置けるため、一年中日の光に6〜8時間当てて上げられます。
ただ、ベランダはありませんので、窓ガラスを通しての日差しということになります。
> また、最近の窓ガラスは紫外線カット加工を施されているものがあり、それだと人の目では光は充分に見えても紫外線も生育に必要な植物には環境が良くないです
紫外線カット加工がされているかどうかは定かでないのですが、断熱構造のペアガラスであるのは確かですので、ばんざいうさぎさんのおっしゃる通りサボテンには紫外線が足りないかもしれません。
とりあえず室外に置いてみようかと思います。それで様子を見て、駄目そうでしたら室内で育てるか里子に出すか(涙)します。
ありがとうございました。
お答えありがとうございます。
実際に猩々丸を育ててらっしゃる方からのアドバイスはとても心強いです!
>僕の経験からですが、今のままでは長く持って1年程度で状態が悪化して枯れてしまいますね。
今年の五月には一度植え替えをした方が良いという事ですね?必ず植え替えます。おかげさまで植え替え方がよく分かりました。
>少し長くなりましたが、他に質問や疑問があるでしょうか。
丁寧に説明をしてくださったのでとりあえず安心です。本当に長いお答えありがとうございます。
ちょっと慣れて来ましたら、また質問や疑問も出てくるかもしれません。その時はよろしくお願いします。
このたびはありがとうございました。
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