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鉢植えシクラメン“ピアス”の 花弁の数が一株の中でまちまちだったのが気になっています。
4年目を迎えた昨シーズンも元気に140本の花を咲かせましたが
そのうち 花弁5枚のが60本 6枚が71本 7枚が8本 8枚のも1本
ありました。
(一昨年までは気にしていなかったので 過去3年間の状態は残念ながらわかりません。)
ちなみに 花弁の数と花自体の大きさは関係ないようです。
シクラメンの花弁の数はどうやって決定されるのでしょうか?
ご存知の方 どうぞよろしくお願い致します。
園芸植物の改良にはいろんな方法がつかわれます。人工授粉や選抜の他に、放射線をかけたり薬品を用いて遺伝子を操作する方法もあります。科学的な改良は細胞の遺伝子に傷を付けて変異を促し、それをメリクロン技術で増殖します。人工授粉や選抜のものでも早くクローンを増殖させるためメリクロン技術が使われます
そのような改良が最近行われてきた結果、近年はその植物のもともとの姿からかけ離れた品種が続出してきています
前に八重咲きのシクラメンの噂を聞いたことがありますので、極端に八重咲き化していないものが市販されていてもおかしくはないと思います。自然界でも5弁花に6弁花が混ざっていたり、八重咲きが突然出現してゆっくりと殖えていくこともあります
最近、日本でクローバーの葉が21枚あるものを品種改良の繰り返しで出現させた研究者がおり、ギネス登録されるそうです。その方は昔から研究してきてすでに18枚葉までは過去にあったそうで、葉が少なくても10枚葉くらいは楽にできる品種のクローバーのようですよ。以前、この研究者の出ているテレビの番組を見たことがあり、その時に話していたことから、これは葉が多く出る個体の選別で誕生したそうです
おそらく品種改良の影響で花弁の数を決める遺伝子が傷ついたか、多弁になるような情報の遺伝子が突然出現した株なのでしょう
ばんざいうさぎ様
さっそくご返答いただき ありがとうございました。
流通経路に乗る植物たちは 私のような素人の思いもよらないような複雑な人工的な操作のもとに生まれて来ているんですね。
4年前たまたま手元に来たシクラメンですが かわいがって大事に育てているので、遺伝子が傷付けられているのであれば かわいそうに思いますし、突然変異であればワクワクしてこれからが楽しみにもなります。
いずれにせよ おかげさまで多弁化の理由がわかりましたので、今年も頑張って夏越しさせて 来シーズンにどんな花を咲かせてくれるか楽しみに待ちたいと思います。
このような掲示板があって 本当に助かりました。
ありがとうございました。
また何かありましたら どうかよろしくお願い致します。
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