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タネから育ったマンゴーを鉢植えにしています。
現在50センチほどの大きさです。
品種はフィリピン産の黄色いものです。
昨年の冬は14度以上で管理している温室で冬越しさせましたが、これから大きくなってしまうとそれもできなくなるかもしれません。
で、冬の最低温度は何度あれば大丈夫なんでしょうか?
もうひとつ、鉢植えで実がなるまでに育てられるのでしょうか?
すてらさん、こんにちは。
マンゴーの耐寒性は品種(個体)によって結構異なるのではないかと思います。
私が実生から育てた個体では、5℃くらいまでは十分に耐えました(産地や親の品種は失念しました)。
一般的な品種(個体)の限界温度は3℃と言われているようです。
「アーウィン」という品種は零下5℃まで耐えるそうです。
実生個体ということなので、やはり3〜5℃くらいは確保した方がいいかもしれませんね。
ただし枯れない温度というだけで、開花・結実に悪影響はあるかもしれませんが・・・
私の知っている生産者の方は鉢植えで開花させていました。
また果実付きの鉢物もよく販売されていますね。
もっとも普通は接ぎ木苗で、実生苗だと結実までに10年ほど掛かるようです。
多胚性の品種では実生苗も大部分が母株の性質を持つそうなので、果実の品質に問題はないようです。
単胚性の品種では、もちろんどんな果実を付ける個体が生じるか分かりません。
受粉にはハエが関与しているそうで、開花時に近くに牛糞を置くといいと言っていました(普通は無理でしょうが)。
そんなことをしなくても結実するとも聞きますが、いずれにしろ結実率はとても低く、0.02〜0.1パーセント。
ひとつの花序に数個結実すればいい方だと思います。
ふらさんありがとうございます。
そうですか、5度ぐらいまで耐えるのなら管理は楽ですね。
なんとか育てられそうな気になってきました。
10年は長いようで短くも感じます。
これから10年間結実の日を楽しみに水やりをすることにします。
マンゴーの木はフィリピンでよく見ましたがおっしゃられているように実着きはあまり良くないみたいですね。
日本でいえばクスノキみたいな大木でも実の数は数えられるぐらいです。
枝先に2〜3個がぶら下がっているだけです。
花はいっぱい咲いているようですから実どまりが悪いのでしょうね。
まっ、そんなにたくさんは期待できませんから1〜2個でもできたらうれしいです。
うまくいったらその時は報告させていただきますね。
> 品種はフィリピン産の黄色いものです。
ペリカンマンゴーなどと呼ばれる「カラバオ種」でしょうね。
> で、冬の最低温度は何度あれば大丈夫なんでしょうか?
奄美大島以南では何とか露地でも冬越しします。大島本島の平地での最低は5℃くらいですが,滅多に下がりませんが枯れはしません。ただ,たびたびそのような低温にさらされると,次第に元気がなくなります。できれば10℃は確保したいところです。
また,日照不足や過湿にはお気をつけください。私なら,乾いてからのたっぷりかん水ではなく,根が分布する鉢底の湿り具合を勘案しながらの継ぎ足しかん水をします。
> もうひとつ、鉢植えで実がなるまでに育てられるのでしょうか?
カラバオ種は比較的樹勢が強く,アーウインの台木に用いることもあります。大きく生りやすいとは思いますが,鉢で結実まで持ってゆくことは十分に可能ですが,早くて2〜3年はかかるのではないでしょうか(推定)。
可能な限り大鉢が望ましいですが,12号以上の大きめの鉢に植え,10月以降を乾燥気味に管理し,冬場の温度を10℃程度で維持すれば,比較的早めに結実は見られると思います。
pinetreeさんありがとうございます。
それでは安全を見越して10度程度を確保できるようにがんばってみます。
ボロい温室ですから冬場の日当たりがむずかしいのですが、これもできるだけいい席を優先してやることにします。
>ペリカンマンゴーなどと呼ばれる「カラバオ種」でしょうね。
たぶんそうだろうと思います。
フィリピンでごく普通に売られているカラバオマンゴーに似ていました。
同じものができるかどうかも楽しみです。
実際に鉢植えで結実させている例があるとのことですから私もがんばってみます。
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