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福岡県の屋外(玄関先)にて金のなる木を育てているものです。
土上60CM位で深い鉢に植えて、軒先のある玄関に置いてます。
あまりに大きいので室内に入れることはとても難しい状況です。
ここ数週間で枝から根が生え始めているので囲うにも大きすぎるので剪定しようか、しまいか悩んでいます。
こういった場合ビニールなどをかけて保護すべきなのでしょうか?
冬場の屋外でのメンテなどについてご存じの方がいらっしゃいましたら是非おしえてください。
よろしくお願いいたします。
そうですね、年間を通して屋外で管理をされているようですから、寒
さには比較的に強くなっていると思います。玄関先に置かれているよ
うですが、その場所では年間を通して十分に光線が当たっている場所
でしょうか。十分に当たっているなら、ある程度の寒さには耐えれる
株になっていますから、室内に入れなくても現在の場所で越冬させる
事は可能になります。もしあまり日当たりが良くないなら、その場所
での越冬は難しいかも知れません。
年間を通して十分な光線に当てていた場合だと、冬に最低気温が0℃
以下にならなければ屋外の軒下で越冬させる事が出来ます。もし気温
が0度以下になるようなら、霜や寒風が当たらないように簡易温室等
で覆いをしてやれば大丈夫かも知れません。
その時に鉢底に発砲スチロールの板を敷くか、又は発砲スチロールの
箱に鉢ごと入れてやれば、地面からの冷たい冷気から守れます。
発砲スチロールの箱はスーパーなどで貰えますから、この中に鉢を入
れたら鉢と箱の間に新聞紙を丸めた物を詰めます。箱の四隅に支柱を
挿し込んで柱にし、上から透明なビニール袋を被せれば簡易温室が出
来ます。ただし天辺付近に数個の小さい穴をあけるようにし、これが
息抜きの穴になり蒸れから防げます。
剪定が出来るのは5〜9月の間の生長期の内、7月中に済ませるよう
にします。それ以降に剪定をすると、開花に大きく影響します。
植替えが出来るのも5〜9月の間ですが、真夏時はダメージを大きく
与えますし、梅雨時期は根腐れの原因になります。そのため僕は5月
のGWを利用して植替えをしています。出来れば梅雨入り前に植替え
や剪定などは済ませた方がダメージは少なくなり回復は早いです。
鉢が大きくなると鉢の全体量は重くなるのは当然です。重くなれば重
いほど持ち上げにくくなるので、僕は数年前から用土の軽量化を目指
していて、少しでも軽くならないかを研究しています。
例えばボラ土を鉢底石の代用品としたり、園芸用川砂の使用を止めて
赤玉土を主体にしたブレンド土を作ったりしています。
ある本には1ℓ当たり500g前後が良いと言われていますが、僕が
経験した結果では600〜700gが生育が良いと言う結果が出てい
ます。ただし地域に応じた配合率ですから、僕の方法が全国的に有効
とは言えません。今年は約550g程度でした。
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