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ドラセナコンシンネの葉の裏側に針で穴を開けたくらいの
小さな水滴がいくつか付いていました。
透明で触るとベタベタしていました。
冬になり、二階の南東の一番日当たりいい部屋で
管理しているので、元気はいいですが・・・
カイガラムシなのかと思い、全体を見回したのですが、
それといったものは見つかりませんでした。
樹液なのでしょうか?
それと、ハダニは小さい蜘蛛の巣みたいなの
を葉に作るそうですが、いくつか枝分かれしてある
下の方の葉に1か所ありましたが、
虫がいるようには見えませんでした。
150センチほどのコンシンネです。よろしくお願いします。
おそらく蜜でしょう。蜜を葉から分泌するには少なくとも2つの場合が考えられます。ひとつは積極的に分泌する場合ともう一つはやむを得ず排出する場合です。
積極的に蜜を分泌する植物は多く、多くは葉に蜜腺という蜜分泌専門の腺を持っています。蜜を分泌して毛虫に嫌われる蟻を呼んで、毛虫などの葉を食害する害虫に嫌われるようにするためとされています。
やむを得ず排出する場合は、何らかの理由で光合成産物である糖を使い切れずに捨ててしまうという場合で、成長休止中の元気な植物に見られるように思います。葉の光合成は盛んで糖分を生産するものの、生存のためのエネルギーを得る(代謝といいます)ための消費だけでは使いきれずに捨ててしまうわけです。
これが成長期であれば生産された糖は代謝に使うほか、さらに重合されてセルローズなどの植物の骨格を作るほうにじゃんじゃんまわされるので排出されません。
冬室内で管理する観葉植物で良く見られるハダニ被害はクモの巣をつくるタイプよりもっと小さな肉眼では殆ど判別できないタイプによるものが多いです。これがつくと葉は体液を吸われて薄くなり白茶ける感じです。葉裏が粉っぽくなり指で触るとざらざらした感じになります。
発生したら「中性の(厳守)」食器洗剤を2000倍ほどに薄めた液で柔らかい布を使って葉裏を中心に洗ってあげることです。根絶はできませんがその後の被害は殆どなくなります。定期的に行うと予防になりますし、葉もきれいになり見た目もよくなります。
詳しく教えていただき、大変参考になりました。
明るいところで、目を凝らしてみても
虫がいるようには見えなかったので、
安心していました。肉眼では見えづらいのですね。。。
教えていただいた通り、中性洗剤で拭いてみます。
ありがとうございました。
> 詳しく教えていただき、大変参考になりました。
>
> 明るいところで、目を凝らしてみても
> 虫がいるようには見えなかったので、
蜜は虫と関係なく分泌されるものです。逆に汁を吸うハダニがつけば蜜を分泌する余裕などなくなるくらいです。
アブラムシの場合は排泄液でべたべたしますが、慣れれば自然分泌の蜜なのか、吸汁性害虫の排泄物なのかはわかるようになります。自然分泌の蜜は小さな球状になりますが排泄物は塗布したように葉面に広がる感じです。
ハダニは増えると葉がざらざらした手触りになります。小さいですが肉眼でも眼の良いかたなら確認できる場合もあります。
> 自然分泌の蜜は小さな球状になりますが
うちのコンシンネの葉についていたのはこの状態ですので、
蜜のようです。ハダニかと思ってましたが、
違ったようですね。勘違いしてました。
安心しました。ありがとうございました。
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