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昨秋、家にあった大きなコンシンネの鉢植えが根詰まりを起こしたらしく、枯れてきてしまいました。そのまま枯れるにまかせるのは可哀相だと思い、葉の残っていた枝先を切ってセラミスに挿したところ、無事に根付いてくれました。

が、同じく昨秋、100円ショップで購入してセラミスに植え替えたサンスベリア共々、今では鉢代わりのグラスの中に根がみっしりです。
今のところ株は元気そうですが、セラミス栽培の場合でも、もう一回り大きい（といっても探すのは大変なのですが…）ものに植え替えた方が良いのでしょうか？

セラミスであれ土植えであれ、根がいっぱいになれば大きな鉢に植え替えるかあるいは根を整理して植えなおすことは同じです。

多肉植物であるサンセベリアをセラミスで栽培するという事は、本来あまり向かないものなのですが・・・
特に冬場に水のある環境で冬越しさせると腐りやすいのですが冬場は少しでも調子を崩しませんでしたか？
詳しくは「多肉植物　サンセベリア」で検索してみると正しい栽培法が載っています。冬は土から抜いて休眠させるのが一番良いのですが・・・。サンセベリアは乾燥気味の荒地の様な場所に自生していてできるだけあって乾燥と強い日当たりを好みますが、ハイドロカルチャーで育てているならあんまり日の当たりすぎるような場所には置いてませんよね・・・（あんまり日に当てるとハイドロカルチャーでは水がお湯になり根を傷める）

できればこれからでも多肉植物用の土に植えてあげたいところなのですが・・・。おそらく今の状態では水太りです。色も本来より薄く徒長気味かもしれません。乾燥気味に土で育てると姿が締まって本来の姿で楽しめるはずです
土は「アロエ・金のなる木用専用土」あたりで良いですし、水はけがとても良ければ普通の土でも構いません（肥料分のない土が向く）生育期に多肉植物用の肥料を少し与える程度で機嫌良く育ちます

ハイドロカルチャーで育てるといつ調子を崩し全滅するかが分からないので、全部を土に植え替えるか数株に分けてよく日光に当てて土で育ててみて下さい。かなり見かけに差が出るはずですが、土に植えた方がサンセベリアの本来の姿です
土で育てると虫が湧くという人もいますが、それは水を与えすぎていて土の有機物に混ざっていた虫が（キノコバエなど）が孵って飛びまわるためで、多肉植物の土では有機物が少なく乾燥を好むので飛ぶ虫はほとんど発生しません（稀にワタカイガラムシやネジラミが発生する事がある）。また、土の中にいる微細昆虫たちは肥料分を分解して根が吸収しやすくしてくれる役割があり、それらの虫は土から出ると生きていけないので鉢から出る事もなく何の心配もありませんし、むしろいた方が、微細昆虫が生きられないハイドロカルチャー栽培よりも植物の育ちは良いのです。多肉植物用土に植えればハイドロカルチャーの様に水が蒸発して部屋の湿度が高くなったり、酷いとカビが生えるなどお住まいによっては健康の害になる事もありませんし・・・

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