|
||||||||||||||||
観葉植物やお花を生活に取り入れワンランク上のゆとりの生活 |
|
||||||
観葉植物 ブルーミングスケープ TOP > 観葉植物 INDEX > 植物管理Dictionary > 観葉植物Dictionary > 育て方 Q&A 検索 > 育て方 Q&A |
「大実サルナシ」と称する20cmくらいの苗を1本、通販で注文しました。それで「とにかくすぐ植えないと・・・・・」と思って軟質赤玉土
で直径45cmくらい、深さ15cmくらいの浅鉢に去年の冬、植えました。実は小さいのが二つほどなっているけれど、肝心のツルが伸びないんです・・・・。芽の先端をみると、新芽が全然ないし、それ以上伸びない感じです。土が悪いのでしょうか。また元々あんまりツルが伸びない品種だったのか、よく分かりません。ツルが良く伸びてよく実がなる品種を教えてください。また今のものを植え替えるにしても、どういう用土に植え替えたらよいのでしょうか?育てている場所は半日陰で日中数時間、日光が当たります。水は毎日やっています。多湿気味ですね。緩効性化成肥料を数粒、やっています。
>直径45cmくらい、深さ15cmくらいの浅鉢に去年の冬、植えました。
直径はともかく、
サルナシは確かに浅根性ですが、それでも鉢の深さが足りないように思います。
サルナシは水捌け良く、それでいて保水性の良い多湿な環境を好みます。保湿性を考えると鉢の深さは必要だと思います。
私の場合は幅30p深さ30pの10号鉢で栽培してます。
>土が悪いのでしょうか。
赤玉土と緩効性化成肥料だけでは枯れないとしても、生育しにくいように思われます。
基本的にサルナシは山中で生育してる植物ですので、栽培するには有機質の腐植が用土には必要だと思います。
私の栽培してるサルナシの用土は、
赤玉土:4、腐葉土:3、
ピートモス:2 竹炭粒:1
(ダイソーやホームセンターなどで販売されてます。無ければ薫炭で代用)
です。
ピートモスではなく鹿沼土でも良いです。
元肥として底部に有機なら発酵油かす、化成肥料なら緩効性の玉肥やマグアンプなどを上記に混ぜます。
(緩効性化成肥料と有機肥料を一緒に混ぜてもモチロン構いません)
竹炭粒(木炭粒や活性炭でも良いですが)はカリの補給と通気に良く、土壌の有用箘の住み処と餌にもなり有用箘が増えて土質も良くなります。
そして浅根性ですからブルーベリーと同じようにバークチップを表土の上に5pくらいの厚さで敷くと良いです。
>また元々あんまりツルが伸びない品種だったのか、よく分かりません。
ツルが伸びない品種というのは無いと思います。
あと、施肥は基本的に春肥(2月か3月)と秋肥(9月か10月)に油かす、骨紛、魚粉などが配合された発酵油カスなどの有機肥料を施肥します。
冬は休眠してるので肥料はいりません。
ですので化成肥料は緩効性の玉肥を入れるより、春から秋にかけてハイポネックスの液肥を週一度与えてるほうが即効性が有り生育には良いです。
緩く効かせるのは有機肥料に任せましょう。
>ツルが良く伸びてよく実がなる品種を教えてください。育てている場所は半日陰で日中数時間、日光が当たります。
大実(ジャンボ)サルナシは良く伸び、良く実が成る品種だと思いますよ。
サルナシは明るいならば半日陰でも十分育ちます。常に長時間日光直射されてると逆に葉焼けを起こしたりするくらいです。
数時間日光が当たるなら生育には十分です。
そして果樹全般に言えますが、大きい実をたくさん成らせたい場合は2品種以上の混植でないと一本で実がなる両性花といえども一本だけだと大きな実をたくさん実らせるのは難しいでしょうね。
大実(ジャンボ)サルナシ以外の大実系サルナシでよく流通してるのは「エルダー」とか「インパル」とかがあります。
「一才」も若いうちから結実してよく流通してる品種です。
(盆栽は一才サルナシが多いです)
他には果肉が赤い実がなる「ハーディレッド」とかもあります。
|
|||||
|