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チューリップの球根をプランターに植えたまま夏越しを迎えようと
しているところですが、大量に蟻がいます。
蟻は球根の養分を奪いますか。
隣りには同じく球根を植えっぱなしのムスカリやクロッカスなどの
プランターがありますが、そちらには一匹もいないようです。
またその他たくさんの植物がありますが、そちらにもいません。
マンションのベランダなのですべてプランターです。
ベランター歴は10年以上でこのようなことは初めてです。
チューリップの球根は2年に1度掘り上げており、
現在のものは去年の秋に植えたものなので、影響がなければ
このまま管理したいと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。
羽アリの結婚飛行後に女王アリがベランダに舞い降り、鉢に新しい巣を作ってしまったんでしょうね・・・
もうそろそろ葉も枯れていることだし、元々アリの直接の害はほとんどありません。ただし、今年はやはり掘り上げる方が良いですね。アリの巣をそのままにしておくわけにはいきませんので・・・
アリはアブラムシと共生関係にあります。まるで人間が乳牛を飼う様にアリはアブラムシを外敵から守り、アブラムシから甘い汁をもらっています。このアブラムシがクセモノでして、羽がある時期に飛んできて、メス一匹だけで沢山の子を産み、子はすぐに植物の汁を吸いすぐ親に育ち・・・と数倍・数倍とネズミ算並みに殖えていくんです。そのアブラムシはウイルス病を媒介します。ウイルス病にかかってしまうともう治し様がなく、罹患植物は生ゴミとして収集に出さないと地中に残って根から発病させたり、アブラムシが傍の植物にも次々とうつしてしまうんです。チューリップにはアブラムシがいなくても他の植物にアブラムシがいると、アリがいないならアブラムシを食べる虫(テントウムシの成虫と幼虫・ハナアブの幼虫など)が食べてくれるところが、アリがいるとアブラムシが食べられない様にと益虫を追っ払ってしまったり殺して食べてしまうので余計アブラムシが周りに広まりやすくなるんですね・・・
それでアリを退治するのでますが、ノズルを土に刺して噴射するタイプのアリ退治スプレーは鉢植えに使うと、スプレーのガスの冷たい気体で埋まっている球根を凍らせてしまい来年の生育に影響が出ます。それで、土に粉末や粒状の薬剤を撒いて使うタイプやアリが巣に運んで食べて全滅する毒餌タイプのものを使うと良いのですが、それらの薬剤に使われている殺虫成分などが球根など植物の生育にどんな影響をもたらすかがわかりません。園芸用ではなく殺虫目的なのでおそらく植物にまでは対応していないはずです。球根の休眠中はまだ影響は出ないかもしれませんが、成分の残留している土で育てて根が成分を吸ってしまうと植物にどんな影響があるかが判らず、また繭に入っていたアリは死なないのであとで羽化して出てきますから土に撒くタイプだともう一回撒く事になってしまうのです
それらを考えると、土に撒くタイプを使うか置くタイプの小さい容器に毒餌が入っているタイプのアリ退治のを鉢の土の上に置いてアリを全滅させておき、葉が枯れてきたら球根を掘り起こして今までの土は処分してしまうか堆肥や腐葉土などをたくさん入れて数カ月は寝かせて残留期間(自然に消滅できる成分だったらですが・・・)を終わらせてから他の植物に再利用するかの方が、チューリップの球根にとっては新しい土で養分もたっぷりで、元々チューリップは連作を嫌いますので(鉢植えだと根から出た排出成分が鉢内に溜まってしまったりミネラル分が足りなくなったり、土の養分が足りなくなるので球根は小さくなりやすいです。毎年新しい土に植えかえるとそれらはすっかり解消され、本州の主要産地以西の地域での栽培でも病気にかかりにくくなり来年はいつもよりも立派で綺麗なチューリップの花を咲かせる事ができますよ
アリの巣を壊しての駆除は完全にするのは難しく、他の鉢に引越す恐れもありますので行わないで下さいね
ばんざいうさぎ様
とても御丁寧にありがとうございます。
今までは2年目でも1年目と変わらないほどに花が咲いていました。
(花後の管理は熟知しています)
このままでは来年は咲かないかもしれませんね。
残念ですが球根は掘り上げ、土も処分または再生することにします。
何よりもアリとは言え大の虫嫌いなので、一日も早くお別れしたい
です。
引っ越しされるのも困りますし・・・
大きさが十分なものは秋に植えても大丈夫ですか?
(直接の害はないとのことだったので)
充分育っている大きな球根は秋の植え付け時に植えて大丈夫ですよ。
チューリップのウイルス病は、罹患すると一色の花色が縞模様になるんですぐに見分けがつくと思います。アリを退治すればアブラムシの大繁殖は無いと思いますがウイルス持ちのアブラムシ一匹に吸われても発病しますので、そういうのを見つけたら処分なさって下さいね
他の植物の場合は、葉に濃淡の斑が入ったような模様ができたり葉が縮れて変形したりすることもありますから、時々そのようなのが無いか見てあげて下さいね
ありがとうございました。
お礼が遅れて申し訳ありません。
その後、とりあえず枯れた葉を取り除いただけで時間があるときに
球根を掘り上げるつもりでいたのですが、不思議なことに葉が
なくなったとたん見る見るうちにアリの数が減っていき・・・
気のせいだと思ったのですが、今ではアリが一匹も見あたりません。
あんなにいたアリはどこに行ってしまったんでしょうね。
引っ越ししたのか?とベランダ中の鉢を探しましたが・・・
今思えばアリは土よりも葉に集中していたような気が・
ありがとうございました。
お礼が遅れて申し訳ありません。
その後、とりあえず枯れた葉を取り除いただけで時間があるときに
球根を掘り上げるつもりでいたのですが、不思議なことに葉が
なくなったとたん見る見るうちにアリの数が減っていき・・・
気のせいだと思ったのですが、今ではアリが一匹も見あたりません。
あんなにいたアリはどこに行ってしまったんでしょうね。
引っ越ししたのか?とベランダ中の鉢を探しましたが・・・
今思えばアリは土よりも葉に集中していたような気がします。
(それで養分を吸ってしまうのではと心配したのです)
恥ずかしながらアリとアブラムシとの関係は知りませんでした。
今年も含めて毎年特にホオズキの葉につくアプラムシにはイヤな思いをしていますが、一部の葉が枯れてしまいながらも、花が咲き実も
つけるので気にしないようにしていました。
チューリップからは5メートルほど離れた場所に置いていますが
そんなに離れていても影響があるものでしょうか?
現在のチューリップはとても静かな状態なので、球根は掘り上げず
に・・・と思ってしまいます。
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