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移植を好まないといわれる植物の植え替えについて
根鉢を壊さずデリケートに植え替える他に
気をつけるポイントなどがあったら教えてください。
また、用土不良等で
どうしても根鉢を崩さなければならない場合は
どのようにすればよいか教えていただければ助かります。
何卒よろしくお願いいたします。
どんな植物でも根を切られる移植はストレスがかかるでしょうね。
水や肥料成分を吸収できなくなりますからね。
比較的に移植に耐えられるものは、体内に水や糖分を多く蓄えられるとか根の再生が早いなどの特徴があることが多いです。
そうでないものはどんどん体力を失って、最悪の場合枯れてしまうことになりますね。
で、移植が困難と思われるものは体力の温存に注意するのがいいです。
思い切って枝や葉を取り除いて水分とエネルギーの消耗を防ぎます。
落葉樹の場合は冬の休眠期に行います。
その他の植物は成長期の直前にやれば成功しやすいです。
ただ、亜熱帯性の木の場合は活性の高まる高温期のほうがいいこともあります。
用土を取り替えるのも同じことですが、古い木にとってはさらにきびしいストレスとなりますからできるなら行わないほうがいいですね。
若い苗木なら根の再生が早いですからたいていは問題なくやれます。
ある程度大きくなったものの植え替えだと、植え痛みからどれだけ早く回復させるかが問題になるでしょう。植えかえるときも一周り大きな鉢に入れたら空いた部分に土を入れても棒でつついたりして詰め込むと根が傷むのでそれはせず、土を詰めて水を与えてから植えかえた分土が沈んで段差になった所にはまた土を足すのが良いです。植えかえて移動できるならしばらく日陰で養生させ、植えかえ直後からしばらく水は、日向水か水温低めのぬるま湯にメネデールなどの発根剤を少し混ぜて与えるのが良いですね
まだ苗の状態での植え付けなら、市販の苗はまだ株の小さい土に根が回りきっていないものを選ぶこと、直根性の植物はロングビニールポットに植えてあるのを選ぶと根が下で曲がっておず根付きやすいです。植えるのはできれば曇りの日(気温が低く植え痛みしにくい)時間帯はまだ気温の低い早朝か夕方で、直射日光のあたる場所に直接植えるなら数日は何かで少し遮光して植え痛みをなるべく防ぐこと。移動できるなら数日は日陰で管理する事)植え付け後はやはりメネデールなどの入った水を与えるのが良いです
自分で種から育てる場合はジフィーセブンやジフィーポットなどの、用土が細かい目の網の中に入れられ圧縮されていて水で戻せばそのまま種が蒔け育苗できるものや、植え付けるポット自体がピートモスや再生紙などを圧縮して作られていて中に土を入れて種を蒔き育てた後はそのまま土に植え込んでしまえるものが良いです。土に植えられた後は水分で材質も緩み、新しい根も簡単にそれを突き破ることが出来いずれ分解されて消えてしまうので植え痛みのストレス自体がありません。特にピートモスや再生紙で作られたポットや鉢・プランターは大きさも形も色々あって、使い方によっては毎回そういう鉢に植えかえていけば大きな株や低木などは鉢から抜く必要さえなく新しい土に鉢ごと植えつけてしまえば心配ごともなくて楽ですよ
用土不良が原因の植えかえの場合は私の場合は諦めますね・・・。うまく植えかえられても植え痛みのストレスは避けきれないので後に枯れる可能性が高いですし、大抵は根ぐされの状態なので根が弱いどころかなくなっちゃっていますし・・・
挿し芽・挿し木や葉挿し可能な種類のものは不調がまだ軽いうちに枝から挿し穂を確保し、数日メネデール入りの水に挿して水揚げして元気にしてから適した用土に挿します。根の弱い植物は水差しは向かなく、それを土に植え替えた後でたいてい枯れるので根の出ないうちに、それぞれの植物が好む土質で肥料分の含まれない挿し床にメネデール入りの水をたっぷり含ませておき、まず新しい割りバシなどの清潔な棒で挿し穴を作り、そこにそっと挿し穂を入れてから穴をそっと埋めてあげます。その時期や植物の好む環境によっては支柱用の棒を数本差し、穴をいくつか空けたビニール袋をかぶせて置きます。植物によってはメネデールを使わずに、挿し穂に直接ルートンやハイフレッシュの粉末を付けて挿す事もあります
うちの場合は、根の弱いものの用土不良などを起こした場合はこれでどうにか絶えてしまうことだけは避けられていますが、花壇の花以外なら大事に思う植物であるほど日ごろからバックアップ苗を作るように心がけています。数株置くことで絶える心配からは解放されますし、うまく殖えてくれ登録品種以外のものなら花の好きな知り合いに譲って皆で楽しんでいます。そうするともしや自分の所で絶えてしまっても譲った所で殖やしてもらってそれをもらえば同じ種類のをわざわざ探して買うこともないことですし
めちゃくちゃ勉強になりました!本当にありがとうございました。
実は今回伺ったのはユーカリを移植に弱いとは知らず、
普通にシェフレラ等の観葉植物を植え替えるのと同じように植え替えて
現在全ての葉が枯れてしまってアウトかもという状況になってしまったからです。
元々の用土が悪質なピートモス系の泥化した用土だったところを
赤玉土ベースの硬質な用土に植え替えたため、
結構根鉢を崩して土を落として植え替えを敢行したものです。
とはいっても結構デリケートには行いましたし、
少しだけ根が切れただけだったのですが、
現在2週間を経過しても一向に具合がよくならずまだまだ痛みが進行中です。
植え替え後は適度に剪定も行い、日陰にも移動していますが。。。
ただ、失敗だったなと思うのは、結構日中の暑い盛りにやったことです。
これで相当根が傷んでしまったのかもしれませんね。
今後は種でも植えてバックアップ苗も心がけたいと思います。
植え替えて枯らしてしまったかもしれないユーカリは
30cm程度の株元は木化した苗です。
以前も地虫にやられたとき豪快に植え替えて
死滅したかな?というときがありましたが、
葉が0になっても株元から芽を吹いたことがあるので
それに期待したいなと思います。
一応ネット等で調べるとユーカリの植え替え適期は
4〜8月とありますが、常緑樹でもオーストラリアの植物は
少し植え替えのタイミングや根の再生状況が異なるみたいで、
本当のところどうなのか難しいところです。。。
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