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皆様、こんばんわ。
メタセコイア、イチョウ、ソテツはいずれも、二億年ほど前の古い起源の裸子植物です。
さて、三つとも東アジア地区のみに自生しているところを見ると、東アジア地区(または、後に東アジアになる地域・大陸は移動していますから)は、この二億年ほどの間、このような地上の大型植物が生きていける程度には、壊滅的事態(隕石衝突など)が他の地区より少なかった、と考えていいのでしょうか?
ソテツ科の植物(あるいはソテツ類)はむしろ赤道付近や南半球に多く自生していますね。
中央アメリカ、アフリカ南部、オーストラリアなどが本場です。
その中の一種であるソテツ(Cycas revoluta)だけに注目すれば、確かに東アジアの一部である日本の南端にも自生しています。
しかしソテツ類全体の分布状況から推測すると、ソテツの祖先は東アジアで生き残ったというよりも、赤道付近で生き残り、それがだんだん北上して東アジアにも分布を広げて行ったのかもしれません。
それにそもそもほかのソテツ類を無視し、ソテツだけを取り上げて論じるのも変な話です。
またアローカリア(これも生きている化石と呼べるのでは?)の分布は南半球に限定されますね。
東アジアだけが壊滅的な事態をまぬかれ得たわけではなく、また赤道付近や南半球に比べて特に被害が少なかったわけでもないと思いますがいかがでしょうか?
メタセコイアやイチョウくらいしか生き残れなかったことから、赤道付近や南半球に比べると東アジアはむしろ被害が大きかったとも推測できますね。
壊滅せずに現在も生き続けているのですから「壊滅的事態」はなかったのです。
皆様、詳しいご回答をありがとうございました。
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