100円ショップの植物って成長が遅い？｜育て方 Ｑ＆Ａ

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育て方 Q&A

100円ショップの植物って成長が遅い？

私の家には100均の植物、パキラとガジュマルとホームセンターのパキラがあります。なぜか１００均の植物はホームセンターのパキラとくらべるとすごく成長がおそいのですがなぜでしょうか？

１００均のパキラもホームセンターのパキラも、だいたい２ヶ月ほど前に購入したものなのですが、ホームセンターのパキラは新芽が６枚でました。

しかし１００均のパキラは新芽が２・３枚ぐらいです。実は一度だけ１００均のパキラを日焼け(全部の葉っぱ)してしまったからでしょうか？

あと１００均のガジュマルは１ヶ月前ぐらいに購入したものなのですが、まったく成長していないように見えます。ヒゲのようなものをのばしているだけなのです。長い記事になってしまってすみません。どうすればよく成長するのかおしえてください！おねがいします！！！

私も時に１００均で植物を買う事がありますが、特別成長が遅いとは感じていません。１００均で売っている植物は、大抵苗の状態ですから、草花の苗の成長からから比べると、成長がとても遅く感じるでしょうね。

それは株が小さくて葉も少ない幼い状態の為、ある程度の大きさの株から比べると、そんなにすぐには、株が充実できないからです。観葉植物は有る程度の大きさに成れば、急成長しますけど、ホームセンターに置かれていた方は、１００均のものよりもいくらか大きな株ではありませんでしたか？

植えられている土の質が、明らかに違っていたり、土に肥料が入っているかいないか（土の中に混ぜられると肥料の有無は見た目ではわかりません）でも当然成長具合に差ができますよね

１００均の観葉植物とホームセンターの株が、ほぼ同じ大きさ、同時期（同じ年の同じ季節）に育て、どちらも同じ土に植え替えてあるのに、差があるというなら、何か特別な理由（一方の根に害虫が付いているなど）があるのかもしれませんが、買った時の土のままで育てているのなら差が出てきてもおかしくありません。

あと、全く同条件でも、生育に差が出るので、考えられるのは、ホームセンターの方が、挿し木苗で、１００均の方は実生苗から育てられているものかもというもの。

特に、パキラやガジュマルは、挿し木苗でも実生苗でも出回ります。挿し木苗というのは、元々大きな木の枝を挿して根を出させるので、挿した時点から苗は充実していて、生育はとても早く、植物によっては条件が整えば、すぐに花が咲いたりもします。

反対に、実生苗というのは、最初から自力で種子から芽生え根を少しづつ伸ばして生育していく分生育が遅くなります。その生育の差は大抵数年の違いが出ます。

そもそもスタート時点から違うんですね。１００均の苗が、そういうまだ幼い実生苗である可能性があるかもしれません。特にミニ観葉として売るものは実生苗の可能性がありますし、１００均で仕入れてくる植物と言うのは、必ずしも自社契約の生産者に安いコストで育てさせているものばかりではなく、時として廃業した生産者から仕入れた在庫処分品だったりする事もあるので同じ種類の物でも、挿し木苗と実生苗のどちらも売れれていてもおかしくはないのです。

パキラだと大きく育てば実生苗だったものなら株元が大きく膨らみますが、接ぎ木苗だったら、いくら大きくなっても、株元は全く膨らむことがありません。ガジュマルも、実生苗のものだと特徴的な太い根が出来るものもあります（根が太くなるタイプのはニンジンガジュマルと呼ばれます）が、その株から切った枝でも挿し木苗にすると根が膨らみません。

酷いと根が膨らんでいる株から膨らんだ根を数本づつにわけ、それに普通のガジュマルの枝を接ぎ木して、人為的にニンジンガジュマルに見えるように仕立ててあるニセモノまで存在します。

もし、１００均のものが、ホームセンターのものよりも小さいのなら単純に、１００均のはまだ幼いために成長がおそく、ホームセンターのものは成長期真っ最中のものと、お考えに成れば良いかと思います。

接ぎ木ものか実生ものかは大きくなるまでは見分けがつかないかと思います（特にニンジンガジュマルの場合は接ぎ部分の見分けが付きづらい）、１００均のものは根が肥大しない普通のガジュマルかもしれませんが、運が良いとニンジンガジュマルの実生苗かもしれませんよ。

有る程度、大きく成ったら土中にある根を確認し、根が太っていれば植え替える時に、盆栽で言う「根上がり」の状態に植えて根を観賞すると良いです

ガジュマルから出ているヒゲの様なものというのは、おそらく気根の事だと思います。観葉植物だと特に問題がなくても。気根は沢山出ます。それらは伸びたら先端を土に誘導してあげれば、土に潜りますので、そのまま育てれば良いです。切ると樹液が出るでしょうからなるべく切らない方が良いでしょうね

一般的に見て、100均で売られているものは状態が良くないことが多いです。雑貨類のついでに品揃えしているために販売員の知識や手入れに問題があるのでしょう。

ろくに水やりもしていなくて干からびて根が枯れているものがあります。その点、ホームセンターでは専門のコーナーがあって、世話をする係員も園芸知識を備えた人を配置していることが多いようです。

もちろん店によって違いはありますが、一般的な傾向としてはホームセンターで買ったほうが安心できると思います。

で、そのような不良品を買った場合の蘇生法ですが、亜熱帯性の植物の場合は高温・高湿度の環境に置いて自力再生を待つことになります。

たとえば、温室のような高温・高湿度・日照の条件を満たせるところで管理すれば復活の可能性はあります。

弱ってしまった植物を復活させるのはベテランの人でもむずかしいことです。これからは苗を買うときは生育状態の良いものを選ぶといいですね。

100円ショップと言ってもいろいろな店がありますよね。会社が違えば仕入れ元も違うでしょうし、同じ店でもタイミングによっては違うところから仕入れることもあります。

そうなると生産方法もさまざまです。中には矮化剤を使っている生産者もあるでしょう。 また商品の回転の早い店だととてもいい植物が入ることも多いですし、寂れたような店では植物が弱っていることもあります。

従って100円ショップにあるものが全部、生長が遅いということもないでしょうね。カピバラさんがその時購入したものが生長が遅い、というだけのことではないかと私は思います。

> 実は一度だけ１００均のパキラを日焼け(全部の葉っぱ)してしまったからでしょうか？

全部の葉を日焼けさせてしまうと、当然ですが生育は一時ストップします。また日焼けしやすいということは、日光の当たらない環境に置かれていた日数が長かった可能性もあります。そのような植物は、適切な環境に持ってきても、旺盛な生長を開始するまでに時間が掛かります。

ガジュマルの方は日焼けさせていないということですね。パキラと同じような環境にあったのかもしれませんし、あるいは冒頭に書いたように矮化剤が使用されているのかもしれません。

またもともとの用土の違いとか、用土の中に肥料が入っているか入っていないかの違いかもしれません。もうひとつ、パキラもガジュマルも実生苗の場合は生育に個体差がある場合もあります。

要するに生育速度が異なる理由はいくつも考えられる、というわけです。

矮化剤が使われている場合は、効き目が切れるまで待たなければなりません。生育が遅い以外に問題がないのなら、長い目で観察するのがいいと思いますよ。

ふらさんの言うとおりパキラはまったく日光の当たらない場所にあり、そと１時ごろ出して夕方部屋の中にいれようとおもったら、葉が茶色になって日焼けしていました。インターネットで見てみたら葉はとってくださいとかいてあるのでとりました(すべて)

あとひとつ疑問があります。矮化剤とはなんですか？

おしえてくださいよろしくおねがいします。

いちろうさんありがとうごさいました。100均よりもホームセンターのほうがよいということですね。

長い記事ありがとうございました！ニセモノのガジュマルなんかあるなんておどろきました！ニセモノか本物か見分けはつかないのでしょうか？違いがありましたらおしえてください。あとニセモノは成長はあまりしないのでしょうか？
おしえてくださいおねがいします！

「矮化剤」で検索してみてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%AE%E5%8C%96%E5%89%A4

観葉植物にもよく使われていますね。昔は寸が詰まったようなやや不自然な姿になりましたが、最近では技術が進歩したのか、そうでもなくなったような気がします。

ふらさんいつもありがとうございます！

> インターネットで見てみたら葉はとってくださいとかいてあるのでとりました(すべて)

書き忘れましたが、完全に枯れた葉以外はなるべく取らない方がいいですね。丈夫な植物なのでまあ大丈夫でしょうが、これからのご参考まで。

ほとんどの葉が日焼けで茶色くなってしまったのですが、すこしだけしか日焼けしていないのがあったのでそれはとりませんでした。しかしその葉がいつしかしたらパラパラと取れてしまって・・・丸っパゲ状態になってしまったのですが今では２枚ぐらい葉っぱがあります。

しかしすごくちいさいです！どうしてでしょうか？だいたい５センチ(１組５枚で)です。どうしてでしょうか？

なるほど、自然に落葉してしっまったのですね。

> しかしすごくちいさいです！どうしてでしょうか？だいたい５センチ(１組５枚で)です。どうしてでしょうか？

小さい葉ではありますが、ミニ観葉ならそれくらいの大きさの葉を付けることもありますね。
葉数が増えて生育に勢いが付けば、大きな葉を出すようになると思います。
ほかに問題がなければ心配はいらないと思いますよ。
来年の夏に期待してはいかがでしょうか。

そうなんですか！いつもありがとうございます。 あとこれからもよろしくおねがいします

お返事遅れてすみません。にせもののニンジンガジュマルについてですが、継いだ部分があきらかに解るものもありますが、継いで数年育てたものに成ると、幹も太く育ってしまい、ほとんど区別は付かなくなるそうです。

見極めるなら、まだ小さい株のうちになるでしょうね。ただ、接ぎ木の場合普通のガジュマルの部分（元の穂木）から出てくる気根は、伸びてきて土に潜っても、いつまでも太らないでしょうから、見た目太った根があるニンジンガジュマルの大きな株でも、幹から何本も生えてきて、土に潜っている気根が一つも太っていないのであれば、ニセモノである可能性が高いと思います

普通は、購入時期や株の大きさが違うと、本物もニセモノも生育にはあまり違いが無い様に見えると思いますが、確実に種子から育てたものと、同じ大きさの接ぎ木株を一緒に同時に育てられるのであれば、長く育てていくうちに接ぎ木の方が生育が旺盛である可能性は高いですね。

そうなんですか！これからどんどん成長していくので本物かニセモノか、ちゃんと区別がつくようになってほしいです。ありがとうございました！

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