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スミレ|育て方 Q&A

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パンダスミレの株分け

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パンダスミレの株分け

スミレ

パンダスミレの株分け 投稿者:アジアンタム 投稿日:2010/12/05(Sun) 12:24

パンダスミレはとても丈夫なのでザクザクやってしまってもいいそうですが 時期は何時ごろが良いのでしょうか。12月に行えばどうなってしまうでしょうか?

Re: パンダスミレの株分け 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2010/12/06(Mon) 18:20

まず、パンダスミレというのは、あくまでも通称で販売者が勝手につけたものですから、正式名ではありません。他の種類のスミレのビオラ・ソロリアの一部品種も、パンダスミレと呼ばれていて、見かけも性質もかなり違いますので、できればまず画像検索し、その画像のサイトでお持ちのものの学名をお確かめ下さい。

よく売られている葉が、小さめで蔓性のものが、和名がタスミレとかタスマニアスミレと呼ばれるビオラ・バンクシー(近年学名が変わった様です。

旧学名ビオラ・ヘデラセア)です。これは常緑性で(休眠しない)元々耐寒性が低く、冬に植え替えるとダメージで調子を崩して枯れる恐れがあるので、春や秋の葉が充分茂って根が傷ついても、すぐ再生できる時期に、植え替えるのが向き、あまり細かくは株分け出来ないので一株をおおまかに、2〜3株くらいに分けた方が安全です。

小さい株で維持するよりも大株に育てて、ハンキングや背の高いプランターに植えて、縁から溢れさせ垂れ下がらせる方が、見ごたえがありますから、わざわざ株分けせずとも、蔓を何本か外側の方に誘導し、隣に置いた別の鉢の土にUピンなどで、固定するだけで、茎の節から根が出るので、しばらくしたら蔓を切れば、簡単に苗が作れますので、株を多く殖やしたいのなら、こちらの方が向いています。

耐寒性が弱いので、冬は室内に入れておいた方が安心ですが、乾燥に弱いのと室内では、ハダニが付きやすくソウカ病に成る事があるのでご注意ください。

ビオラ・バンクシーの日本に最初に持ち込まれ普及したのが、たまたま不稔性の系統だったため、大抵のは種子が付きません。でも、スミレの愛好家などの一部の人が所有している別経由で、日本に持ち込まれた普通種は、普通に花からの種子が採れ、2色咲きの他に薄紫色一色の花が咲く品種もあります

もう一つのパンダスミレは、日本で昔はドイツスミレ、現在はアメリカスミレサイシンと呼ばれるビオラ・ソロリアの‘プリケアナ’や‘アリス・ウィタ−’という品種の事です。

昔の園芸通販では、パンダスミレと言えばこちらの方でした。これは、株が育つと付け根がワサビの様にゴツゴツして、地面の上をのたくります。

数年経った株なら株分けが一応出来るのですが、のたくっている茎の真下(土に接してる所)から根が、沢山伸びていないと、根が少なくてうまく根付かない事があり、茎の分かれ方を良く見極めてから、茎を切り離さないとなりません。

冬は休眠期なので、株分けが行えますが、分け方が不味いと根付きませんので、株分けよりも種子から殖やすのが、簡単で手間もかかりません。

耐寒性も強くきわめて丈夫なので、種子が何処にでも爆ぜて飛んで行き思いもかけない所に生えてきます。花が綺麗なものが多く、何色もの品種がありますが、実をマメに摘み取らないと殖えて殖えて困るほどで、実際原種の‘パピリオナケア’以外にも‘プリケアナ’まで逸脱・野生化してきて問題になっています

Re^2: パンダスミレの株分け 投稿者:アジアンタム 投稿日:2010/12/08(Wed) 09:46

詳しい回答有難うございます。私のは前者のようです。蔓を誘導させた方が良さそうな気がします。元の株は根詰まりしてもう既に苦しそうです。

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