ポンポンデージー|育て方 Q&A
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冬場のポンポンデージーの今後の育て方育て方 Q&A
冬場のポンポンデージーの今後の育て方
冬場のポンポンデージーの今後の育て方 投稿者:あいむ 投稿日:2012/01/23(Mon) 12:24北東北の雪国に住んでいます。10月にポンポンデージの苗を購入しました。
こちらはとても寒いので、咲いていた花(1つのみ)は11月中旬くらいに枯れてしまいました。
その後の管理はラックにビニールをかけただけの簡易温室内に置いています。(外に置いています)
こちらはここ数日は暖かくなっていますが、先日まで雪が凄く最低気温も−5度、最高でも−1度などでした。
鉢が凍る事もあります。
この寒さの中、葉が全部ではありませんが萎れてしまいました。
このまま春になってまた花を咲かせるのか不安です。
今後どのような管理をしたら良いでしょうか?
暖房の入っていない、室内に入れたほうが安心でしょうか?
その場合、気温は10度前後ですが日当たりが更に悪いです。
Re: 冬場のポンポンデージーの今後の育て方 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2012/01/23(Mon) 21:27
ポンポンデージーは日本ではヒナギクと呼ばれている物の流通名ですね。
基本的には北方性の植物で宿根性が強く、北海道ではこぼれ種子でいくらでも殖える為、本来なら北東北でも屋外で楽に越冬できる物です。
地元で購入の物でしたら10月に購入後すぐに屋外に植えればすぐ休眠に入り越冬可能だったと思います。こちら北海道でも北方性の植物なら晩秋に植え付けても楽に越冬しますから。
鉢植えにして簡易温室内に入れ続けていたことによって休眠する事ができず越冬が出来なくなってしまったのだと思います。
北方性の植物で今時期花まで付いていて、しかも温室管理していた物というのは、北方性の植物だとしてもこれから厳しくなる屋外でも、暖かすぎる室内でも管理が難しいんですね・・・。
まずは屋外から玄関内に移して数日置いたら、今度は廊下など無加温の所に数日、次は室内に置くと言う様に徐々に寒さから遠ざけると良いのですが、最終的な場所は室温は低いけど日当たりが悪いとのこと・・・。
廊下などで日当たりの良い場所もないでしょうか?あれば、その場所に置いて夜はビニールなど被せて保温し春まで置くと良いのですが・・・。
室内の暖かい場所だと元々は屋外で育つ種類なので徒長したり生育に支障が出てくるかもしれず、そうなると春まで生き残れるかはわかりませんね・・・。
やはり、日当たりの良い廊下や人の出入りが無い無加温の日当たりの良い部屋などなければ、室内でも日当たりの悪い場所に置くしかないと思います。
室温は10度前後で大丈夫かと思いますが葉が徒長したり花が綺麗に咲かなかったりはあるかもしれませんが、でも寒い場所だと生育が遅くなってくれる場合もありますので、すっかり暖かい部屋に置くよりはまだマシかと思います。
北方性の植物なので、しかたなく暖かくて日当たりの良い場所に置いても暑さに耐えられず不調になったり、乾燥でハダニなどつけばすぐに病気になってしまいます。
はっきり言って、今回の場合は北国では不適切な管理をなさっていたわけで生き残るのは難しいかもしれません・・・。
同じものをまた買うなら次回はできるだけ春に購入し、開花時期は鉢植えで楽しんで花後はすぐに地面に植えるか庭などがなければもっと大きな鉢に植え、そのまま水やり以外基本放置で置いておけば晩秋日が短くなると休眠状態に入ってくれます。
そうなれば雑草の様に逞しく殖えてくれるはずです(鉢植えの場合は翌春には株分けすること)
もし、地元以外からの購入(通販・インターネットでの購入など)であれば、これからは植物の晩秋〜早春購入にはお気を付け下さいね。
北国ではどうしても寒さがネックになってしまうため、地元で生産されている物以外では発送時の寒さ(運送業者の集荷場所や車の荷台は無加温の場合が多い)で傷んで届きがちなうえに、温室育ちのすでに芽が出ているものを扱う事が多いので酷いと花が咲いてる株が凍って届く事さえあるんです。
うちでは3月中旬に届いたプリムラがカチコチに凍ってましたが、置き場所を数日ずつ変え徐々に温度を上げていったら元に戻ってほっとしました。
北国では秋に植物苗を買っても観賞時期が極端に短いので、欲しくても本来は春咲きの植物なら(ヒナギクやパンジー、プリムラなどは本来春咲き)買うのは春まで待つ(丈夫で長く楽しめます)。
通販など運送業者を介しての利用は送って貰えるのが4月くらいに出来るかどうか問い合わせてから購入、開花株ならゴールデンウィークくらいまで待つのが良いと感じます。
Re^2: 冬場のポンポンデージーの今後の育て方 投稿者:あいむ 投稿日:2012/01/24(Tue) 09:12
ばんざいうさぎ様へ
とても丁寧なアドバイスをありがとうございました。アドバイス通り、少しづつ移動させて様子をみたいと思います。
10度の無加温の部屋なのですが、窓際でしたら日当たりは少しは確保できるかと思います。
でもこちらは日照時間が極端に少ないので、窓際でもあまり期待できません。
でも薄暗い場所よりは良いですよね。
実は園芸は去年くらいから始めたのでまったくの初心者です。ネットで調べても、あまり寒冷地での記事が少なく良くわかっていませんでした。
でも今回のばんざいうさぎさんのアドバイスはとても参考になりました。
今後、こちらでの冬越しなどかなり難しいと思いますがなるべく春先に購入などするようにしたいです。
こうなると種から育てるのは無理そうですね。
夏はそれなりに暑いので、やってみたかったのですが残念です。
本当にありがとうございました。
Re^3: 冬場のポンポンデージーの今後の育て方 投稿者:ふら 投稿日:2012/01/24(Tue) 15:01
別の角度から。
もともとは寒さに強い植物なので、温室育ちといえども慣らせば屋外に置けることでしょう。
10月購入で屋外に置いていたということなので、そこそこ寒さに慣れているのではないでしょうか。
「簡易温室」と言ってもヒーターなどは使用していませんよね。
小さな容積なら外気温とそれほど大きな違いはないでしょう。
寒さで多少葉が枯れることはあっても、−5℃くらいの気温なら全体が枯れてしまうことはないような気がしますね。
半面、室内に置くと日照不足でかなり衰弱してしまうのではないかと思います。
そこで面倒でなければ、昼は屋外に出し、夜は暖房のない室内に取り込むということで対処してみてはいかがでしょうか。
夜室内に入れなくても、上に屋根のある場所に移動するだけでも最低気温は少しかせげます。
あるいは逆に雪に埋もれさせてしまうと、暖かく冬を越すこともできるでしょう。
種から育てるのは簡単だと思いますよ。(発芽適温は18℃くらい)
Re^4: 冬場のポンポンデージーの今後の育て方 投稿者:あいむ 投稿日:2012/01/25(Wed) 09:40
ふらさん、ありがとうございます。
> 「簡易温室」と言ってもヒーターなどは使用していませんよね。
ヒーターは使っていません。確かにかなり簡単なものなので、雪や風を防げる程度で外気温との差はあまり無いかもしれません。
この中に一緒に入れてあるミニバラは休眠しているようです。
他にもナツシロギクなんかも置いているのですが、このポンポンデージーのみがたくさん葉が駄目になってしまったんです。
1番小さい苗だったのでやっぱり寒波に耐えられなかったのかもしれません。
今後は夜のみ、玄関内に移動させて様子をみたいと思います。
現在は玄関内の窓際に置いています。
まだ半分以上は葉が残っているので何とか生き延びて欲しいです。
少し安心しました。ありがとうございました。
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