蘭(ラン)の炭疽病|育て方 Q&A
※写真は胡蝶蘭
育て方 Q&A
蘭(ラン)の炭疽病 投稿者:ひろこ 投稿日:2012/07/11(Wed) 22:31パフィオ・ウェンシャンエンセを以前購入しましたが、丸い斑点があって炭疽病にかかっていたらしくベンレートをかけて病気の葉は切りました。 その後は隔離して玄関の外に置いていましたが、根に緑色の苔が生えてしまいました。
ベランダの遮光してある場所に戻そうかと思うのですが、この病気は蘭以外の植物にもうつりますでしょうか?
蘭は他にはミニ胡蝶蘭があるだけです。 パフィオを戻そうと思っている場所には、他に多肉植物とエアプランツとマンゴスチンが置いてあります。
今のところパフィオに新しい斑点とかは出ていませんが、またしばらくすると出てくるでしょうか。 ベンレートをかけてから1ヶ月半ぐらいたちます。よろしくお願いします。
Re: 蘭(ラン)の炭疽病 投稿者:pine 投稿日:2012/07/13(Fri) 00:07
お断りしておきますが,詳しく知っているわけではありません。 炭そ病菌は多犯性で,同じ菌が多くの植物につきますが,お尋ねの「うつるか?否か?」は明確には答えられないでしょうね。
Glomerella acutata(炭疽病菌)
病害の葉などから原因菌を分離してもらったときにも,二次感染した炭そ病菌は良く出てきます。炭そ病菌はそこら中にごろごろしているのです。
極端に菌密度の高い植物を持ち込んでいっしょにすれば別ですが,そうでなければ「出るときは出る 出ないときは出ない」でしょう。 それでも心配なら,戻さない事だと思います。
Re^2: 蘭(ラン)の炭疽病 投稿者:ひろこ 投稿日:2012/07/13(Fri) 12:34
いつもお世話になっております。うつる可能性はあるということですね。誤解してまして、蘭の炭疽病は蘭にしか移らないのかもしれないと思っていました。今まで病気にかかった植物をうまく治せたためしがないので、やはり一緒にしないでおきます。どうも有り難うございました。
Re^3: 蘭(ラン)の炭疽病 投稿者:pine 投稿日:2012/07/14(Sat) 11:46
調べる時間がありませんので大まかな知識として
病原菌には,多くの種類の植物につく(を加害する)多犯性のものと,限られた植物につく単犯性のものがあります。そのため,例えばランに大発生しても,すぐ横のバラには何の影響もない場合もあります。根絶の難しい病原菌の場合,仮にランを作り続ければいつまでたっても病気はなくなりません。が,ランを一休みしてバラを作ればとりあえず発生はなくなり,長期には菌密度が下がってランを作れる様になったりします。
病害虫防除は,薬剤やテデトールだけが選択肢ではないのです。
なお,例えば,うどんこ病などでは菌のレース(系統)があり,うどんこ病自体は多犯性なのですが、
・カボチャにつくAレースはムギにはつかず
・ムギにつくBレースはマメにはつかない
こともあります。
ある植物に大発生したとしても,同じ病気にかかりやすい横の植物には発生しない場合もあります。あまり考えると訳がわからなくなりますが・・・
これらはあくまでも思いつく例ですので間違いもあるかもしれません。正しく知りたければ、検索してみて下さい。 以上,おせっかいながら。
Re^4: 蘭(ラン)の炭疽病 投稿者:ひろこ 投稿日:2012/07/14(Sat) 17:30
詳しくご説明頂き、ありがとうございます。炭疽病にもそういう系統があれば、一緒にしてもうつらない植物もあるかもしれないってことですね。
調べられるかわかりませんが、はっきりするまで今のところは隔離しました。冬に家に入れた時の置き場所に困るのでそれまでに調べてみたいと思います。
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